resort dining Se Relaxer (ス・ルラクセ)

2013.07.07

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resort dining Se Relaxer (ス・ルラクセ)

2013.07.07

階段を上って、傘を置き、扉を開ける。
<ちゃんと食事しにくるのは初めてだな・・・>
と僕は思った。前回きたのは「ブロガー・オフ会」のときだった。

ヘラヘラと笑いながら中へ入ると、カウンターの向こう側に、オーナーシェフの山本さんがいた。
ヘラヘラと笑いながら、カウンター席に腰を下ろす。
オフ会のあとも、飲み会で何度かお会いしてはいるけれど、なんだか恥ずかしい・・・。

我々は、1人の男と女として向き合ったこともなければ、1人のシェフと客として向き合ったこともないのだ。

何度かお会いしてはいても、お互いがお互いのことを、実はそれほど詳しく知ってはいない気がする。
だから、ここで我々のあいだで唐突に恋が始まってしまったとしても、それはなんら不思議なことではない―――。

スルラクセ16

『resort dining Se Relaxer(ス・ルラクセ)』

スルラクセ0

アルチューとして進化を続ける僕は、この頃はいつも最初から「ウィスキー」あるいは「ウォッカ」のロックでロケットスタートを切るけれど、今日は「ス・ルラクセ」だ。
酒はほどほどに・・・ちゃんと料理を食べようと心に決めて、まずは「生ビール」を注文した。

<いやぁ・・・なんかちょっと緊張するぜ・・・!>
僕の心はソワソワしていた。まるで思春期の恋する乙女のように。

少ししてから、お店のお姉さんが、グラスに注いだ生ビールを持ってきてくれる。生ビールはプレモルだ。
お姉さんはすごく丁寧な言葉を使いながら、テーブルの上にコースターを置き、その上に慎重にグラスを乗せた。

<ああぁぁぁっ・・・恐縮です・・・!>
僕は恐縮した。そして生ビールをチビリと飲んだ。<旨いっ・・・!>

スルラクセ2

そして山本さんが出してくれた"付きだし"に僕は驚く。瞳孔、開く。
<うぉぉぉっ・・・!付きだしに・・・あの"土佐あかうし"・・・!それに衣を付けて揚げたもの・・・!ピンチョス・・・!>

僕が今夜「ス・ルラクセ」にきた大きな理由の一つに「土佐あかうし」がある。僕は「土佐あかうし」が食べたくてここにきた。

<いきなり土佐あかうしが食べられるなんて・・・!>
マジか・・・!目の前の現実を疑うほど嬉しい。<あかうしーーーっっっ・・・!>

いままでに僕は「土佐あかうし」の赤身を食べたことがなかった。
僕は高知県人として、"幻の牛"と呼ばれる「土佐あかうし」を・・・せめて一度ぐらいはちゃんと食べてみたかった。

そんな中で、唐突に現れてくれた、土佐あかうし。

俺のテンション・・・!
圧倒的!急上昇・・・!

一口食べる。
<プリップリッしてるー!>
歯応えが、とにかくプリップリッ。

和牛界のプリンセスプリンセス・・・!

と僕は小さく呟いた。
そしてメニューを見ながら、食べたいものを一通り、注文した。

黄色い照明が天井から吊るされている。
飲みすぎたら制御不能になる僕の精神の手綱を引くように、僕は生ビールをゆっくりと体の中に流し込んだ。

スルラクセ3

流し込んでいると、『安芸水産のちりめんじゃことねぎのピザ』が、先陣を切って焼きあがった。

切り分けられた断片を、ひとつ手に取って食べる。

<おっ・・・!おっ・・・!>
生地がサクサク・・・!さらにモチモチ・・・!
それに!チリメンジャコ!ネギ!チーズの攻撃力・・・!

<美味しい・・・!>
と僕は思った。<これは・・・!>

ビールが進む・・・!
むしろ焼酎が欲しい・・・!

スルラクセ4

ピザには・・・焼酎だっ・・・!
(焼酎は、お店で久しぶりに見かけた"晴耕雨読"!)

と言いながら、僕はワインも飲む。

スルラクセ5

<刺激的・・・発泡・・・!>

やっぱりピザにはスパークリングワインだ!

