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手打ちうどん とがの藤家 本域の章 エピソード3/本生醤油うどん

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とがの藤家での待ち時間は、本当に短く感じる。

『藤家ノート』を読んだり、店内の和の空気感に浸ってみたり、
窓から見える外の田んぼの状況を確認したりしていると、すこぶる一瞬。

手打ちうどん とがの藤家 生しょうゆ・冷(大盛) & かき揚げ & ちく天

『生しょうゆ・冷(大盛) & かき揚げ & ちく天』

注文した『生しょうゆ・冷』は、特盛。
しかし、実際に来たのは、大盛。

だが・・・この時・・・!
竜一・・・気付かない・・・!

<前回より麺量が少なくなった気がするが・・・気のせいか・・・!
いや・・・トッピングが乗っていないからそう見えるだけ・・・!
その可能性も無いわけじゃない・・・!>

ま・・・まぁおそらく・・・!
胃の容量的な問題は・・・この巨大かき揚げが解決してくれるだろう・・・!

手打ちうどん とがの藤家 生しょうゆ・冷(大盛)

あぁっ・・・!
それにしても美しいっ・・・!

ネギ・・・ゴマ・・・生姜・・・!
それだけなのに・・・!

それだけしか乗っていないのに・・・!

見てくれ・・・!

手打ちうどん とがの藤家 生しょうゆ・冷(大盛) アップ

圧倒的・・・!
世界観っ・・・!

"水で締めた麺に直接・・・生醤油をかけて食べるこのスタイル・・・!
恐ろしくシンプルな食べ方であるが故に・・・麺の能力の有る無しがモロに出る・・・!"

云わば・・・裸単騎っ・・・!!!!

<よくよく考えてみると・・・俺はココで釜揚げパスタやザブザブ・・・!
どちらかと言えば・・・変り種のうどんをオーダーしてきた・・・!
突き詰めれば・・・とがの藤家の真底を体感してはいなかったというわけだ・・・!>

クク・・・ククククク・・・!
だが今回・・・!

飛び込んできたぜ・・・!
火の玉ストレート・・・!

手打ちうどん とがの藤家 生しょうゆ・冷(大盛) 醤油!ポトッ!

いけっ・・・醤油っ・・・!
アルデンテの彼方までっ・・・!

手打ちうどん とがの藤家 生しょうゆ・冷(大盛) 麺アップ

コイツは凄かった・・・!

<固すぎず・・・柔らかすぎず・・・!
噛んだら"フォンッ"て・・・!跳ね返してきやがるっ・・・!>

釜揚げ麺の釜揚げパスタとは・・・まったく異なる麺食感・・・!
ザブザブとも違う・・・!かけ出汁に浸かっている状態ともまた違う・・・!

同じ麺かっ・・・!
これは本当に同じ麺かっ・・・!

食べ方によって異なる多彩な表情・・・!

たまたまこうなってしまっている風じゃなくて・・・!
すべてが計算の範囲内といった感じ・・・!

つまり・・・変幻自在・・・!

すべて・・・すべてが・・・とがの藤家の手の内にあって・・・!
麺の表情を完全にコントロールし切ってんだ・・・!

もはや・・・とがの藤家は・・・!
マスター・アル=デン・テ・・・!

底が見えねぇ・・・!

とがの藤家の実力・・・!
その底が見えねぇっ・・・!

しかもこの麺・・・!

喉越しが恐ろしいっ・・・!

麺を口に含む。
噛もうとする。

「モグモグモグ」の、
一番最初の「モ」の辺り。

「あれ・・・!俺噛んだかなぁ・・・!
いや・・・噛んでへんと思うけど・・・えぇと・・・いつの間にか噛んだのかなぁ・・・!」

なんて言うてるあいだに・・・!

自動やっ・・・!

飲み込もうとなんてしてへんでっ・・・!
俺は断じて飲み込もうとなんてしてへんでっ・・・!

せやのに・・・自動やっ・・・!

麺が自動でツルンツルンツルンツルンッ・・・!
喉の奥に吸い込まれて行きはるんやっ・・・!

自分が「全自動うどん食べ食べ機」になった感じよ・・・ホンマっ・・・!

"いいか・・・!
コイツはタダの生醤油うどんなんかじゃねぇ・・・!
『本』が付いていやがるんだ・・・!!"

「本・・・?」

あぁ・・・!
「本生」と書いて「ほんき」と読むのさ・・・!

坊や・・・!
覚えておくといいよ・・・!

これが・・・!
とがの藤家の渾身作・・・!

本生醤油うどんっ・・・!

手打ちうどん とがの藤家 生しょうゆ・温(中盛)

『生しょうゆ・温(中盛)』

メニューには「冷」しか記載されていなかったため、
聞いてみると、「温」も出来るということだったから注文した。

<これまた冷とは麺の感じが・・・まったく違う・・・!
釜揚げパスタの感じによく似ていて・・・モチモチ感が凄い・・・!
釜揚げ麺なのかな・・・!>

手打ちうどん とがの藤家 生しょうゆ・冷(大盛) かき揚げ 切れてるー!

ありゃ・・・!
このかき揚げ・・・切れとるがなっ・・・!

<たしか・・・前回までは切れていなかった・・・!
だからいつも箸を折らないように細心の注意を払いながら食べる・・・!
それがある種・・・定石だったんだが・・・!消し飛んだ・・・!>

これで箸を折る危険は消し飛んだっ・・・!

こりゃあ・・・イイ・・・!
巨大かき揚げが・・・随分と食べ易くなったぜっ・・・!

手打ちうどん とがの藤家 藤家ノート

藤家ノートに記載して帰る。

<ノートのページ・・・全部埋まってる・・・!
仕方が無い・・・!裏表紙に書くか・・・!>

俺は何としてでも書いて帰るからなっ・・・!

<お会計の時・・・おつりを貰ったりなんかする時・・・!
美人の店員さんと手と手が触れ合っちゃったりしたら・・・どうしよう・・・!>

なんて、かなり気持ち悪い妄想をしていた竜一だったが、

お会計は大将が直々にやってくれた・・・。

そこで支払った金額が、
やけに安かったことで、初めて気が付いた。

<あれは大盛だったか・・・!
どうりで特盛にしちゃあ余裕だと思ったわけだ・・・!>

しかし、そのおかげで、
いつもみたいに朦朧とする意識の中で、
虚ろな目付きをして店を出る必要は無く、元気に店を後にした。

手打ちうどん とがの藤家

◆ 手打ちうどん とがの藤家(高岡郡佐川町)
営業時間/11時~17時(麺切れまで)
定休日/火曜日
営業形態/一般店
駐車場/その辺

(生しょうゆ450円、ザブザブ550円、タイカレー700円、釜あげパスタ700円、やさい天うどん550円、
中盛50円増、大盛100円増、特盛200円増など)
『手打ちうどんとがの藤家』の場所はココ!

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竜一

1982年生まれ。高知で生姜農家をしています。うどんをかぶって寝たいほどうどんが好き。ラーメンとカフェも好き。農業家/ブロガー/農業界のうどん野郎/農業は生姜一本で稼いでます。

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