また「英屋」に行ってしまう現象……!
それを人はこう呼ぶ……。
英屋中毒と……!
高知市廿代町にある居酒屋『英屋』
(関連記事:高知で美味しい魚料理が食べられる、おすすめ居酒屋1選!)
「定期的に行かないと、禁断症状が……」
高知市の居酒屋さん、美食酒房「英屋」のお料理たち。
▲ この日のつきだしは「枝豆」。
竜一、1杯目の飲み物、先発は珍しく「生ビール」。
「俺、普段は1杯目はハイボールとかが多いの。でも季節的に暑いからビールかなって思って頼んだの」
それが正解!
まあ正解かどうかはわからないけれど……。
やっぱり枝豆にはビールでしょう!
「べつにビールじゃなくてもいいけれど、枝豆とビールは昔から"合い口"とされていて、たしかに合うよね。枝豆にビールが合わないと言う人は見たことがないもん」
▲ 「メジカの新子」。盛り付けが美しい。
「メジカ」とはソウダガツオのことで、「メジカの新子」とは、ソウダガツオの稚魚のこと。
「カツオのタタキ」があまりにも有名な高知の「隠れご当地グルメ」と言える存在だが、食べられる時期が(7月~9月頃まで)と限られているのと、鮮度が落ちやすいため、いつでもどこでも食べられる魚ではない。
本来の旬は(8月下旬~9月下旬)とのこと。
しかし『英屋』さん。7月中旬の時点で、すでに「メジカ」入荷済み!
たぶん、ヤバいルートから仕入れています。
▲ メジカの新子には「ブシュカン」と呼ばれる柑橘類が付きもの。
だがそのとき竜一。
「ブシュカンってこんなに綺麗な形だったっけ?スダチじゃないの?」
けれども、あとから聞くと「ブシュカン」だとのこと。
どうも。
柑橘の区別が付かない農家、竜一です。
(以下、言いわけ)
「柑橘類はすごく種類がいっぱいあって難しいんだよ。あとイモの系統も細かくわかれていて、どこが違うの?みたいなの、あるんだよ……!」
竜一さんはミカン農家じゃないから、いいんです。
ブシュカンをしぼって、ワサビ醤油をちょっとつけて……
……食べると、新子の旨味が口に広がる。
▲ 酒場のロックンローラー竜一。2杯目は焼酎ロックで。
▲ サバの刺身。
この日のサバは「愛媛県産」と書かれていて、『英屋』でよく見かけるイメージの「清水サバ」ではなかったが……。
食感!モチモチ!
かなり美味しい……!
目をつぶって食べると、モチと間違える可能性、それは十分にある……!
▲ タコの唐揚げ。
これもよく注文する、気がするメニュー。
激しい弾力。
目をつぶって食べると……、目をつぶって食べても、これはたぶんタコとわかる……!
▲ 衝撃的だったのが、これ。「花ニラのユッケ」。
これ絶対、オッサンが好きなヤツだよ!
コスプレおじさんが言うんだから間違いない!
「花ニラってこんな食べ方があるんだ……」と、ちょっと驚いた。
卵と一緒に炒めたりとか、そういう食べ方はよくあるけれど、ユッケ風にしても美味しいんだね……!
焼肉にある「ユッケ」のタレを、花ニラに絡めたみたいな、そういう味。
「お酒にも合うけれど、白ごはんにも合いそう……!」
今宵も『英屋』は、抜群でした……!
美食酒房「英屋」の所在地、営業時間、定休日
所在地/高知県高知市廿代町4−9 メトロポリタンビル 1F(地図)
営業時間/17:30~24:00(L.O.23:00)
定休日/日曜日(月曜祝日の場合は営業、翌日休み)
問い合わせ電話番号/088-871-2877
駐車場/無
一人行きやすさ/○ カウンター席有り
子連れ行きやすさ/○ 半個室風の小上がり有り(人気店ゆえ予約必須)