手打うどん 田吾作 かけうどん(冷)&カレーうどん

2011.08.05

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手打うどん 田吾作 かけうどん(冷)&カレーうどん

2011.08.05

あの店にも行ってみたい。
この店にも行ってみたい。

そういう風にいろんなうどん屋さんを巡っていると、
「一時期はよく通っていた店に行かなくなってしまう」
という減少が起こる。

行きたくないわけではなくて、
行く機会を失い続けてしまうというか・・・。

この店も、そんな一店だった。

手打うどん 田吾作

『手打うどん 田吾作』

香南市野市町にある老舗。

店の前はたまに通るのだけれど、
少しのきっかけが無くて、中に入るのは二年ぶりである。

時刻は、14時を過ぎていた。
(閉店時間は15時)

入って右奥に三つ並ぶテーブル席。
その一番手前の席で、作業着を着たおじさんが、
マンガ雑誌を片手に白い麺をすすっている。

私は、おじさんが座っているテーブル席の二つ向こう。
店の一番奥の席に座ることにした。

久し振りに見るメニュー。
二年前からまったく変わっていない。

遠い記憶の中にあった表記。
『かけうどん(温・冷)』

それを見つけて、安心した。

<記憶通り・・・やっぱりあった・・・!
田吾作・・・冷たいバージョンの・・・かけ・・・!
つまり・・・これこそ・・・田吾作のひやかけ・・・!>

もしも記憶違いで、田吾作のひやかけ、
それが食べられなかったら、大変な虚脱感に包まれていただろうから、
自分のアテにならない記憶に間違いが無くて、本当に良かった。

<よしよしよしっ・・・!
食べられる・・・田吾作のひやかけ・・・!
老舗の冷たい出汁・・・飲み尽くしてやるっ・・・!>

「日本の夏、ひやかけの夏。」

第二弾・・・!

田吾作の陣・・・!
(ちなみに第一弾はコチラです(*´σー`)エヘヘ → 『手打ちうどん まるしん』)

「か・・・かけうどんの・・・!
冷たいの・・・大盛で・・・!」

すると、店のおばちゃん。

「大盛やったら10分ぐらいかかるんやけど・・・いいですか・・・?
中盛やったらすぐ出来るんやけど・・・!」

「あ・・・いや・・・大盛で・・・!」

「大盛でいいですか・・・!?
中盛やったらすぐ出来るんやけど・・・!」

おばちゃん、どうやら竜一に中盛にしてもらいたい様子。

だが、竜一。
譲らない・・・!

「いいです・・・大盛で・・・!」

<中じゃダメなんだ・・・中じゃ・・・!
大じゃないと・・・俺の腹は満たしきれねぇ・・・!>

「待たんといかんけど・・・構いませんか・・・?」

「はいっ・・・!」

<よし通った・・・最後の最後でおばちゃんに競り勝った・・・!
わずか10分少々が待てなくて・・・!
今日一日後悔し続けることだけは・・・絶対に受け入れられねぇ・・・!>

待つ・・・待つ・・・!
待てない高知県民・竜一・・・!

うどんだけは待つ・・・!

そして・・・来る・・・!
まだ見ぬ夢・・・!

田吾作・・・!
ひやかけがっ・・・!

手打うどん田吾作 かけうどん(冷)大盛&かき揚げ

『かけうどん(冷)大盛 & かき揚げ』

<あら・・・生姜付いてるじゃん・・・!
とあるTさんが生姜が付いてないって不満を言うてはったのに・・・!
ひやかけだからかなっ・・・!?>

初めて注文した田吾作のかき揚げ。
それを見て、少しの違和感を覚えた。

<おおっ・・・!このかき揚げは・・・!
まるしんのかき揚げや・・・他のうどん屋によくあるかき揚げとは・・・!
何かが違う・・・!全体的に纏まっているというか・・・!>

バサバサしてねぇ・・・!

噛むと、エビの殻が「パリパリ!」と弾けて、
フンワリとした生地との食感の対比が面白い。

手打うどん田吾作 かけうどん(冷) 麺アップ

<相変わらず・・・麺・・・細いなぁ・・・!>

比べてみると、割り箸の先端の幅と同じぐらいの太さだった。

柔らかく、しなやかな食感。
体調が悪い日でも、スルスルと食べられそうである。

その時、竜一。

以前、田吾作で食べた、温かい出汁に浸かったうどんの記憶と、
今現在、体感している冷たい出汁に使ったうどんの味を比較していた。

<田吾作の麺は・・・!
温かくても・・・冷たくても・・・!
あんまり食感の差がねぇように感じる・・・!>

これが老舗の技術・・・!
香南アルデンテ・・・!

「素敵です、香南市☆」

などと、某局長に対する下心満載の、
腹黒いキャッチコピーを書きつつも、食べ進む。

手打うどん田吾作 かけうどん(冷) 出汁

「ゴクッ・・・ゴクッ・・・!」

飲む・・・!
飲む・・・出汁・・・!

<くぅぅぅぅぅ・・・!
歴史の長い店らしく・・・優しくスッキリと纏まってやがるっ・・・!
いくらでも・・・どれほどでも・・・!飲める・・・!>

無制限に・・・!

<もはや俺の胃袋に限界などねぇ・・・!
こうなったら・・・!>

青天井だっ・・・!!

喰らう・・・喰らう・・・!
田吾作・・・!

伝統のひやかけを・・・!

手打うどん田吾作 かけうどん(冷) 微妙に太さが違う麺

<あれ・・・!麺の太さが違う・・・!>

キレイに揃った麺。
その中に、一本だけ太いのを見つけて、テンション上がる。

<手打ちうどんならではの・・・こういうの・・・!
堪んねぇ・・・!>

そして、渡辺篤史。

なるほどぉぉぉ・・・!
わかりましたぁぁぁ・・・!

手打うどん田吾作 カレーうどん&揚げちくわ

『カレーうどん & 揚げちくわ』

太いちくわが丸々一本。
田吾作の天ぷら類は、力強い。

ちなみに、『天ぷらうどん』のエビ天は、こんなのである。

田吾作 天ぷらうどん
(画像は2009年のものです)

ドーン・・・!

ドンブリ内に収まる気なんて微塵もねぇ・・・!
衝撃の長さ・・・ド迫力・・・!

圧倒的っ・・・!
職人芸・・・!

地元民に愛される店、田吾作。
田舎ならではの緩い雰囲気のうどん屋さんで、味のある良い店である。

手打うどん 田吾作

◆ 手打うどん 田吾作(香南市野市町)
営業時間/11時~15時
定休日/月曜日・第2火曜日
営業形態/一般店
駐車場/有

(かけうどん温・冷390円、カレーうどん740円、天ぷらうどん610円、
かき揚げ110円、揚げちくわ110円、豚カツ210円など、中盛50円増、大盛100円増)
『手打うどん田吾作』の場所はココっ・・・!

愛をください。(;ω;)