さすがは香川!うどん県……!
うどんの上に、生魚!
マグロの切り身がのった「うどん」を提供する店がある……!
うどんの前に、前菜。
高松自動車道『豊浜サービスエリア』にて購入した、香川の地鶏を使用しているというコロッケ『とっとコロッケ』を食べる竜一。
「おおっ!鶏の味がする!」
そのまま高速道をひた走り、たどり着いた香川県。
香川県高松市、手打うどん「三徳」。
(* 行ったのは、2016年3月です)
うどんの麺自体に力があり、評判の人気店だが、創作系のうどんメニューも多く提供されている『手打うどん 三徳』。
手打うどん「三徳」のメニュー。
▲ 入口の壁にメニューが貼られている。
うどん、それだけじゃない三徳。
うどんだけでなく、ラーメンもあり、そばもある。
(*メニューの一覧は『手打うどん三徳』の公式サイトをご参照ください)
『三徳』の暖簾をくぐる。すでに時刻は午後2時を回っている。しかも平日。「人気店といえど、さすがに空いているだろう」そう予想していたが、甘い。
店内は、なかなかの混雑!
人々が並ぶセルフレーンの最後尾に付ける。目当てのマグロがのったうどんは「山かけうどん」の系統。
しかし一口に「山かけ」と言っても、山かけの系統だけで何種類ものうどんがある、山かけ王『三徳』。
数種類の「山かけ」は、名称ではなく"番号"で注文するシステム。
緊張のあまり、若干ドモりながら注文する竜一。
「や、やや、山かけの8番で……!」
手打うどん「三徳」の店内は座敷あり。子連れでも行きやすい。
『三徳』は半セルフ方式。カウンター越しに注文したのち、座敷に腰を下ろしてしばらく待つ。
数分後に呼ばれて取りに行く。
手打うどん三徳の「肉ぶっかけ」。
まずは「肉ぶっかけ(小)」(580円)。
「小」という言葉の響きから、量が少なそうに思えるが、「小」と「大」2種で構成される『三徳』において「小」は、いわば「並」。決して少なくはない。
ドサッとのった、肉の攻撃力!
「ぶるんぶるんしてやがるっ……!」
1000円超えのハイパワーうどん「肉てんこ盛り 肉ぶっかけうどん」や「豚ぶっかけうどん』、さらには「鴨・ラー(うどん)」など、肉を使用したメニューが豊富にそろう『三徳』。
「肉ぶっかけ」においても、甘辛い肉の味付けが高次元!
肉がうどんを!うどんが肉を!互いに高め合って響き合う!
協奏曲のように……!
手打うどん三徳の「山かけ鉄火しょう油うどん」。
「肉みそうどん」と双璧をなす『三徳』の人気メニュー「山かけ鉄火しょう油うどん(小)」(670円)。通称「山かけの8番」。
「温」「冷」が選べるそれは「冷」を選択。
何切れものったマグロの切り身。その上に山芋とろろがかかる。
棍棒のような「ちく天」をのせると広がる……!
未曾有の絶景っ!
「要するに、山かけ鉄火丼のご飯が"うどん"になったパティーン!うどんに刺身が合うのかといった見方もあるだろうが、山芋と醤油がうどんとマグロの親交…絆を取り持っている……!」
多くのうどん通を惹き付ける、麺もかなりの力強さ。
シッカリとした弾力で、噛む力を跳ね返してくる!
いま俺の心に、鉄の炎が着火した……!
『山かけ鉄火しょう油うどん』は、『三徳』の大将が元々マグロ関係の仕事をされていたことから生まれたメニューというだけあり……
マグロがうまい!
そしてもちろん、うどんも高次元。
「マグロ、うどん、両者ともに圧倒的食感。上質の古民家みたいなハリがある……」
空前絶後の「生魚」がのったうどん。
うどんに生魚、合う!
手打うどん「三徳」の所在地、営業時間、定休日、駐車場。
所在地/香川県高松市林町390-1(地図)
営業時間/11:00~16:00(L.O.15:45)
定休日/木曜日(祝日の場合は営業、翌日休み)
営業形態/半セルフ
駐車場/有
1人行きやすさ/◎ 1人で来られているかたもたくさんいた
子連れ行きやすさ/◎ 座敷に4テーブルあり