うどん屋で、ラーメン・・・!
三里うどん本舗、中華そば始めました
営業形態の変更
高知市十津の『三里うどん本舗』が、10月から営業形態をリニューアル。
平日は「中華そば」。
「うどん」の提供は、土日祝祭日のみと変更されている。
土日祝祭日の「うどん」の営業時間は、これまで通り、午前7時から午後2時までだが、平日の「中華そば」は、午前11時から午後2時までの営業となっているため注意。
さらに定休日が増え、従来の水曜日に加え、木曜日も休み。
夏以来、久々『三里うどん本舗』に現れた竜一。
「本館は使っていないのか・・・」
本館の入口をふさぐように立て看板が置かれている。
「別館に入ってみよう・・・」
入ると別館のカウンターの中。そこに大将がいた。
平日の三里うどん本舗、中華そばのメニューは2種
中華そばは「しお」「しょうゆ」それだけ・・・!
「これだけ潔いと、優柔不断な俺でも迷わない・・・!」
両方いこう・・・!
中華そば「しょうゆ」
女将さんが持ってきてくれたそれ・・・!
香る!昭和・・・!
ああ、ほっこり・・・!
昔ながらの中華そば、そんな雰囲気・・・!
直後にくる・・・!
中華そば「しお」
やはり昭和・・・!
映画でいえば、日活・・・!
塩と同じく大ぶりのチャーシューがのる。
特徴的なのはキャベツ。
「キャベツの千切りがのるラーメン、少なくとも高知ではあまり見かけない・・・」
具材の構成が「しょうゆ」と若干違い、ゆで卵がなくなった代わりに、ワカメがのっている。
それにしても、デカいチャーシューだっ・・・!
「川原で投げたら犬が追いかけること間違いなし!そう!これはフリスピー・・・!」
元々は、凄腕のうどん屋さん。
「中華そばのスープは、うどんの出汁と何か共通する部分があるのだろうか・・・」
そう思い、大将に聞いてみたが・・・
うどんの出汁とはまったく違う作り方で拵えているため、共通項はないと言う。
「ラーメンは、○○で出汁取っとるんよ・・・」
と、大将の口から出たのは意外な魚の名前だった。
そもそも、なぜ「中華そば」を始めたのか
その理由は聞かずとも、大将が自ら話してくれた。
話によると、大将は一時期体調を崩されていて、朝3時に起きてうどんを打つことが困難となり、うどんよりも体に負担の少ない中華そばを提供することにしたそうだ。
「ラーメンでもスープ作らんといかんから、きょうも4時起きやけどね」と大将は笑う。「けど、うどん打つのと違うて、鍋を火にかけて見よったらええけん、その分はマシじゃけど」
「何やっても、なかなか大変ですよね・・・」
「週末は県外からも来てくれるお客さんがおるけん、土日と祝日だけは、がんばってうどん打ちよるわ・・・」
元々、讃岐うどんのメッカ、香川県で『こうめ』という人気店を経営されていた大将。その時代にも「中華そば」を提供されていた模様で、高知に移転されてからも夜限定で「中華そば」が食べられていた時期があった。
三里うどん本舗、年末年始の営業は
2016年は12月31日(土)まで、みっちり営業される雰囲気で、12月最終週の30日は金曜日ながら「うどん」で営業される様子。
なお、2017年は1月6日(金)からの営業開始とのこと。
よろしくお願いします(笑)。
三里うどん本舗の住所、地図、営業時間、定休日、駐車場
所在地/高知県高知市十津2丁目4−11(地図)
営業時間/[平日]11:00~14:00、[土日祝]7:00~14:00
定休日/水曜日、木曜日
営業形態/平日は「中華そば」、土日祝は「うどん」で営業。
駐車場/有(店舗がある坂の下に6台分ほど)
1人行きやすさ/◎ カウンター席有り
子連れ行きやすさ/○ 小上がりないが、土足で入って行ける讃岐チックな店内で…適当に誤魔化せる(笑)。子供用椅子有り。