【閉店】東西!本手打! 食べ歩きの旅! 西編 佐川町「とがの藤家」

2013.01.12

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【閉店】東西!本手打! 食べ歩きの旅! 西編 佐川町「とがの藤家」

2013.01.12

『東編を読む』 『番外編を読む』


高知県東西の手打ちうどんを食べ歩こう!
という今回の旅。

一瞬の隙を突かれて、おでんまで食べ歩いてしまい、
さらに!出来心で四万十川源流点まで目指してしまった。

そんな旅も、いよいよ
クライマックス・・・!

農民を迎え撃つ!
西の本手打ち・・・!

手打ちうどん とがの藤家

決戦!
とがの藤家・・・!

もう"夕方"と言ってもいい時間に到着。

店の前に車を停めて、
中に入ろうとしていると、
裏口から美女が出てきた。

アルバイトの店員さんが仕事を終えて出てきたのだと、
すぐさま気が付いた私は言った、心の中で。

<お疲れ様です・・・!>

とがの藤家 お茶!

店の中には大将1人。

私は1階の座敷へ上がった。

すると、大将がヤカンを持ってきて、

大将自ら、
グラスにお茶を
注いでくれる。

<いやいやいや・・・!
すいません!すいません!すいません!
申し訳ないです!こんな馬鹿に!お茶を・・・!>

なんて思いながら、

圧倒的・・・!
恐縮っ・・・!

いつも美人店員さんにお茶を淹れてもらって、
ニヤニヤしている私もさすがに!

大緊張。

高知うどん界のカリスマである、
とがの藤家の大将にお茶を淹れてもらっている。

これ!すなわち!

野球でいえば、
王貞治にお茶を淹れてもらっているようなもの!

緊張のあまり、
震える手でグラスを持って、
お茶を一口。

<おおお・・・美味しい・・・!
さすが!大将が淹れただけあって・・・!>

お茶が・・・!
圧倒的アルデンテっ・・・!

ビビッていると気付かれないように、
平常心を装い、大将に注文を告げて、待つ。

横にあった本棚に
並べられた本の中に発見!

とがの藤家 タマキングの本

タマキングの本がある!

私も何冊か持っている、"タマキング"こと、
宮田珠己(みやたたまき)氏の本!

それが、とがの藤家に・・・!

<大将もタマキングの本・・・
読むのかな・・・それとも・・・
ただ誰かが持ってきて置いているだけ・・・?>

自分がよく読む作家!
それも結構マニアック(笑)な作家の本を!

もしかしたら、大将も読むのかも!

と思うと、さっきまでずっと
雲の上の存在だった、とがの藤家の大将に、
一気に勝手に親近感を覚えた。

そんな中!
登場・・・!

とがの藤家 釜玉 中盛

『釜玉(中盛)』

大将が持って来てくれたそれを見て、
私は思った。

<あれっ・・・これって・・・!
温かい醤油うどん・・・?
俺が頼んだの・・・釜玉やのに・・・!>

とがの藤家 釜玉 中盛 サイドビュー

だが・・・!
これが釜玉だった・・・!

とがの藤家 釜玉 中盛 卵!下入れ!

下から・・・!
出る!出る!卵ッッッ・・・!

<すごい!すごい!すごい・・・!
徳川埋蔵金ばりに!卵が埋蔵されていた・・・!>

感動・・・!
卵に出逢えた感動・・・!!

それを胸に・・・!
農民・・・!ただ・・・!
モグモグと!食べるのみ・・・!

<凄まじい麺の攻撃力っ・・・!
シコシコとモチモチを併せ持っている・・・!>

至福・・・!
幸せが喉を通過するっ・・・!

<ありがたいっ・・・!
ありがたいっ・・・嬉しいっ・・・!>

とがの藤家 醤油うどん(温) 中盛

さらに・・・!
『生しょうゆ・温(中盛)』・・・!

とがの藤家 ちく天

ちく天・・・!

麺線に宿りし"とがの藤家・魂"を体感して、
東西!本手打!食べ歩きの旅!

完!

手打ちうどん とがの藤家

◆ 手打ちうどん とがの藤家
(高知県高岡郡佐川町中組1325-1)
営業時間/11時~17時(麺切れまで)
定休日/火曜日
営業形態/一般店
駐車場/その辺

(肉つけ750円、生しょうゆ450円、ザブザブ550円、タイカレー700円、
釜あげパスタ700円、やさい天うどん550円、中盛50円増、大盛100円増、特盛200円増など)
『手打ちうどんとがの藤家』の場所はココ!

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