長年、高知県民に支持されている人気うどん店・・・!
麺房 三宅・・・!
<しかし三宅はほぼカウンター席のみ、子連れで行きづらい・・・>
名店につきまとうそんなイメージ・・・!
実際に子連れで行ってみると覆される・・・!
午後2時すぎ・・・
意図的に昼のピーク時を外した時間・・・!
<人気店とはいえ、この時間なら幾分空いているだろう・・・>
目論見通り、超満員といった雰囲気ではなくなっている三宅のカウンター席・・・!
そこに腰を下ろそうとしたとき・・・
店のお姉さんが発した言葉に戸惑う・・・!
「座敷へどうぞ・・・!」
座敷っ・・・!?
<どこに座敷が・・・!?>
「こちらへ!」と案内されるがままに付いていく・・・!
一旦中庭に出る・・・!
するとその先に部屋があった・・・!
なんだこりゃあ・・・!
こんなところに隠し部屋が・・・!
完全なる個室・・・!
床は畳・・・!
驚きのあまり、コミュ障竜一・・・!
店のお姉さんと話せてしまう・・・!
「こ・・・こんなところに座敷があったとは・・・!」
「ご存じなかったでしょ?」
「何回も来ているのに知りませんでした・・・」
「皆さんそう言うて驚かれます・・・」
苔むしたものも完備・・・!
<さすがは三宅、うどんもさることながら店の構造まで奥が深い・・・!>
活気に満ちた本館とは裏腹に・・・
庭に落ちる雨音が静かに響く個室・・・!
まるでVIPルームの様相・・・!
当たり前と言えば当たり前だが、1テーブルだけ据えられた個室の卓上にはメニューが置かれていて、そこが普段から使われている部屋だということを彷彿させる・・・!
<本当に知らなかったし驚いた!この部屋を使用できればとの条件付きではあるが、子連れで行きづらいどころか、じつはすこぶる行きやすい!三宅はそういう店だったんだ・・・!>
これまで勝手に抱いていた・・・
三宅のイメージが根底から覆された瞬間・・・!
<人間相手でもそう!他人が抱くイメージと本質はまた違ったところにある場合が多い!恐そうだと思っていた人がじつは優しかったり、その逆もある・・・!>
人はイメージに囚われて生きている・・・!
<うどん屋に限らず、入りづらいと思った店が入ってみると気さくなおじさんが営んでいたりして意外と明るい店だった。なんてことは珍しくない・・・>
座敷で子供を這わせていると、うどんが来た・・・!
『冷しとり天ぶっかけうどん』
とり天が売り切れ寸前!規定の個数用意できないということで、代わりにのせてくれた野菜天・・・!
それが嬉しくなるほど多くて・・・!
とり天1個の代打に大量の野菜がやってきた・・・!
そんな状況で・・・!
むしろ・・・とり天・・・!
売り切れていてくれてありがとう・・・!
よもやの・・・!
ハイパーお得プラザ高須・・・!!
さらに・・・!
『冷し天ぷらうどん』
『とり天ぶっかけ』がハイパーお得プラザになってしまったことで違いがわかりづらいが、ぶっかけメニューの筆頭に位置するこの一品・・・!
山っ・・・!
山のような天ぷら・・・!
その山岳の上から・・・!
ぶっかけ出汁を回す!回す!
一旦天ぷらの衣に含まれた出汁が・・・!
噛むと口の中で旨い油と共にあふれ出すっ・・・!
さらに独特のプリプリとした食感の麺・・・!
俺の舌に三宅のアルデンテが刻まれていく・・・!
完全個室で子連れでもストレスフリー!
<1席しかないため、空いている空いていないは完全に運だが、またピーク時を避けてくれば座れる可能性は高そう・・・>
ありがたい・・・!
ありがたい!三宅!ありがたかったっ・・・!
(◆ 店舗情報の詳細は「高知うどんリスト」で!)