近年、高知県高知市の中心商店街ほかで毎年開催されているイベント『土佐の「おきゃく」2017』。今年の期間は、2017年3月4日~12日まで。
その一環として行われる「酔って候 ドリンクラリーはしご酒」という企画に、竜一初参戦。
酔って候 ドリンクラリーはしご酒とは?
参加50店舗の内から選抜された、飲み屋さん「5店舗」を期間内に回るイベント。
「酔って候 ドリンクラリーはしご酒」2017年の期間は、3月6日(月)~3月8日(水)まで。
料金は、5店舗分で3,500円(前売3,000円)。前売券は『高知大丸』や『ひろめ市場』、『Ace One・A★MAXグループ各店』および『ドリンクラリー参加店舗』で販売されていた。
各店舗1ドリンク、1チャームが料金に含まれていて、別途代金を支払えば通常の飲食も可能。
期間中に全5店舗からスタンプを貰い、8日の21時までに中央公園に設置されたゴールポストへ投函すれば、豪華商品が当たる抽選会に参加できる。
高知市「中央公園」にて
まずは高知市『中央公園』に設置された受付で「コース表」をもらう。
常日頃から、あしたの予定は未定を信条としている竜一。前売券は購入していない。前売券よりも500円高い、3,500円を支払って当日券を手に入れる。
「大丈夫です。お金はいっぱいあるんで」
中が見えない箱の中に入ったボールを取る。取ったボールの色は緑。ボールと引き替えにもらったコース表。記載されたコースはDコース。5店舗が記載されている。
『中州』が入っている!
コース表を見た瞬間に『中州』の名を口にした竜一。「美味しい」とよく評判を耳にするお店だ。
「まさか『中州』が入っているとはな。俺やっぱり持ってるわ!当たりのコース引いてもうた。ラッキーカラーの『緑』を引いた時点で、キタッ!思ったんよな」
ここで『中州』を引いてしまうのが、竜一さんですわ。
▲ 見たくてネット上で探したけれど、見つからなかった参加店の一覧は、コース表に記載されていた。
「知っている店もあるけれど、知らない店もある。当たり前か!」
中央公園の受付にて、ドリンクラリー初参加だと伝えると、関係者のかたが『中州』と『はじめ』がごはんを食べられる店だ、と教えてくれた。
これ迷うな。
「最初に何か食べたいは食べたいけれど、みんな同じ考えやろうから、『中州』と『はじめ』は混むやろな。でも食べたいから『中州』行こ。『中州』はDコースの中では1店だけ外れにあるから空いてるんじゃないかな」
甘いっ!
1店目「中州 ANYWAY三丁目の夕日
カウンター席と座敷で構成される居酒屋『中州』。
激混み!
ドリンクラリーの客とは関係なく、予約で入っているお客さんが多い印象。
「評判の店だもんな。人気あるよ、そりゃあ・・・」と言いながら、まずは一献。
中州のメニュー
ドリンクラリー用の「ドリンクメニュー」
おすすめメニュー
ドリンクラリー客は「本日のおばんざい」から、1品選ぶ方式
元々「お通し」を選択できる雰囲気の『中州』。
「お通しが選べるっていいな。素敵やわ。これ出されてもアタシ嫌いやのに…、ってのがなくて良いよね」
「四万十鶏の筑前煮」と「葉ゴボウのきんぴら」を選択
妻と一緒。ゆえに2品食べられる竜一。
幸せを2倍に、つらさを半分にしてくれる存在、それが妻です。
「うまい!筑前煮のタケノコが、コリッコリの食感でとくにうまい!」
「葉ゴボウもいい。葉ゴボウ、畑に植えようかな!と検討する次元」
当初は、ほかのメニューもいただく予定だったのだが、お店のかたもかなり忙しそうだったためにドリンクラリーメニューのみにて、退店。
「お店のかた、めっちゃいい人たちやった。忙しいのにすごく愛想良くしてくれて…。そしてイケメン。女子必見やな!」
記念撮影。
からの記念撮影。
新店「帯や町 商人(あきんど)」⇒「さんぜん酒場」
新店『帯や町あきんど』に入った竜一だったが、諸事情があった模様で『あきんど』2階にあり、系列店だという『さんぜん酒場』に入店。
ちなみに『あきんど』も『さんぜん酒場』も、ドリンクラリー参加店ではない。
では、どうしてドリンクラリー中に参加店外へ入ったのか?
