ジェノベーゼは、パスタだけじゃなかった!
高知市の商業施設『ひろめ市場』内、ピザバル『土佐の窯』。
その店先を通りがかった竜一、発見。
「ジェノベーゼ」という名のピザ。
「ピザにも"ジェノベーゼ"があるんだ……」
パスタ店において「ジェノベーゼ」を見かけたら、「とりあえず生中で!」の勢いで、「とりあえずジェノベーゼ!」を注文するほど、ジェノベーゼ好きの竜一。
この局面においても「ジェノベーゼ」を迷わず注文!
「ピザ版のジェノベーゼ。いったいどんなヤツがくるんだ……!」
ひろめ市場北側、カウンターバー『サンクチュアリ』の1席にて……!
月9ドラマの恋のゆくえを追うように、期待と不安に駆られながら待つ!
すると数分後……!
くるっ……!
ピザっっっ……!
未曾有のピザ!
案外、緑じゃない!
「これまでの経験から…パスタにおける経験から、ジェノベーゼといえば緑だと思っていた」
わりと白い!
白いじゃないか!
「たったいま、俺の中の"ジェノベーゼ観"が覆された!」
ピザバル『土佐の窯』のジェノベーゼは、ちょっと白い!
食べる、竜一……!
「生地が、すごくフンワリしている……」
ふとんみたいだ……。
耳までやわらかい!
「サクサクとした食感のかたい耳も好きだけれど、フンワリ、やわらかい耳もまたいい!」
ほんのり漂うバジルの香りは、
上等なふとんのように、心を包んでくれる。
「俺、ここに来てわかったんだ……」
うどんが心を包む"ふとん"であるように、ピザもまた"ふとん"なのだ……。