おでん屋さんで、おでんを食べたことがあるだろうか。
私はない。
なんか……怖くない?
おでん屋さんだなんて、いかにも高級そう……!
ドキドキしながらやってきた高知市繁華街の『吟座於傅』。吟座於傅と書いて(ぎんざおでん)と読む模様。
「店名からして高級そう……!」
緊張でお手手をプルプル震わせながら入店。
吟座於傅(ぎんざおでん)のおいしい料理たち
つき出しは3種同時に出される仕様。
その構成を見て一安心。
「大丈夫だ!吟座於傅、そんなに怖くない……」
がっ!
最初に注文していた品、おでんの「たまご」を見て一気に恐怖心をあおられる。
たまご
おでんにイクラが……!
海の宝石がのっている……!!
これはヤバい。
「絶対に高いヤツだよこれ……!」
*吟座於傅の「たまご」、実際の価格は400円。
血液が逆流するのを感じながらも食べてみる。
おいしい……!!
「口の中で卵がとろける!そしてイクラの"イクラ液"が、おでん出汁と混ざり合い、完璧なおでん三重奏を奏でている……!」
なんて興奮するくらいにおいしかった。
おまかせサラダ
サラダは山……!
ちょっとしたエベレストに匹敵。
たくさんの登山ルートがありそうだ。
このサラダ、あなたはどこから登りますか?
次順はサラダからの……
はんなり。
ゆば
はんなりのメッカ・京都でおなじみの「湯葉(ゆば)」。
「湯葉のおでんですか……?」
そういうのもあるのだな、と思いながら育ちのよい竜一、食べ慣れた湯葉を一口。
京都、祇園の味がする!
祇園がギンギン言ってるよ……!
「どちらかといえば京都でも五条寄りかな……」
などと湯葉を食べ慣れた人、ならではの感想を残す。
「金閣寺の出汁もよく出ている」
ごぼ天
「ごぼ天」は非常にお上品。
「出汁が染みたゴボウはおいしいんだよねぇ。鶏とゴボウを煮てもおいしいよねぇ……」
大根
大根も見た目からして、ただの大根ではない。
「こうくるのか……」
プロのおでん屋さんの、大根おでん。
「こうくるのか……」
こうくるのか……。
「すごいなぁ」と感銘を受ける。これまた「おいしい……」
「タコもおいしい……」
牛すじ
最後は「牛すじ」。
「どうだい?吟座於傅、怖くなかっただろう?」と皿の中から牛すじが語りかけてくる。
「明るい店内!高級感がありつつもリーズナブル!素敵でした!」そう答えながら牛すじを食べる。
おいしい……。
吟座於傅の所在地、営業時間、定休日、駐車場
- 所在地/高知県高知市はりまや町2丁目1-10(吟座於傅の地図)
- 営業時間/18:00~0:00 (L.O.23:30)
- 定休日/日曜日(月曜日が祝日の場合は営業、翌日休み)
- 駐車場/無
- ■カウンター席/有 ■テーブル席/有 ■座敷/有