月別アーカイブ:2016年01月

手打ちうどん「たも屋」大津店!1杯のかけとシシトウとヤンキー編

高知の片田舎にヤンキーがいた。もっとも本人は、「俺、市内に住んでっから!田舎じゃねぇし!高知の都会の高知市だし!」などと思っているが、江戸っ子辺りから見たら、高知県自体が全体的に田舎なのだ。たぶん。 その日、ヤンキーは中学の昼休みに堂々と学校を抜けだして、セルフうどん店『たも屋』にうどんを食べに来ていた。 「今日の昼飯は何うどんにすっぺかな!」 そそくさと『かけ』を注文し、トッピングコーナーに達したときだった。 「ちく天は、ねぇずらか……って、おい!何だべこれは…!」ヤンキーは見たこともないトッピングを取 ...

[香美市]土佐山田町のラーメン「豚太郎」宮の口店でランチ!

「うぉー!ワシはボクサー!最強に強いボクサーだー!!」この日、ボクサーはトレーニングを終え、香美市土佐山田町にある『豚太郎 宮の口店』に向かっていた。 「はっはっはっ!着いたぞ!ラーメンフリークで豚太郎フリークなワシも宮の口店の豚太郎に入るのは初めてだ!どのような豚太郎なのか楽しみじゃわい!はっはっはっ!」 着席して、メニューを眺めるボクサー。「ワシは減量などというものはしたことがない。驚異的な新陳代謝でサウナにでも入ればガツガツ痩せられる。さあて今日は何を食べようかなっ!」 そのとき、ボクサーの目が点に ...

手打ちうどん「たも屋」南国店 釜バター愛の物語

あるところに父と娘がいました。父は無類のうどん好きで、この日は幼い娘を連れて『たも屋』に来たのでした。 「へっへっへ。何が食べたい?父ちゃんが何でも食べさせてやるぞ。へっへっへ」「アタチ、釜バターが食べたいっ!」「おおっ!初めてのたも屋で釜バターとは…!なかなか通なところを攻めるな。さすがはワシの子じゃー。へっへっへ」 父ちゃんは、えらく腰の低い人でした。「す…すいません!釜バター二つ…!!」 すると店員さんは言いました。「いまから麺を湯掻きますので、少しお時間よろしいですか?」「は…はいっ!」 先に会計 ...

スシロー とろ鯖押し寿司

夕暮れどき、『スシロー』の駐車場から車を出そうとしていると、制服姿の女子高生たちが店内へ消えて行った。 <百円寿司が出来てから、寿司も変わっちまったなあ。女子高生が学校帰りにチラッと寄って食べて帰られる時代になったんだ。俺が子供の頃、小遣いで寿司屋なんてあり得なかったからな…> 家に帰ると、持ち帰りにしてきた握り寿司のパックを開けた。そして……。 <今日のメインは握りよりもコッチなんだよな>サバ寿司のパックを開ける。パックは紙で包装されている。『とろ鯖押し寿司』と書かれている。鯖の字の魚へんは魚のイラスト ...

ギョーザパーンチ!

餃子なんてどこにも入ってないじゃないか…! 私は憤っていた。ラーメンに餃子という組み合わせに惹かれて『ギョーザパンチ』なるカップラーメンを買ったのに、餃子が入っていなかったのである。 もしかすると、何かの拍子に餃子を失くしてしまったのかもしれない。 記憶を呼び起こしてみよう。 でも蓋を開けて、かやくを取り出したとき、すでに餃子はなかった気がする。 <製造段階で餃子を入れ忘れたのかな?どうなんだろう。そんなことがあるのだろうか> うーん、と悩んだ。 ふと蓋を見ると、「具材に餃子は入っておりません」と圧倒的に ...

「はなまるうどん」高知インター店!生姜玉子あんかけ白雪姫編

高知インター店の『はなまるうどん』に行くと、『生姜玉子あんかけ』なるうどんが売られていた(これは昨年十二月の話で、現在は販売終了している模様)。以前にも販売されていた期間限定メニューだ。 私は決意した。<これは再度食べてみたい!> 生姜農家だから生姜玉子あんかけを食べるのではない。元々あんかけみたいなものが好きなのだ。いいや、ともすれば片栗粉が好きなのかもしれない。 午後四時くらいだった。<夕食が近い。あまり食べ過ぎてはいけないな> レジにて注文。「生姜玉子あんかけの小」 <くくく……!よもやレジのお兄ち ...

