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『家 → 道の駅・あぐり窪川』 ~ 『道の駅・四万十とおわ(台紙のハードル)』
~ 『道の駅・四万十とおわ(3枚のレシート)』 ~ 『道の駅・四万十とおわ(渇望の台紙)』
~ 『虹の森公園まつの → 森の三角ぼうし』 ~ 『道の駅・みなとオアシス・きさいや広場 → 道の駅みま』
『道の駅・あぐり窪川』にて、
"カレーパン"と"豚カラくん"を補給した私は、
スタンプラリーの台紙を手に入れるため、高知県西部の山の中を突き進んだ。
徐々に、空を灰色の雲が覆い始める中、
「あぐり窪川」から1時間ほどで到着。
『道の駅・四万十とおわ』
<四万十町十和・・・!
生まれて初めてこの地を踏んだ・・・!
とにかく台紙・・・!台紙を貰わなきゃ・・・!>
まず、おみやげ物などを販売する建物に入ってみた。
しかし、スタンプラリーの台紙らしきものは見当たらない。
<あれっ・・・無いっ・・・どこにも・・・無いっ・・・!
台紙・・・どこだよっ・・・!台紙が無きゃ・・・!
勝負を始めることさえもできないじゃないかっ・・・!>
背筋が寒くなった。
まさか!まだスタンプラリー・・・!
始まっていないのかぁぁぁッ・・・!
<俺は新聞を流し読みしている最中に・・・!
このラリーの記事を少し読んだだけ・・・!
開催期間なんて・・・!まったく覚えていない・・・!>
ここまで来て・・・!
無駄足・・・そんなの受け入れられるかっ・・・!
道の駅の建物の裏側には、
清流として名高い、四万十川が流れていた。
とりあえず・・・。
記念撮影っ・・・!
ついでに・・・。
ジョジョ立ちっ・・・!
<いやぁっ・・・楽しいっ・・・!
大自然に囲まれての羞恥プレイっ・・・!
最高っ・・・!感無量っ・・・!>
って・・・!
ちがぁーーーうッ・・・!
<台紙・・・!
スタンプラリーの台紙を探さなきゃ・・・!>
台紙がありそうな雰囲気の場所を、
くまなく探したけれど、やはりそれらしきものは見当たらない。
いよいよ「道の駅のスタッフの人に訊く」という、
ある意味での"禁じ手"を使おうかと検討していた矢先。
張り紙発見っ・・・!
<こ・・・こここ・・・これは・・・!
今回のスタンプラリーの概要を示す・・・光の紙っ・・・!>
だがっ・・・!
そこに書かれていた内容は、
衝撃的だった。
"道の駅「四万十とおわ」の市場、食堂、ファストフード
を全て利用すると、ガラポン抽選会に参加&ステップ2の台紙をお渡しします!"
<道の駅「四万十とおわ」の市場っ・・・!
食堂っ・・・ファストフードを全て利用っ・・・!>
それでやっと台紙が貰えるのか・・・!
台紙獲得のハードル・・・!
思いのほか高いっ・・・!
<"ご自由にお取りください"と書かれて・・・!
その辺に台紙がソッと置かれている光景を想像していたんだが・・・!>
甘かった・・・!
俺は甘納豆より甘かったぞ・・・!
四万十川ぁぁぁーーーッ・・・!
このラリィィィ・・・!
スタート地点に立つことさえ、容易じゃないっ・・・!
目の前に立ちはだかる壁。
心に、迷い、生じた。
<どうしよう・・・!
3つの施設すべてを利用して・・・ラリーへの参加権を得るか・・・!
あるいは・・・!参戦を取りやめるか・・・!>
ここまで来てやめられるか、という気持ちと、
そこまでして参戦するか、という気持ちが交錯する。
駐車場に停めた車の中で、
散々、迷った。悩んだ。
<どうする・・・!
どうするっ・・・!>
かなり悩んだ。
<どうする・・・!
どうするっ・・・どうするよぉぉぉッ・・・!>
ひとしきり考えて、決心。
「やるっ・・・!
俺っ・・・やるっ・・・!」
<俺とてヘタレだが・・・さすがにこれはもう・・・!
"道の駅・四万十とおわ"の本陣まで漕ぎ着けて・・・!
ハードルの高さにビビッて退散するわけにはいかないっ・・・!>
ここで乗らなきゃ・・・!
わけのわからない1日が過ぎてゆくだけっ・・・!
そんなんじゃ・・・なんにも楽しめないっ・・・!
乗った・・・!
この勝負っ・・・乗ったァァァっ・・・!
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