『夜編を読む』
「夜編」でもお伝えした通り!
私の中で夜の「ひろめ市場」といえば、「ファミーユ」である!
その「ファミーユ」で呑んでいたある日のこと!
よく見かける、どう見ても常連の男性がうどんを食べていた!
私は驚愕した!
<ひろめ市場に、
うどんがあるのか・・・!>
"農業界のうどん野郎"の前で、
うどんを食べおおされる!という様相!
私は思った!
<オラもそのうどん、
食べてみたい・・・!>
だが私は、
"酒を飲みながらうどんを食べる"
ということが絶対にできない!
<酒は酒・・・!
うどんはうどん・・・!>
そこで・・・!
昼。
昼の"ひろめ市場"に、
ズカズカ分け入った!
<夜の"ひろめ"で酒を飲まないなんて無理・・・!
耐えられない・・・だが!昼なら話は別ッ・・・!>
ひろめ市場の中には、
たくさんのお店がある!
けれども、あらかじめ事前調査を重ねて、
うどんを販売するそのお店の場所は特定していたので、
慌てず!騒がず!迷わず!すんなり到着!
平日のお昼すぎだった!
お店の前には数名の列!
隊列に並ぶ。
ひろめ市場内の店舗の一つとはいえ、
相手はうどんを売るお店・・・!
私は、寸分たりとも手を抜かない。
<一瞬の隙を見せただけで・・・!
あるいはコチラが打って伸ばされる・・・!
そんなことは日常茶飯事ッ・・・!>
隊列に並びながら、
前のお客さんがどうしているか、
店員さんがどうしているか、バッチリ観察!
<ほぉ・・・なるほど・・・!
注文してその場でうどんを受け取る!
よくあるセルフうどん屋さんと同じ方式か!>
少し待ったのち!
ついに私の順番がやってきた!
意を決し!お店のオバチャンに注文!
「さぬきうどんと、釜玉うどん!」
メニュー名!さぬきうどん!
いわゆる、かけうどん!
圧倒的・・・!
200円・・・!
ラーメンもある!
だがラーメンは食べない・・・!
<うどんを2杯も食べるんだ・・・!
ラーメンは自重・・・自重せざるを得ない・・・!>
出来上がったうどんを受け取って、
閉店モードの「ファミーユ」の近くで食べる!
他にも空いている席はあったけれど・・・
ボクは・・・あっちゃんの香りを感じていたかったんだ・・・。
土曜、日曜は昼12時から開いているというファミーユも、
この日は平日だったので、閉まっていた!
考えてみれば、あっちゃんがいない
「ひろめ市場」を利用するのは初めて。
なんだかセンチメンタルな気分になっちゃう・・・。
『かまたまうどん』
<コイツが夢にまで見た、
ひろめのうどん・・・!>
炸裂する・・・!
ひろめアルデンテ・・・!
もちろん本格的な手打ちうどんではない。
本格的な手打ちうどんではないが!しかし・・・!
"夜とはまた違う、昼の「ひろめ市場」の
賑やかながらも穏やかな雰囲気の中で、うどんを食べる!"
というのがイイ!すごくイイ!
『さぬきうどん』
<ありがたいっ・・・!
ありがたいっ・・・!>
そして!
昼にも食べるぜ!
『"さきっちょ"の
チューリップ』!
目と鼻の先に「さきっちょ」があるという環境で
うどんを食べていたので、我慢できなかった!
我慢できるわけなどなかったのだ!
<うどんと一緒に
揚げたてのチューリップが食べれる!
これこそが"ひろめ市場"の醍醐味ッ・・・!>
このあと、
農民、血迷う。
(昼編・たっ!へ続く・・・!)
『昼編・たっ!を読む』