【実食】豚屋とん一「税抜490円」高コスパのメニューをイオン高知で発見

2020年9月17日にグランドオープンした「イオンモール高知」の新館となる東館。

その東館3階フードコート（フードフォレスト）に新店オープンしたのが、うどん店「丸亀製麺」や同じくイオン高知フードコートにあるラーメン店「丸醤屋」の運営母体である「トリドールジャパン」が放つ、高知初となるトンカツ店「豚屋とん一」。

トンカツ定食（税抜690円）、カツ丼（税抜550円）など、リーズナブルな価格のメニュー構成が特徴のお店である。

ただでさえ安い、
「とん一」。

だが私は、
さらなる激安メニューを
発見した。

豚屋とん一 イオンモール高知店のメニュー

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みそ豚丼
(税抜490円)

これは安い。

激安である。激安の殿堂ドン・キホーテにお勤めの方も、いまごろ「わたしも食べたーい！」と叫んでいるはずである。

しかも「とん一」は丸亀製麺と同じく"店内調理"にこだわっていて、トンカツも肉を切る段階からすべて店内で手作りされているという。

安かろう悪かろうではない。

コスパの限界、
安値の限界に挑戦されているのだ。

この点は、激安の殿堂ドン・キホーテにお勤めの方にも共感いただけるはずである。

「トンカツが手作りなら、もちろんみそ豚丼も手作りに違いない」

手作りの豚丼が490円、ワンコイン。

正確には消費税を加えると539円となり、ワンコインをわずかに超えてしまうのだが、消費税はお店側の問題ではなく国が強制的に課しているものだ。

そのため……
「この場合はワンコインと言い切ってよい決まりになっている」（知らんけど）

丸亀製麺と同様に、目の前で調理してくれるライブ感。

注文後、ほどなくして出来上がった「みそ豚丼」。

「これなら広いイオンモール内で、分刻みのスケジュールで買いものをしなければならない、忙しい主婦の皆さまも大満足に違いない」

みそ豚丼＋肉1.5倍増し（税抜490円＋税抜150円）

みそ豚丼＋肉1.5倍(税抜490円＋税抜150円)

肉、1.5倍増し。

税込490円と破格の「みそ豚丼」。

こ、これは罠かっ……！？

価格が安すぎて、なんだか申し訳ない気持ちになった私は思わず、肉を1.5倍増しで注文した。

安値に日和った。

（※ "日和ひよる"とは、ビビる・怖気おじけづくの意である）

原材料費も人件費も高騰する昨今、一時期流行したワンコインランチも近年はあまり見かけない。

「怖かった。＋150円を支払ってワンコイン圏内から脱出しないと、安すぎて怖かったのだ……」

味噌ダレが、
たっぷり絡む、

褐色の世界。

至福の肉だらけ。

白いごはんは肉で覆われて、まったく見えない。

「山盛りにされた豚肉は、正義の証！」

食べてみると……

肉厚！濃厚！

肉の厚みが、とにかくすごい。
「渥美半島みたいに厚い豚肉だ」

肉と肉と肉。無数の肉を口いっぱいに頬張る幸せをフォーエバー(by MISIA)。

濃い味噌ダレが、豚肉の甘味、旨味を引き立てる。

食べながら後悔する。
「大量の肉に対して、ごはんが足りない」

令和の肉余り。

「ごはん大盛にするべきだった……」

豚屋とん一の店舗情報