手打ちうどん まるしん 冷山肉しょうゆ(特盛)

2012.06.15

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手打ちうどん まるしん 冷山肉しょうゆ(特盛)

2012.06.15

手打ちうどん まるしん

4月のある日。
私は、今や高知でも指折りの人気店となった、香美市の「まるしん」にいた。

平日でも、昼時には容赦なく出来る行列。
それを避けるために、11時過ぎに入店。

すでに店内には数名の先客がいたが、難なく座れた。

けれども、うどんを注文して待っているあいだに、
次から次へと客が来て、アッと言う間に満席。
外で空席を待つ客も出始める状況。さすがである。

注文したうどんは、かなり奮発した一杯だった。

人の心というのは面白いもので、同じ私という人間でも、
「シンプルなうどんが食べたい」と思うときもあれば、
「たくさん具が乗ったうどん」を食べたくなるときもある。

今回は、後者。

ガッツリ逝きたい。

手打ちうどんまるしん 冷山肉しょうゆ(特盛)

『冷山肉しょうゆ(特盛)』
(冷山 = ひややま)

前はいなかったが、最近いる店のおばちゃんが運んできたそれは、
「冷山肉しょうゆ」という、「しょうゆうどん」の上に「肉」と「山芋とろろ」が乗った一杯。

「冷山」の「山」は、当然、"山芋とろろ"の「山」だろうけれど、
ドンブリの上端からハミ出るほど盛られた具を見ると、
まさに「冷たい山」・・・"マウンテン"のほうの「山」みたいな様相でもある。

手打ちうどんまるしん 冷山肉しょうゆ(特盛) アップ

麺上は覆い尽くされている。
上空から麺を確認することはできない。

欲望に任せて肉の側から、
肉ごと麺を取り出して登ろうとするも、ダメだ。

麺が重い。

3玉分の麺が絡み合って、
さらにその上に重量級の肉が漬物石みたいに乗っているので、
取れない、取り出せない、取り出せるわけがない!

無理をすると、箸が折れる。

そこで一旦冷静になって、
山芋側から登ることにした。

実際の山を登るときと同じだ。
登るルートによって、同じ山でも難易度が異なる。

「冷山肉しょうゆ」を登るには、
肉の側からでは難易度が高すぎる。

それに満席の店内に、
「グシャ!」と箸がヘシ折れた音を響かせるのは、
いささか恥ずかしいではないか。

肉の側からの登頂は諦めて、
山芋の側に、箸という名の"トレッキングポール"を突きたてる。

しかし、それでも重い。
必死で麺を取り出しながら思った。

この麺の重さは、まるしんの魂の重さなのだ、と。

私は大げさな人である。

それにしても山芋と塩気のある肉は、
まるしんのツルツルとした麺によく合う。

定期的に生姜を投入して、醤油がかかっていない場所に、醤油をかけ増して、
「ガブリガブリ」と掻き込むようにして、食べ進む。

最後、0.3玉分ほどのところで、
さすがに腹が苦しくなり始めたので、
柚子酢をかけて、味に変化を加えるという技を用いて、完食。

以前の私は、味が変わるだの、香りも変わるだの、
食感も変わる気がするだのなんだの御託を抜かして、
うどんに柑橘類をかけるのを非常に嫌っていたが、

最近は、途中からかけたりすることで、
うどんの変化を楽しめる、ということに、ようやく気が付き始めたし、
少し余裕を持って、うどんを食べられるようになってきた。

思えば、若い頃は、
うどんを食べていても、前のめりで、
鼻からうどんをすすり込む勢いだった。

もちろん今は大人になったから、前のめりではなく、
後ろに、ふんぞり返るようにして、うどんを食べているけれど・・・。

食べ終えて、「ギィーギィー」鳴る戸を開けて外に出ると、
春らしい、あたたかいような冷たいような、何とも言い難い風が、
そよそよそよそよそよそよそよそよと吹いていた。

手打ちうどん まるしん

◆ 手打ちうどん まるしん
(高知県香美市土佐山田町楠目339)
営業時間/11時~18時
定休日/月曜日
営業形態/一般店
駐車場/8台

冷山肉しょうゆ750円、肉ぶっかけ680円、ひやかけ380円、かきあげぶっかけ500円、スペシャルぶっかけ650円、
しょうゆ380円、温玉ぶっかけ480円、揚げ餅100円、中盛50円増、大盛100円増、特盛200円増など)
『手打ちうどんまるしん』の場所はココっ・・・!

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