「黒潮うどん」ガリマニア必見!生姜2種搭載、肉おろししょうゆ

2015.09.14

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「黒潮うどん」ガリマニア必見!生姜2種搭載、肉おろししょうゆ

2015.09.14

黒潮うどん・肉おろし醤油うどん1

『黒潮うどん』に行ったのは、須崎市『新子まつり』の帰りだった。

小雨が降り始めていた。
閉店時間の午後2時半が近かったので、ヤキモキしながら足早に店に入った。

セルフレーンの端で盆を取り、頭上に掲げられたメニューを眺めると、『肉おろししょうゆうどん』と書かれた大きな写真に目が留まった。

<これ美味しそうやな…>
ほとんどのメニューは文字だけなのに、『肉おろししょうゆうどん』は写真入りだ。写真の訴求力は高い。

元々は『ぶっかけ』が食べたかったのに、あっさり変更してそれを注文した。価格も『ぶっかけ』が小で270円に対して、『肉おろししょうゆ』は小がなく中からで620円と圧倒的に高いにもかかわらずだ。しかも710円の大にしてしまった。

よもやの豪遊っ……!

店員さんがうどんを盛り付けているのが、セルフレーン越しに見える。
長すぎるということだろうか。麺をハサミで切っている。

うどんを受け取ってから、トッピングコーナーで『ちく天』を取る。1本80円とこれは安い。

そして取り放題の薬味コーナーにたどり着いた。刻みネギやおろし生姜がある。

おろし生姜は、あらかじめ載せてくれていたが、さらに追加で載せた。おろし生姜倍盛りだ。…と言ってもうどんの味を損なうほどは載せない。

よくメロン農家だけどメロン嫌い、とかあるのだけれど、私は生姜を作り始めてから毎年どんどん生姜が好きになる。

基本的に作っている作物を好きになるタイプなのだろう。

昔、シシトウを栽培していた頃など、好きすぎて畑のシシトウを生で丸かじりにしていた。いまは生姜を丸かじりにしたいが、そうしないのは硬そうだからだ。

黒潮うどん・肉おろし醤油うどん2

閉店時間までもう間もないのに、黒潮うどんの店内は満席に近いほど賑わっていた。
出来上がった『肉おろししょうゆうどん(大)』を盆に載せて、奥の窓際の席にいき腰を下ろした。

黒潮うどん・肉おろし醤油うどん3

おろし生姜に紅生姜。二種類の生姜が入っていて生姜農家的にテンションが上がる。考えてみれば黒潮うどんがある土佐市も生姜処だ。

醤油を回しかけて食べる。麺が温かい。
<そういやここの醤油のデフォは温醤油やったな…!>

何も言わなかったら、醤油うどんは大抵冷たい麺で出されるのが定番だけれど、黒潮うどんの醤油うどんは温かい麺で提供される。

黒潮うどん・肉おろし醤油うどん4

数年ぶりに見る黒潮うどんの麺。相変わらず幅が広め。
肉は国産牛を使用しているらしい。その肉が紅生姜と相まって、若干、牛丼風味でもある。

大根おろしと、おろし生姜が載っているあたりを食べると、今度は天丼風味だ。

しかし、やはり麺を食べると、<これはうどんなんだな。牛丼じゃないんだな。天丼でもないな!>ということがよくわかる。カツオ節の部分を食べると、当然おかかご飯風味だ。

1杯で最低3度は楽しめる。
むしろこの1杯がアミューズメントパーク。そんな様相。

ほらご覧。器のふちに立てかけた、ちく天の傾斜角。これがジェットコースターや。
器を回すと全体が回る。これはもううどんやない。メリーゴォーラウンドや。

アナユキやったらMayJ.も歌うでー!
メリゴォー!メリゴォー!メリーゴォーラウンドに乗って~♪言うてのぉー!!