ダレヤスケ[ゴハン&オサケ] ケムリ

2012.10.14

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ダレヤスケ[ゴハン&オサケ] ケムリ

2012.10.14

「ケムリさんに行ったことがない・・・?
そりゃあ人生の9割損してるよ・・・!」

私は笑ってそう言いながら、
またあの空気に身を委ねたいと思っていた。
(初めて訪ねたときの記事はココっ・・・!)

ダレヤスケ[ゴハン&オサケ] ケムリ 

『ダレヤスケ[ゴハン&オサケ] ケムリ』

ダレヤスケ ケムリ 飲まんとやれんきに!

「マスター・・・生を・・・!」

店に入って着席するや否や、
私は頂いたおしぼりで手を拭きながら、「生ビール」を注文した。

マスターがサーバーのコックを倒すと、
空のジョッキに黄金色した液体が、
砂浜に広がる波のようにスーッと落ちる。

「マスター・・・!
前に来た生姜農家ですけど・・・覚えてますか・・・!?」

私の問いに、マスターはニッコリと微笑んで「えぇえぇ」と頷いた。

<俺のこと覚えてくれてるみたいだ・・・!
やったぁ・・・!嬉しいっ・・・!>

それでは・・・ジョッキ片手に・・・。

イクばいっ・・・!

ダレヤスケ ケムリ 生ビール!

乾杯を・・・!
すればするほど・・・!

ダレヤスケ ケムリ 美丈夫 ポンカン
(画像=美丈夫・ポンカン)

酒が旨くなるっ・・・!

ダレヤスケ ケムリ マグロの・・・

お通し・・・!
マグロの・・・!なんだっけ・・・!

とにかく、マグロをカツオのタタキみたいに炙ったものである。

<なにこれすごい・・・!溶ける・・・!
噛まずとも・・・!至福の彼方へ溶けてゆくっ・・・!>

不覚にも料理名を忘れてしまったけれども、
甘く香ばしい匂いや、とろける食感、広がる旨味は鮮明に覚えている。

私はビールを一口ゴクリと飲んで、
眉間にシワを寄せると、頷きながら言い放った・・・!

「ワサビで酒が飲める・・・!」

ケムリさんのワサビは普通のワサビではなくて、
葉ワサビをどうにかしてあるらしいのだけれど、
これが旨い。本当にワサビだけでもいいと思えるぐらい、旨い!

<ただ辛いだけのワサビじゃない・・・!
食べれる・・・ワサビっ・・・!>

ダレヤスケ ケムリ タコ(あぶり)

『タコのあぶり』

これはお母さんにご馳走していただいて、前回も食べた一品。
美味しかったから、また注文。

<生の"タコの刺身"を注文するという手もあったが・・・あえての炙りっ・・・!
炙ることで・・・香りが引き立ち・・・タコの表面と内部の食感の差も大きくなる・・・!
吸盤部はコリコリして・・・中はプニプニ・・・この食感の対比・・・!これこそが・・・!>

圧倒的・・・!
タコデンテっ・・・!

ダレヤスケ ケムリ パスタ

『トマトとウィンナースパゲティ』

マスターの手により綺麗に盛られたスパゲティ。
それをフォークとスプーンを使って慎重に小皿に取る。

綺麗なものは、綺麗なまま食べなければならない。
カレーライスを混ぜまくってはいけない理論と同じである。

<タコデンテの次は・・・!
さぁさぁさぁ・・・!イキますぜ・・・!>

表面フンワリ・・・!
中ガッツリ・・・!

ダレヤスケ ケムリ 取り皿に入れたパスタ

圧倒的っ・・・!
アルデンテ・・・!

(決まった・・・!)

これを私と一緒に食べた知人は、それから一週間が経った今でも、
「またケムリさんで、あのスパゲティが食べたいっ・・・!」
と、2分に1回ぐらい、うわ言のように呟いているらしい。

"ケムリ・アルデンテ"の中毒性、おそるべし!

ダレヤスケ ケムリ 麦焼酎!ロック!

2杯目からは焼酎連打。
足つきのグラス。可愛い。

ダレヤスケ ケムリ 親鳥にんにく炒め

『親鳥にんにく炒め』

固い食感の親鳥は、焼酎に合う。

<ガシッ・・・ガシッ・・・!
噛めば噛むほど味が出る親鳥を・・・焼酎で流し込む・・・未曾有の贅沢っ・・・!

ありがたいっ・・・!
ありがたいっ・・・!

相変わらず、ゆったり穏やかに流れる"ケムリ時間"。
美味しい料理を食べながら、焼酎をあおり、マスターと談笑。

隣で座る知人の口から出る言葉は、
いつしか・・・「美味しい」「綺麗」「可愛い」「すごい・・・!」
4通りしかなくなっていた。

(二軒目・・・大波乱!"あの"お店編へ続く・・・!)
「Bar LAST CHANCE(ラストチャンス) 勝負賭け」

ダレヤスケ ケムリ

◆ ダレヤスケ[ゴハン&オサケ] ケムリ
(高知県高知市はりまや町1-7-13 福永ビル1F中)
営業時間/19時~翌3時(OS翌2時)
定休日/火曜日

「ケムリ」さんの場所はココ・・・!