高知県南国市、JA高知病院の西におしゃれな洋食屋さんが誕生。店名にはこうあった。
assiette!
……アッシエッテ?アシェッテ?
当初、お店の名前を読むことが出来なかった竜一。見たままのアルファベットを入力してネット検索してみると、どうやら「アシェット」と読む模様。
フランス語で「皿」を意味する言葉のようで、Google翻訳では「一品(いっぴん)」と出た。
勉強になる!
「アシェット……言葉の響きがいい……」
その『アシェット』。現在はプレオープン中で、グランドオープンは2018年1月11日とのこと。
assiette(アシェット)の店内
大きなガラスが張られていて、外から店内の様子がうかがえる『アシェット』。
店内に入らずとも、多くの人で賑わっているのがわかる。「満席かな?」そういう懸念もあった。
「一応、入るだけ入ってみようか……」
満席で断られるのを覚悟の上で入ってみると、奥のテーブル席が空いていたようで通していただけた。
カウンター席とテーブル席で構成されている『アシェット』の店内は綺麗で、少し大人びた雰囲気が漂っている。
assiette(アシェット)のメニュー
アシェットのランチメニューは「日替わりランチ」と「パスタランチ」、その2択(価格は共に1080円)。
内容は毎日変わるようで、つまり……
毎日食べに来ても問題ない!
……そんな仕様になっている。
▼ この日のメニューは以下の内容。
- 日替わりランチ/国産若鶏とニンニク葉のフリカッセ
- パスタランチ/剥き海老とマッシュルームのプッタネスカ
フリカッセ……?
プッタネスカ……?
わからない言葉が並ぶ。
「なんだ?フリカッセって?……プッタネスカ……?想像もできない……」
それはドキュメンタリー番組が一本取れるほどの、未知への挑戦だった……。
「わからないことが多いほうが面白いじゃないか……」
「日替わりランチ」と「パスタランチ」をデザート付きで注文して、料理の到着を待つ。
本日の前菜
初手は「日替わりランチ」「パスタランチ」、双方に付く「前菜」。
アシェット(皿)に盛られた、8種のお料理たち!
スープを基点にして反時計回りにご紹介。
- 人参のポタージュ
- フルーツトマトのマリネ
- ブルスケッタ
- カンパチのエスカベッシュ
- 2種のサツマイモとリンゴのブランダード
- ミートキッシュ
- ローストポーク
- グリーンサラダとアイコトマト
* メニューにあった「彩り大根のカルパッチョ」は売り切れで「ローストポーク」に変更されている。
ブルスケッタ!
エスカベッシュ!
ブランダード!
ほとんど「うどん」ではあるものの、年間にかなりの数の飲食店を食べ歩いている竜一。
それでもメニュー名の1/3が理解できない!
お店の名前、メニュー名にと、聞き慣れない言葉が立て続けに出てくる『アシェット』。わからない言葉はすべて検索する竜一。
ブルスケッタとは
ブルスケッタ(伊:Bruschetta)とは、イタリア料理の軽食の一つ。おつまみや前菜として用いられる。元来はイタリア中部の郷土料理である。名称はローマ地方の方言で「炭火であぶる」を意味するブルスカーレ bruscare に由来する。
最も簡単なブルスケッタは、オーブンで軽く焼いたパンにニンニクをこすりつけ、オリーブ・オイルをかけて塩とコショウをふったものである。赤ピーマンやトマト、豆などの野菜、チーズ、ハーブ、肉などをトッピングすることもできる。(Wikipediaより引用)
エスカベッシュとは
エスカベシュあるいはエスカベチェ(Escabeche)は、地中海料理の一種である。揚げるか茹でた魚(スペインでは、鶏、ウサギ、豚肉のエスカベシュもある)を酸性液でマリネして作る。(Wikipediaより引用)
ブランダードとは
ブランダードは、塩漬けのタラを砕き、オリーブオイル、牛乳、ニンニク、時にはトリュフを加えて練り上げた濃いクリーム状の料理である。(Wikipediaより引用)
勉強になる!
メインの料理と同じく、前菜の内容も「日替わり」である模様で、毎日だって通える仕様となっている。
8種類もの料理がワンプレートにのせられている。
「なかなか一般家庭で、これほどたくさんのお料理を作るなんてことできない!」
それなのに『アシェット』に来れば、日常ではできない体験ができる!