「くいしんぼ如月」チキンナンバンカレー

高知が誇る弁当チェーン『くいしんぼ如月』に、ある日ふらふら迷い込むと、窓辺に紙が貼られていた。『新メニュー!チキンナンバンカレー』と書かれていた。 <なんだこりゃ…!>わりと衝撃的だった。取り乱した瞬間をレジのお姉さんに見られると恥ずかしいので、懸命に平静を装った。<ほうほう。如月名物のチキンナンバンとカレーを合体させたということかね> しかし……。<何でもチキンナンバンというのは、いささか安直だなあ。俺はこんな商法には引っかからないぞ!そもそもカレーにチキンナンバンって、ありかよ、そんな組み合わせ…> ...

丸源ラーメン 南国バイパス店

<牛が食べたい!焼肉に行こう!> 国道五十五号線、漠然と車を走らせていた。 <んー、でも三十過ぎたら肉の脂で胃がもたれるんだよなぁ。焼肉食べて太田胃酸を飲んでいたら、いったい肉が食べたかったんだか、胃薬を飲みたかったんだか、よくわからなくなっちゃうし…> けど牛じゃなくてもいいから、肉が食べたいんだよなぁ……! そのとき意表を突かれる。 <おいっ!大きな麻雀牌みたいな看板に、『肉そば』って書いてあるぞ!!> 肉そばですって??? 肉が食べられるのかしら…! 早速、その店に昼下がりの主婦みたいな足取りで、そ ...

「麺房まつみ」 カレーうどん&柚庵うどん(高レベル向けダンジョン)

子供の頃、亡くなった曾祖母が作ってくれていたカレーには、ちくわが入っていた。そのことを大人になってから知人に話した。 「カレーにちくわ!?おかしいろ…!」知人は予想通りの返答をした。カレーにちくわが一般的ではないことくらいは私も成長の過程で気が付いている。 「ええー!カレーにちくわ入れるろう!入れたほうが絶対美味しいちや!」私は話が盛り上がるように、計算してそう言った。だが次の瞬間、知人の口から出た言葉に絶句した。 「カレーにちくわって…… 普通はスマキやろっ!」 しかも真顔でそう言うので、私も神妙な面持 ...

「セルフ讃岐うどん屋 卸団地店」 超速

あぁっ………!チャッチャとうどんが食べたい…! <俺には時間がねぇんだ…!時間がよう……!!>総理大臣か竜一か、多忙を極める昨今。 <早い・安い・うまい、が讃岐うどんの原点だと、テレビで讃岐のおばちゃんが言っていた…!そう言えばそうだよなぁ…。讃岐うどんってのは、マクドナルドみたいなものだったよなぁ…!> 素早くうどんが食べたい、新幹線みたいな速度でっ…!! 俺は…新幹線になりたいんだ……! <そういうときは、どこのうどん屋に行けばいい…!やっぱりセルフか…!そうだよ!そうだった!セルフうどんこそ、新幹線 ...

「手打うどん文吉」 豪華なおうどん、ありがたい

うどんが俺を呼んでいる……。うどんが俺を…………。 二〇一六年。俺は………うどんになりたい………。 讃岐に行かずとも高知にもうどんがあり、神奈川に行かずとも高知にも横浜がある。 高知うどん界の、横浜ベイスターズ。高知市横浜在住、『手打うどん 文吉』 午後二時。昼どきをとうに過ぎた時間。コソコソと入口の戸を引く。<コンニチハ……> 早速、迎え撃つ横浜うどん軍。支配下登録されたメニュー数はかなり多く、通常のメニュー表以外にも、壁にベンチ入りした大量のうどん選手たちの名前が貼られている。 <俺のペースじゃ全メニ ...

新春短歌魔人、たも屋編

本年のうどん初めはたも屋からたまたま食べた釜玉うどん (ここ数年はなまるだったけど、はなまる朝からやってないしっ!朝うどんが食べたかったしっ!) 今日はよねいつもは来んく大津店やっぱここだけ麺やりこいに 釜玉の締めにかけ出汁美味しいよおすすめおすすすすすのすうー (どうだい、見た目が悪いだろう)

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