トンカツが乗ったラーメンを昼間っからむさぼる・・・!それが高知県民ってもんだろう・・・!
一時期・・・テレビで取り上げられて話題になった・・・高知県民のソウルフード・味噌カツラーメン・・・!実際にソウルフードかというと、微妙で・・・高知でも田舎の年寄りなどはそんなラーメンがあると知りもしない・・・。
がっ・・・!
しかし・・・!
竜一のような若い男の子は・・・やっぱり定期的に食べたくなる・・・!見るからに高カロリー・・・!一千馬力の味噌カツラーメンが・・・!
『ラーメンの豚太郎 春野店』
<味噌カツラーメンを探し求め・・・気が付けば春野まで来ていた・・・>
外観から受ける印象よりもずっと広い店内・・・。
見やるメニュー。
<あるっ!あるっ・・・!味噌カツラーメン・・・!>
高知県内に何店舗もある豚太郎・・・!それぞれの店舗でメニューや味が異なる・・・独特の方式で展開されるフランチャイズ・・・!
だがどの店舗でも確実に味噌カツラーメンは提供されている・・・その安心感・・・!
まずは単品で注文・・・!
『焼きめし』・・・来る・・・!
一口食べて・・・ほっこり・・・!
懐かしいっ・・・!
<なにが懐かしいのか・・・考えてみればよくわからないけれど・・・土曜日の昼に友達のお母さんが家で作ってくれた焼きめしって味がしてイイっ・・・!>
このあとにラーメンが来ることを考慮し・・・
ややゆっくり動かすシルバースプーン・・・!遠慮気味に食べ進める・・・。
<変な話・・・白米に合いそうな焼きめしでもあるな・・・。白米のおかずに焼きめし・・・米に米・・・炭水化物祭りだけれど・・・案外イケるんだ・・・>
穏やかな空気が流れる・・・昼下がり・・・
午後三時の豚太郎春野店・・・!
まったりしていると・・・!
真打ち登場・・・!
味噌カツラーメンは味噌カツラーメンでも・・・!
ただの味噌カツラーメンじゃねぇっ・・・!
それ・・・!
味噌カツバターラーメン・・・!
大きな一枚岩のカツ・・・!
その上にこれまた巨大なバターがドカンっ・・・!
乗りおおすっ・・・!!
<熱いスープの中にバターを入れてしまうと・・・そのままドンドン溶けてしまう・・・。しかしトンカツ・・・そしてモヤシで作った島の上にバターを乗せることで・・・溶けることを防ぐ・・・。それによって・・・客はまずノーマル状態の味噌カツラーメンが食べられ・・・任意のタイミングでバターを溶かすことによって・・・自分の意思で味噌バターに変化させられる・・・!>
グッジョブ・・・!
グッジョブ春野店・・・!
その頃・・・嫁が食べていた『豚坦麺(トンタンメン)』
<担々麺じゃない・・・!豚坦麺・・・!いったいなにが違うんだ・・・>
わからないまま一口貰う・・・。
食べてみればわかる。
<あああっ・・・!たしかに・・・!>
「トンッ!タンッ!メンッ!」
そんな感じだ・・・!
再度『味噌カツラーメン』に戻る・・・。
うどんだけではなく・・・ラーメンにまでコシが求められる時代・・・!しかし豚太郎の麺・・・。近年流行りのシコシコタイプではなく・・・昔ながらの緩いソフト麺・・・!
<コシある麺も好きだけれど・・・うどんでもラーメンでも・・・軟らかい麺・・・それもまたいい・・・!>
高知県民のソウルフードだと決められると、違和感が拭えない味噌カツラーメン・・・。だが食べるとなにか懐かしい気分になるというか・・・ほっこりした気分になれる・・・。
そうすると・・・やっぱり味噌カツラーメンはソウルフードなのかもしれない(知らんけど)。
* 味噌カツラーメンのカツの形状が店舗によって一口タイプもあったりして、異なるのがまた面白い。豚太郎全店および自由軒や他店の味噌カツラーメンを一同に集めて、味噌カツラーメンサミットを開催したりできないものなのでしょうか・・・(誰に訊いてるんや、というね・・・)。