「時間をずらす作戦さ…。『中州』の混み具合は半端なかった。ドリンクラリーは混む。しかし明日は平日。多くの人は明日も仕事だろう。遅くまで深酒をする可能性は高くないはず。ならば時間をずらせば良いのではないか、と考えたのさ・・・」
「お通し」大根の酢もの?
せせりポン酢
ホルモンのスタミナ炒め
このホルモン、マルチョウ(丸腸)だ!
マルチョウが無性に食べたくて、直前まで焼肉屋に入ることすら検討していた竜一、歓喜。
「マルチョウの何がいいって、この丸さがいいよな!」
それにしても・・・。
「『さんぜん酒場』。店員さんも言葉遣いが丁寧で素晴らしい」
素晴らしすぎて、ここで終わってもええかなって気分になるわ。
いかんな。
2店目・BAR「カラコール」~caracol~
『さんぜん酒場』で、まったりしていた竜一。『さんぜん酒場』を出て、さあ次はどこに行こうか、とコース表を広げたとき、やっと気付く。
げっ!
「『カラコール』のドリンクラリー入店時間・・・」
21時までやんっ!
ときはすでに、20時50分。
あかーん!
高知市繁華街・西の「おびさんロード」沿いにある『さんぜん酒場』から、帯屋町アーケード東端にある『カラコール』まで・・・。
全速ダッシュ!
めっちゃ疲れた・・・。
「酔い回るわ・・・」
全速で走って到着したのは、20時55分。ギリギリセーフ。
ママさん一人で営まれている模様の『カラコール』。
▼ ママさんはプロレスが大好きだそうで、店内ではプロレスの生中継が流されていれば…。
▼ プロレスのシールも置かれているし…。
▼ プロレスのポスターも貼られている。
▼ さらには、可愛らしいクマちゃんも置かれている。
「料金かかりますけど、大丈夫ですか?」
「大丈夫です。お金いっぱいあるんで」
などと言いつつ、メニューに「オススメ」と書かれた「ミレーのカクテル」を注文。
ミレービスケットが浮かんでいる・・・!
そして、なんと!
店内にあった、"あの"BUSHI選手の直筆サイン入りマスクを被らせてもらう!
「うわっ!すごい!BUSHI選手になった気分や!」
プロレスの話をすると、ママさんがたくさん話してくれるのが嬉しくて・・・。
「プロレス大好きです!俺もめっちゃ見てます!棚橋いいっすよねぇ。あの人カッコイイですわ!」などと大興奮で語りながら、棚橋選手以外のプロレスラーを存じ上げない竜一・・・。
「棚橋もいいけど、BUSHIも、いい試合しますよねぇ!」などと大興奮で語りながら、棚橋選手以外のプロレスラーを存じ上げない竜一・・・。
内心。(BUSHI選手って、誰だろう・・・)
* ママさん、BUSHIさん、すみませんでした。もっとプロレスの勉強します!
記念撮影!
次のお店へ!
3店目「Baccano(バッカーノ)」
美人がたくさんいる素敵なお店。
お店のお姉さんたちのトークが面白くて、妻が「楽しかった!」と絶賛していた。
4店目「いこいの場 はじめ」
呑。
時間をずらす作戦が成功し、各店で混雑を避けられたのは良かったが、序盤で時間を使いすぎて『はじめ』に着いたときにはかなりの時間。
「クイックで次に行かないと、ヤバいな。今夜中に回られんことになる・・・」
ドリンクラリーは3日間開催されているが、竜一たちにある猶予は1日のみ。
ボックス席に座ったこともあり、『はじめ』のママさんとあまりお話しできずに残念(また寄せてもらいます)。
5店目・ダーツバー「gran D line(グランドライン)」
「ダーツバー」というだけあって、店内には「ダーツ」のマシンがある。
「せっかくダーツバー来たんやから、ダーツやって帰りたい!」
ダーツをやりたがる竜一を、母のようにあやす妻。
「娘が待ちゆうき、帰らないかん。ダーツはまた今度ね」
「えー!ダーツやりたい!1回だけ!1回だけやってみたい!」
「はいはい、また今度ね」
「って、コップがワンピースや!」
「そ、そうやね・・・」
完。
* 初体験のドリンクラリー。普段行かないようなお店に行けて、とても楽しかったです。妻も楽しかったと絶賛していました。