高知のタウン情報誌『ほっとこうち』が、
『500円ランチパスポート』なるものを発売した。
2011年10月24日までの半年間の期間中、
掲載されている77店の特定のメニューが、
な・・・なんと・・・!
ワンコイン・・・500円・・・!
で頂けるという、非常にお得なパスポートである。
だが、当初、
私はそれほどお得だとは思っていなかった。
<500円・・・!?
ククク・・・ククククク・・・!ぬるいなぁ・・・!
うどんなら・・・店で食べても500円もしない場合の方が多いぜ・・・?>
だから、ランチパスポートのことは、
正直、どうでも良いとさえ思っていた。
しかし・・・!
とある書店でパスポートの中身を、
一応確認してみて、唖然・・・!
<なんやこれ・・・!
1000円を超えるラーメンのセットとかまで500円・・・!>
暫し、混乱。
脳内、グチャグチャ。
<どうなっているどうなっているどうなっている・・・!
どうしてこんなことになっているんだ・・・ほっとこうち・・・!!>
<俺はうどんだけじゃない・・・!
ラーメンも結構好きなんだよ・・・!
で・・・なんか・・・ちゅちゅちゅ・・・!>
中華もあるし・・・!!
<俺はうどんとラーメンだけじゃない・・・!
中華も好きなんだよっ・・・!>
くっ・・・!
一球目・・・!
二球目・・・!
三球目・・・!
俺のストライクゾーンを・・・!
エグリ抜きやがるっ・・・!
圧倒的っ・・・!
価格破壊・・・!
錯乱、覚めた時には、
レジにてランチパスポートをしっかりと購入していた。
家に帰って、「パラパラ」とページを捲る。
いくつかの麺屋さんも掲載されている。
<ふむ・・・!
ふむっ・・・!ふむっ・・・!>
くまなく読み進めていた竜一。
瞬間、視線、止まる。
<やや・・・!ややややや・・・!
ここ・・・前から行きたかったんやぁ・・・!>
『地物創作料理 ひかるや』
ここに移転する前、高知市杉井流(こうちしすぎいる)にあった頃に、
一度だけ行ったことがある『ひかるや』
(当時は、『一両ひかる屋』という名だった)
元々、はりまや橋界隈に移転する以前から、
都会のうどん屋さんのようなオシャレな店で、
例えば、東京の原宿辺りにあっても驚きはしないような、
近代的な外観を持った店であった。
だけど、移転してからは、
<まぁ・・・中身は同じなんでしょ・・・!>
という思いが、どうしても拭い去れず、足が遠のいていた。
しかし、この期に及んでの500円パスポートである。
<通常・・・800円のひかるや定食が500円・・・!
何言ってんだ・・・!
こんなの・・・拒否出来るわけが・・・ねぇ・・・!>
興奮は沸点に達し、
いざ来た『ひかるや』
入店・・・!
「いらっしゃいませ・・・何名様ですか・・・!」
以前の店舗では、美人のお姉さんが迎えてくれたのだけど、
今回は、イケメンのお兄さんが迎えてくれた。
「2億5000万名です・・・!」
そんなジョークを飛ばそうかと思ったけれど、
飛ばした暁には、1000%スベりそうな雰囲気だったから自重した。
"新生・ひかるやは、
カウンター以外、全て個室"
案内されて、入った"部屋"。
圧巻。
焦げ茶色に光る壁。
床は畳。
おい・・・!
渡辺篤史を呼べ・・・!
「いやぁ・・・このインテリア・・・!
素晴らしいですねぇぇえええ・・・!」
ナント・・・国産小麦使用・・・!
開いた口が・・・!
小麦粉になりそう・・・!
「ぐへへへへへ・・・!
ほ・・・ほほほほほ・・・ほっとこうちのクーポンのやつで・・・!」
「はい・・・!
温かいのと・・・冷たいのがありますが・・・!」
ハキハキとそう言うお兄さん。
対する竜一、即座に返答。
「あ・・・あああああ・・・あああ・・・!
温かいので・・・!!!!」
『ひかるや定食』
(通常価格800円 → パスポート提示で500円。期間中4回利用可能)
かけうどんの他に・・・!
ちらし寿司・・・かき揚げ・・・小鉢・・・!
お茶っ・・・!
鎮座・・・!
小鉢には・・・イカを煮たものと・・・!
茹でたカリフラワー・・・!
ドゴーン・・・!!
柚子酢、程よく効いたちらし寿司。
香り高く、ド真ん中、駆け抜ける。
その酸味を口内に保ったまま、
精妙なるかけ出汁を「ゴクリ」と飲んで、ハァ・・・ハァ・・・!
興奮・・・!
興奮・・・!
竜一・・・!
興奮っ・・・!!
こうなったら・・・!
ランチパスの枠組みなんざ関係ねぇ・・・!
倍プッシュだっ・・・!
『生しょうゆうどん(2玉)』
↑ 移転前。
(2009年10月撮影)
↑ 移転後。
(2011年5月撮影)
酷似・・・!
変わらない麺線が、ここにある・・・。
いやぁぁあああ・・・!
これっ・・・!
いやぁぁあああ・・・!
これっ・・・!
感動的・・・光景・・・!
麺上に滴り落ちる・・・!
圧倒的っ・・・!
お醤油・・・!!
そのビジュアル、以前と似通うも、
麺を口に含んで噛み込んだ食感、やや異なる。
相変わらず、表面はシッカリ、ガッシリとした食感も、
深い部分での、グリッと押し返すような反発的感触が、
シコシコッと中心まで押し込む感触へと変化しているように感じた。
内装のみならず、食器や盛り付けにもセンス光る『ひかるや』
カウンター以外は、すべて完全な個室になっているから、
夜、お酒を飲みに来ても、ゆっくりと飲めそうである。
研ぎ澄んだ 個性が光る 柔らかに ひかるや光る キラキラ光る
◆ 地物創作料理 ひかるや(高知市はりまや町)
営業時間/11時~15時、17時~24時
定休日/無
営業形態/一般店
駐車場/無(北側にコインP有り)
(生しょうゆうどん450円、ぶっかけうどん400円など)
『地物創作料理ひかるや』の場所はココっ・・・!
お好きな呪文を唱えながら押して下さい。♪~(´ε` )