嬉しくなっちゃうだろう!この状況!
そして来た!メイン……!
本日のパスタ「剥き海老とマッシュルームのプッタネスカ」
これが……
プッタネスカ……!
プッタネスカは、イタリア料理のパスタ料理の1つ。イタリアではパスタ料理の名称は必ずパスタの名称を含むため、スパゲッティを用いればスパゲッティ・アッラ・プッタネスカ (Spaghetti alla Puttanesca) 、リングイネを用いればリングイネ・アッラ・プッタネスカ (Linguine alla Puttanesca) が正式な名称である。ソースだけを指す場合は、スーゴ・アッラ・プッタネスカ (Sugo alla puttanesca) と呼ぶ。トマトソース・パスタのバリエーションの1つで、アンチョビやオリーブ、ケッパーの塩味や唐辛子の辛味を利かせた、刺激的なナポリの名物パスタである。(Wikipediaより引用)
エビが……
巨大っ……!
オリーブだって入ってんだよ!
「よくあるトマトソースのパスタなのかな、と思って食べると違う……!」
口に含むとトマトの酸味が強すぎず、オリーブの香りが鼻に抜ける!
まるで地中海……!
高知県南国市でありながら、ヨーロッパ……!
欧州の風が吹いている!
プッタネスカに添えられたパンがまたうまい。
トマトソースと合うんだよ!
国産若鶏とニンニク葉のフリカッセ
そして、これが噂のフリカッセ!
フリカッセ(仏 fricassée)とはフランスの家庭料理で白い煮込み。バター等の油でたまねぎをしんなりするまで炒め、鶏肉や魚介類を加えて絡めて炒め、ワインやブイヨン、ローリエを入れ、煮立ったら生クリームを加えて作る料理である。(Wikipediaより引用)
白い煮込み!
若鶏の丘に、大量の葉ニンニクが盛られている!
年末……!
いまが旬の葉ニンニク!
「すき焼き」にネギの代わりに入れてごらんなさい!
頭が無茶苦茶になるほどおいしい!
葉ニンニクを使った鶏肉料理!
初めて食べたが、おいしい!
私には聞こえるんだ……鶏の声が……。
鶏はこう言っている……。
「カモとネギの相性は有名だけれど、これまでのわたしにネギのような存在はいなかった。わたしの心のさみしさに誰も気づくことはなかった……」
でも……やっと見つけた……
わたし!葉ニンニクさんと生きていくわ!
鶏がそうやって未来を見つめているんだ!
幸せになってほしい!
近年は横文字で「ラディッシュ」とも呼ばれる「ハツカダイコン」。
「よく見るとハート形……」
鶏と葉ニンニクの門出を、ダイコンも祝福している!
おそらくはレンズ豆と思われる小さな豆。これをフリカッセの白いソースと絡めて食べると私にも幸せが訪れる。
本日のデザート「自家製セミフレッドとりんごアイスの盛り合わせ」
最後まで押しの手を止めない、わからないものシリーズ。
大トリは「セミフレッド」。
セミフレッド (イタリア語: Semifreddo, 発音 [semiˈfreddo]) は、半解凍状態のデザートであり、大抵はアイスクリームケーキ、カスタード、フルーツタルトを半解凍させた菓子である。(Wikipediaより引用)
上品な甘さ。そして「くるみ」だろうか。ナッツが入っている。
「これを食べているだけで、リアルの充実度が数段階上がって……」
圧倒的!リア充!
……そんな気分が味わえる。
豪華前菜にメインのお料理、ドリンクとデザートを付けても、1330円。
「これはお得……!」
夜は完全予約制で営業とのこと。
クリスマスに大事な人と行けば、鶏と葉ニンニクのように仲良くなれると思います。
assiette(アシェット)の所在地、営業時間、定休日、駐車場
店名 | assiette(アシェット) |
所在地 | 南国市明見447-7(地図) |
営業時間 | 11:00~15:00 18:00~22:00 ※夜は2日前までの完全予約制 |
定休日 | 月曜日 |
駐車場 | 有 |
店内 | ■カウンター席/有 ■テーブル席/有 ■座敷/無 |
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