手打ちうどんやまいち 閉店・・・・・・(釜あげ明太バター & 生しょうゆ(温))

投稿日:2010.12.02 更新日:

ある日、『草や』のオニ嫁さんからブログにコメントが入った。
そのコメントを読んで、しばらく言葉を失った。

「やまいち・・・閉店・・・!」

このブログでも何度かレポートさせてもらっている、
香美市土佐山田町にある、『手打ちうどんやまいち』

以前は、南国市・・・と言ってもかなり土佐山田町寄りの、
今もまだ開通していない『あけぼの街道』沿いにあった。

当時の記憶が蘇る。

喫茶店風の店内。
入り口を一歩入ると、イラストや雑貨が展示されたギャラリーのようなスペースがあって、
他のうどん屋さんとは一線を画す、やまいちらしいオシャレな世界が広がっていた。

奥に行くと、
やはりオシャレな喫茶店風のテーブルやイスが並べられた飲食スペースがあり、
普段、庶民中の庶民のような生活をしている竜一は、若干緊張したのを覚えている。

初めて食べたやまいちのうどんは・・・。
さすがに記憶が薄れているのだけど、
たしか、『釜玉』!

でも本当のことを言うと、その当時は、
麺の太さや食感、卵の半熟具合などに多少の不満があり・・・。
つまりは、私好みのうどんではなかった。

だけど、愛した・・・!

自分の好みでは無いにしろ、
なにせ、やまいちのうどんには、愛があった。

麺線を伝わる・・・!
云わずとも小麦を通じて分かち合える・・・!

そんな愛がっ・・・!

うどんでも、人間でも、
一番大事なのは、外面の良さではない。

愛や優しさ。心。魂。
内に秘めたるものこそが、よっぽど大事なのである。

常に何かを感じさせてくれる。
そんなやまいちに惹かれながらも、
南国市にある当時は、どうしても好みの違いを埋めきれず、
そこまで通ってはいなかった。

しかし、
土佐山田町に移転してから、
状況変わる。

移転したやまいちのうどんを食べて、
驚いた。

どういうわけだか、
味が急激に竜一好みに変化していたのだった。

それからは通うペースも一気に上がった。
いつしかやまいちは、私のお気に入りの店になっていた。

そして、これからご紹介するうどんが、
そんなやまいちで私が食べた、
最後のうどん。

この時は、
まさかこれが最後の一玉になるとは、思っていなかった・・・!

手打ちうどんやまいち 釜あげ明太バター(大盛り)

『釜あげ明太バター(大盛り)』

茹で上がったばかりの釜あげ麺に、明太子とバター。
それから醤油を絡ませて食べるという、
パスタのような、やまいちらしい攻撃的うどん。

メニューに、「大盛りまで」と書かれてあって、
いつもの『特盛り』を自重した。

何故、大盛りまでしか出来ないのかは分からなかったけれど、
提供する側の事情があってのことだろうから、
私も野暮なことは聞かなかった。

というか、持病のアビリティ【人見知り】が発動して、聞けなかった。

手打ちうどんやまいち 釜あげ明太バター 麺アップ

明太とバターと小麦の香り。
モチモチとした食感の釜あげ麺。

ほんのりとした甘さに、
明太の塩辛さが刺激的に交じり合って協奏していた。

手打ちうどんやまいち 生しょうゆ・温(大盛り)

『生しょうゆ・温(大盛り)』

手打ちうどんやまいち ちく天

最後に撮っておいて良かった、ちく天空中殺法。
通称、『うどん界の立体交差』

天ぷら類も秀逸だった。

もう何処かで『やまいち』のうどんが食べられることは無いのか・・・。
あの鳥天も・・・。好きだった肉入りの温玉醤油も・・・。
今年食べそびれて楽しみにしていた、来年の『冷やしかけ』も・・・。
全部、幻になってしまうのかな・・・。

手打ちうどん やまいち

上の画像は、営業していた頃のものです。
先日、前を通ったら、もう看板などはすべて取り外されていて、
中でどなたかが何かの作業をされていました。

遠目で一瞬だったのでよく分かりませんが、
やまいちの店主では無いように見えました。

店の前には、既に中華料理の写真が入った看板(旗?)が設置されていて、
なにか、もうすぐに中華料理屋に変わるようです。

今まで本当にお疲れ様でした。
美味しかったです。
ごちそうさまでした。

最後、店を出る時に大将が言った一言。
「ありがとうございました」

それは俺のセリフや。

1位になったら竜一が全裸になると言われているランキング。(;ω;)

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竜一

1982年生まれ。高知で生姜農家をしています。うどんをかぶって寝たいほどうどんが好き。ラーメンとカフェも好き。これまでに食べ歩いた飲食店は数千件。高知のグルメ情報はおまかせください。農業家/ブロガー/農業界のうどん野郎/農業は生姜一本で稼いでます。

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