隠れデカ盛りの聖地ではないかと思い始めている、香南市野市町『うどんの庄 真田』に行ったのは、蒸し暑い午後のことだった。
駐車場にとめた車から降りると、汗が噴き出す。
出入り口の戸を開けると、店の人が声をかけてくれる。『真田』の店内は、いつものように賑わっている。
窓際の席に腰を下ろす。
卓上には「ユズ酢」が置かれている。
うどんの庄 真田のメニュー。
▲ 温かいうどんメニュー。
▲ 冷たいうどんメニュー。
暑すぎて、温かいうどんを食べる気にまったくなれない。
「えび天ぶっかけ」と「冷やかけうどん」を注文したが、気が付けばそれは前回とまったく同じ二品だった。
(関連記事:香南市!うどんの庄「真田」でランチ!冷やかけ!えび天ぶっかけ!)
えび天ぶっかけ
うどんの上に、盛られた大量の天ぷら……!
天ぷらの山!
野菜の天ぷらは巨大で、ニンジンの天ぷらなど、それで扇げば強風が吹くことが想定される。
エビにいたっては、棍棒だ。
冷やかけうどん(大盛)+ かき揚げ小
私はわかっていた。『真田』の「大」は危険。
一応は「2玉」としたものだろうが、その量が尋常ではないのだ。
元々、1玉の量の設定が多いため、2玉(大)にすると、それはよもやの「メガ盛り」と化す。
冷えた出汁……!
そこに沈む大量のうどん!
「常人には食べきれないほどの量……!」
これより多い「特盛」なんて誰が食えるんだ!
「見るだけで気が遠くなる。しかしそれでも俺は大盛を食べていたい。たくさんのうどんと共に過ごしたい……」
真田でのひとときを!
付け合わせに注文した「かき揚げ」。
「一見、ただでさえ量の多い"大盛"に、かき揚げを付けてどうするんだって話だが、かき揚げは"箸休め"の役割を果たす」
この局面において、かき揚げは救世主となることを俺は知っている……。
別皿に盛られた、おろし生姜。
それをのせて、一気に食べる!真田のうどん!
んー!モッチモチ!
いつの頃からか、麺の弾力が飛躍的に増した『真田』。
この日の麺も……!
圧倒的アルデンテ!
なみなみ入った、冷たい出汁を飲み干すと、さわやかな「夏」が駆け抜けた。
「うどんの庄 真田」の所在地、営業時間、定休日、駐車場
所在地/高知県香南市野市町西野1896番地3 U-BURG 1階(地図)
営業時間/11:00~15:00
定休日/火曜日
営業形態/一般店
駐車場/有
一人行きやすさ/◎ カウンター席あり
子連れ行きやすさ/○ 半個室に近い座敷、1卓あり
*うどん巡りに「高知うどん店一覧データ」もご活用ください。