焼小籠包・水餃子 来来

投稿日:2014.06.18 更新日:

世界には、いろいろな麺がある。
もっともっと世界中の麺を食べてみたい。

2年前、高知大丸の中華街展にて、生地の塊を刃物で削った麺、「刀削麺(とうしょうめん)」なる中国の麺を食べたが、今回はこれまた変わった麺「手裂き麺」というものがあると聞いて、香南市野市町にやってきた。

『来来』

到着して驚いた。
なんとその店は、うどん依存症にはお馴染みの老舗うどん店「田吾作」のお隣さんだったのである!

人には誰しも「初体験の瞬間」というものがある。最初は何をやるにしても初めてだ。

車の運転にしても、はじめてのおつかいにしても。

「来来」に入るのも初めてということで、緊張する。
<バレンタインチョコを渡す直前の女子(小学生)みたいな気分だ……!>

あった!あった…!
手裂き麺……!

担々麺に、ラージャー麺に、ジャージャー麺など。一口に手裂き麺といっても、様々な食べ方があるようだ。

迷える……!
2年くらいは余裕でっ…!!

私は食べ物の好き嫌いがほとんどない反面、強烈に好きと言えるものが、うどんくらいしかない。

だから迷う。
嫌ななものがなくて、全部好きだからこそ迷う。

私の脳内で、私の思いが交錯する。

<俺は何を食べたいんだ……!>
<わからない……何でもいい……!>
<何でもいいじゃ…注文できないだろう…!>

そのとき結論出る。

迷ったら…オヌヌメだろっ…!
店のイチオシを食べるのが……!
間違いのない選択ってもんだろうっ…!!

オヌヌメは………!
大抵メニューの一番上にある…!!

そういう例外もよくある…アテにならない理論で………!

担々麺っ…!

そして店舗の看板にも記載されていて…これは間違いなく真のオヌヌメだと思われる……!

焼小籠包っ…!

<正直…4個で540円という価格には若干怯んだ…!当然さ…セルフ店なら…かけうどん3玉食べられる価格なんだから……!>

焼小籠包を前に、溢れるヨダレをゴクリと飲む。

<しかし小籠包の相場としてはおそらく妥当…それにせっかく来たんだ…この店この局面で焼小籠包は除外できない……!>

真っ昼間から………!
思いきって食べおおすっ……!

大豪遊の焼き小籠包っ…!!!

箸で先端をつまみ切る……!
瞬間……溢れ出る肉汁っ……!

いいや…………!
もはや…溢れ出しているのは肉汁じゃないっ…!

ヘブン………!
肉汁天国………!!

天国が………!
溢れ出してんだよっ…!!

ヤケドするほどの熱さ………!
熱さを纏ってほとばしる旨味……!!

生まれて初めての………!
焼小籠包っ…………!!

焼いている分、通常の小籠包よりも皮の弾力強め。

冷めない内に…と焼小籠包から先に食べたが、担々麺も早く食べないと伸びる。

なかなか忙しい。

手裂き麺、
きしめんみたい。

想像以上に幅広の麺。
想像通り、不揃い。

麺、一本一本の幅や長さが違うので、噛みしめるごとに食感が微妙に違う。

<そんなに辛くない……!担々の香りの奥から粉の香りがブンブン漂ってくる……!>

昼下がりの「来来」
出入口からわずかに光が射し込んでいる。

初めての店。
初めての焼小籠包。
初めての手裂き麺。

"すする"というよりも"食べる"という感覚の手裂き麺。

黙々と食べながらもドキドキする。
バレンタインデーに初めて焼酎ボンボンを貰ったときみたいにドキドキする。

◆ 来来
(高知県香南市野市町西野2545-1)
営業時間/11:00~19:00
定休日/日曜日、一部祝日
駐車場/有

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竜一

1982年生まれ。高知で生姜農家をしています。うどんをかぶって寝たいほどうどんが好き。ラーメンとカフェも好き。農業家/ブロガー/農業界のうどん野郎/農業は生姜一本で稼いでます。

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