酒だったら何でもいい!
という言葉が脳裏をよぎったけれど、僕はその言葉を瞬間的に打ち消した。

スルラクセ6

飲みすぎないように気を付けながら、ガブガブ飲んでいると、『夏野菜のトマトチーズ焼き』がきた。

<色・・・鮮やか・・・!>
見た目から攻撃力が高い。<圧倒的!鮮明・・・!>

スルラクセ7

僕は手に取ったフォークを、トマトチーズの泉へ刺す。
すると中から出てくる野菜たち。

<アスパラが入ってる・・・!>
1ヶ月ぐらい前から、ずっと密かに食べたかったアスパラ。歓喜。<オクラも入ってる!>

僕の好きな野菜がたくさん入っている。
嫌いな野菜・・・無いけれど・・・。

ズッキーニなども活躍するそれを食べているときに、"幻の牛"が現れた。

スルラクセ8

山本さんが、40分間休ませながら焼いてくれた牛。
『土佐あかうし もも 低温ロースト』

<はじめまして・・・!>
と僕は挨拶する。<キミが土佐あかうしなんだね・・・!>

今夜の主役の登場に、酒を飲む手が止まる。

<うわぁぁっっ・・・きたぁぁっっっ・・・!とある肉好きの方のブログを見たのがキッカケで、土佐あかうしを食べてみたいと思い始めてから数ヶ月・・・!どこに行けば土佐あかうしが食べられるのかを調べて・・・それが、ご存知!ルラクセ!で食べられる知ってから、さらに数ヶ月・・・!ついに・・・ついに・・・ありつける・・・!幻の牛にッッッ・・・!

スルラクセ9

ワサビと塩を付けて食べるのがオススメだと、山本さんが教えてくれる。
僕はその通りに、ワサビと塩を付けて口へ運ぶ。

<おいひぃ・・・>
噛むたびに肉が反応する。ジューシー、否、ジュースィィー。
噛めば噛むほど味が出る。飲み込む。肉はやわらかく喉を通過する。口の中に脂が残らない。残っているのは肉の旨味だけ・・・!

あかうしは黒毛の牛に比べて脂が少なくて、肉本来の味が楽しめる、というようなことを事前に聞いていたけれど、なるほど・・・たしかになぁ・・・と僕は納得した。

スルラクセ10

さらに・・・赤身を食べたら内臓もね!
という、ありがちなようで、あまりないかもしれない考え方で、『和牛ホルモントマト煮』

スルラクセ11

たぶんおそらく、きっとフランスパンだと思われるパンの上に乗せて食べる。
食感サクサクのパン、モチモチのホルモン。

スルラクセ12

<美味しい・・・それしか言えねぇ・・・!>

カウンターに座っているので、目の前の厨房で料理を拵えている山本さんやスタッフの方の姿が、そのまま見える。
洗練された無駄のない動き。真剣な表情の山本さん。飲み会でお見かけしたときとは目つきがまったく違う。

<カッコイイ・・・>
と僕は思った。<俺も山本さんみたいな料理人になりたい・・・!>

それから少し、山本さんと土佐あかうしの話をしたりしながら、くれぐれも飲みすぎないように注意しながら、焼酎をガブガブ飲む。

そろそろ酩酊への歯車が回り始めたかな・・・と感じていると、
「今日たまたま土佐あかうしのホルモンが入ったから!」
と言って、山本さんは僕の前に皿を置く。

スルラクセ13

<おおぉっ・・・!すごい・・・!>
皿の上には、焼いた、ハチノス、センマイ、小腸(たぶん!)。

土佐あかうしのホルモンは、数が少ないので、通常は他の黒毛の牛のホルモンと混ぜて出荷されたりするため、土佐あかうしのホルモンが欲しい場合には、わざわざ別に取っておいてもらう必要があり、大変に貴重なのだそうだ。

<めっちゃコリコリ・・・!>
ハチノスを噛み締めながら、僕は感謝。<ありがたいっ・・・!>

スルラクセ14

そのとき、ふと隣を見ると、特大の三角オニギリに、誰かの手が伸びていた。

<いったい誰がこんなに大きなオニギリを食べているのだろう・・・>
と僕は手の主を見る。<あっ!ハマダさん・・・!>

なんと!その手の主は、こんじるさんのブログでお馴染み!
ハマダーさん・・・!ハマダーさんだった!

<わーい!ハマダさんきてくれたー!>
(画像の特大オニギリを・・・ハマダさんは、2口ぐらいで食べていた!笑)

最後に・・・!

スルラクセ15

山本さんとハマダさんと・・・!
記念撮影して!ごちそうさまでした!

スルラクセ

◆ resort dining Se Relaxer (ス・ルラクセ)
(高知県高知市帯屋町2-1-34 Keiビル3F)
営業時間/18:00~24:00
定休日/月曜日(他、月2回不定休)

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