酔ってグデングデンになったある夜、
私は歩いていた。
ラーメンを食べるために、ひと気も無くなった、
深夜3時の高知市繁華街のグリーンロードの屋台街を・・・。
<くっ・・・もう開いている屋台も少ないぜ!
おぉ・・・昴・・・ココへ入ってみよう・・・!
ココ・・・入ったことないし・・・!>
『昴(すばる)』
テントを開けて中へ入る。
中には、攻撃力が高そうな若い2人の男性がいた。
「いらっしゃい!」
と攻撃力が高そうな若い2人が言う。
内心、ドキドキ。
<ヤヴァイ・・・!
怖そうな人が運営する屋台へ入っちまった・・・!
酔いも醒めますぜよぉぉぉッッ・・・!!>
とりあえずラーメンを注文したけれど、
すぐに何かをつまみたいと思って、「おでん」を頼んだ。
すると、すぐさま一見コワモテの大将が、
「はいよ!」と出してくる。
でかっ!
モグモグ食べる。
<出汁が染みてて美味しい・・・!
大きくて旨い・・・!旨くて大きい・・・!>
ニンマリしていたそのとき!
ラーメン登場!
『塩ラーメン』
「醤油ラーメン」や「味噌ラーメン」もあったけれど、
メニューの一番上に書かれているのは「塩ラーメン」だったので、
別になんでも良かった私は、「塩」を選んだのだった!
「ラーメンの写真を撮ってもいいですか?」
とコワモテの大将に断る。
「いいですよ!
あっ!それやったらちょっと待って!」
と言う大将。
<なにっ・・・!?
なにが起こるんだ・・・!?>
と、またドキドキしていると、
私の目の前に置かれたドンブリに、
モヤシやネギをドガッと盛って増量してくれる、大将。
しかも!明るいほうが良く撮れることを知ってか、
スポットライトのような照明まで点けてくれる・・・!
めっちゃいい人!
しかも!旨いっ!
ズルズル食べる!
ゴクゴク飲む!
さらに!農民!
調子に乗る!
「一緒に写真を撮ってもらっていいですか?
ボクがやってるブログに上げてもいいですか?」
と大将に訊くと、「いいよ!いいよ!」とOKをもらったので、
お店のもう一人の方に、大将とのツーショットを撮ってもらう。
それにしても、
竜一、酔っとんなー!
一見コワモテに思えた、
しかし、実はとても優しい大将と、
もう一人の男性が切り盛りされる屋台、昴!
また泥酔で行かなくちゃ。