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入店。
1階、空き気味。
ある意味、座り放題と言ったこの状況で、
1階の大きなテーブルで片付けをしていたお姉さんに確認。
「二階空いてますか・・・!?」
「はい・・・!
いま片付けてますので・・・少しお待ちください・・・!」
通常ならば、恥ずかしいから出来ればしたくない、
「店員さんとの会話」をしてまで、
空いている1階をキャンセル、2階へ上がりたがる竜一。
<俺は・・・2階じゃなきゃ・・・!
2階じゃなきゃダメなんだっ・・・!>
でっ。
ねんがんのお2階。
「わーい ♪ たかーい ♪」
なんとかと煙は高い所が好きだということを、
我々人類は忘れてはならない。
2階の小窓(?)に貼られた和風の絵。
江戸時代の、とがの藤家前の様子を描いた絵に違いない。
さらに、店員さんが美人なことで有名な、とがの藤家。
美人が増えていた。
<これは・・・!これは・・・!
ありがたいなぁ・・・!正直・・・絶景よりありがたいっ・・・!
イキナリ畳み掛けて来るぞ・・・今日のとがの藤家はイキナリだっ・・・!>
注文をして、2階に上がった最大の理由である『藤家ノート』を開く。
ぬおぉぉぉぉっ・・・!
また返信来てるっ・・・!
<しかも・・・ひ・・・ひひひ・・・!
ひげポンサさん・・・!!>
本人直筆のイラスト付きっ・・・!
<しめしめ・・・!
きっとこれはマニアに高く売れるに違いない・・・!>
さらに、9月の書き込み。
<えぇっ・・・ブログに書いていたアレ・・・!
ひげポンサさんが全部一人で食べたんだと思って・・・!
いささか驚いていたのに・・・!つまみ食いっ・・・!?>
「スパは別腹でしょ。」
なんて名言を平然と言い放って・・・!
人類を驚愕させた・・・あの話の結末が・・・!
まさかの釜揚げパスタつまみ食い・・・!
ええぇぇぇぇ・・・!
ええぇぇぇぇ・・・!
「ネタかよ・・・!」と思う気持ちと、
「ネタで良かった・・・」と思う気持ちが竜一の中で交錯する。
さらにっ・・・!
よさこい不動産さんっ・・・!
(よさこい不動産さんのブログはコチラッ!)
<おおっ・・・!旦那さんと来たんだ・・・!
俺・・・その旦那さんと会ったことあるよっ・・・!>
ゴチャゴチャゴチャゴチャ。
ノートと会話をしながら、うどんを待つ竜一。
数分後、眼前に現れたのは、アルデンテの放物線を描いて、
ストライクゾーンど真ん中を強烈に射貫く一矢だった。
(エピソード3へ続く・・・!)
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