高知のうどん屋さんで最も多い開店時刻は、午前11時。
うどんのメッカ・讃岐、香川県ならまだしも、
高知において朝から営業するうどん屋さんは少ない。
それでも朝からうどんが食べたい。
目覚めた瞬間から・・・!
血が・・・!骨がっ・・・!
白いアルデンテを渇望している・・・!
<はやく・・・!
はやく・・・うどんを体内に取り込まなければ・・・!
俺は・・・!俺は・・・!>
私は車を走らせた。
貴重な「高知・モーニングうどん」を求めて。
『手打ちうどん 文吉』
陽が眩しい朝だった。
<また来たよ・・・文吉さん・・・!
アナタがモーニングうどんをお持ちだということは・・・!
前回の潜入で織り込み済み・・・いただくさ今日は・・・!>
寝起きの文吉をっ・・・!
9時ぐらいだっただろうか。
4人掛けのテーブルが奥まで縦にいくつか並ぶ店内。
その一番奥に、中年の夫婦が座っている。
少し暗めのその空間に、
キラキラ眩い朝日が明るく射し込んでいた。
"ハチキン"のオーラ、
ほとばしる女将さんに注文を伝えて、待つ。
<文吉の天井・・・高いな・・・!
何メートルぐらいあるんだろうか・・・!>
プラネタリウムで星を見るみたいにして、
天井を眺めていると、「グッドモーニンッ・・・!」
そう云わんばかりに、
それは出汁の香りを漂い散らせながら、やってきた。
『モーニング B』
注目のうどん・・・。
乗ってる・・・AGE・・・!
かけうどんじゃないっ・・・!
<コイツは・・・!
コンコンッ・・・!>
天下のキツネうどんっ・・・!
麺をゆき、
出汁をゆき、
おむすびをゆき、
出汁をゆく。
優しい出汁は米を包み込むようにして、ほどく。
おむすびの脇には、チリメンジャコ。
これが嬉しい。
<食べれば食べるほど・・・!
骨が強くなるっ・・・!>
圧倒的カルシウム・・・!
完食っ・・・!
『モーニングセット A』
初めて文吉を訪ねた前回も、火曜日だった。
そしてモーニングを食べに行ったこの日も、
偶然、火曜日だった。
火曜日は、金券配布の日・・・!
<別に意識的に火曜日を狙ったわけじゃない・・・!
しかし・・・よもやの2連続金券発行・・・!
こうなったら次からは・・・いっそ火曜日狙いで"火曜日の男"と化し・・・!>
やってやる・・・!
金券無限コンボっ・・・!
喫茶店風の佇まい。
スタンプサービスに金券サービスに、
モーニングサービス。
なかなか楽しいうどん屋さんを見つけてしまった。
◆ 手打ちうどん 文吉
(高知県高知市横浜西町50−22)
営業時間/8時~15時(11時30分まではモーニングタイム)※夜営業もされているかも?
定休日/木曜日
営業形態/一般店
駐車場/有
(ドライカレーうどん600円、天ぷらうどん600円、かけうどん350円など、大盛100円増、中盛50円増)
「手打ちうどん文吉」の場所はココ・・・!