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いつになく自己主張をしてしまい、
ちょっぴり凹む竜一の前に現れたのは、ゴージャス!
『しょうゆ天ぷら(大盛)』
(※ 醤油に天ぷらの組み合わせは、通常、提供されていないということなので、ご承知おき下さい)
<およよよよよよよよよよ・・・!>
ゴクリっ・・・!
天ぷら・・・遇期のメガ盛りっ・・・!
<10種類・・・!おそらくは10種ほどあるぞっ・・・!
これは・・・大変なことになった・・・初動から高名に違わぬ全速戦っ・・・!>
エビ・・・!
2尾っ・・・2尾っっっ・・・!
<天ぷらを付けても320円アップ・・・!
10種盛られているとして・・・1種平均32円・・・!
その内の2種は一般的に高級とされるエビ天であることを踏まえると・・・!>
竜一は、思わず、
盛られた天ぷらひとつひとつの価格を計算しようとした。
ら。
混乱。
えぇっ・・・!
なにがどうなっているっ・・・!
<エビ天一尾150円換算・・・少し下げて120円・・・!
もっと下げてエビ天一尾100円換算にして計算してみても・・・!
残り8種・・・120÷8・・・!一種平均15円・・・!>
15円・・・!
うまい棒しか買えねぇっ・・・!
あるのかよ・・・!
こんな青天井の大サービス・・・!!
食した感動。
聞きしに勝る。
食感。
ザクザクからのドォォォォオン・・・!
<コイツは本当に頼んで良かった・・・この天ぷらを頼んでいなかったら・・・!
俺は一六八に一体何をしに来たんだということになっていた・・・!>
待望のうどん。
想像よりも、太い。
<なかなかの直径・・・!
俺に向いていそうな距離だぜ・・・!>
それを箸でグッと持ち上げ、口に運ぶ。
瞬間・・・炸裂する・・・!
一六八のアルデンテが炸裂する・・・!
「ドンッ・・・!ドンッ・・・!バキッ・・・!」
ストレート!ストレート!アッパー!
重量級の一撃っ・・・!
一打一打が重いんやっ・・・!
中間よりも、やや浅い位置。
3割~4割ほど噛み込んだところで弾き返す気配。
『かけうどん(大盛)』
当然、かけにすると冷たい醤油で食べるよりも、麺が幾分柔らかくなり、
アルデンテ位置は、6割~7割ほど噛み込んだ地点となっている。
あまり他では体験したことが無いような感覚のかけ出汁は、薄めに感じる。
薄いお出汁自体は好きなのだけれど、
ネギから汁の中にネギの青い香りが染み出ている感じがあり、それが気になりはした。
しかし、おそらくこれは薄めの出汁ならではの微妙なところで、
たまたま竜一が食べた際だけそうなっていたということも大いにありそう。
「無理言ってすいません・・・!」
メニューに無い物を作らさせてしまったことを詫びながら舌代を払い、店を出る。
天ぷら、うどん。
両者の攻撃力に大満足。
<美味しかった・・・!
なによりあの天ぷらは感動的っ・・・!>
これから、ちょくちょく通うことになりそうだ。
◆ うどん小屋 一六八
(高知県南国市岡豊町八幡538-1)
営業時間/11時~15時30分
定休日/毎週水曜日、第3火曜日
営業形態/一般店
駐車場/有
(かけうどん410円、大盛120円増)
『うどん小屋一六八』の場所はココ・・・!
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