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『楓おろし(大盛)』
一年半前と同じ選出。
素振りをしながら、暫し待って現れた"ソレ"は、
一年半前と変わらず・・・いや、むしろ一年半前を凌ぐ美しさを魅せ放ち、
『(天ぷらおろし)と(温玉肉おろし)の豪華コラボ』
というメニューの表記通り、絢爛な様相を携える。
大盛2玉の麺上を・・・!
覆い尽くすトッピング・・・!
天ぷら類・・・!7種・・・!
牛肉・・・カイワレ・・・大根おろし・・・!
ゴマ・・・生姜・・・!
それに・・・楓おろしではお馴染みの・・・!
青・・・白・・・ツートップネギっ・・・!
そして中央に温玉が威風堂々と鎮座する・・・!
圧巻の・・・!
合計15種っ・・・!
この藝術は認める・・・!
ロダンでもっ・・・!!
中でも、レンコンの天ぷらが美味い。
<アタシ・・元々レンコンさんのこと・・・スキだけど・・・!
このレンコンさんを食べると・・・レンコンさんのことが・・・!
もっと・・・!もっと・・・!スキになっちゃうっ・・・!>
噛めば迫力のフルショット・・・!
ドォーンと押し寄せる攻撃力っ・・・!
<あぁっ・・・!あぁっ・・・!
レンコンに・・・!レンコンに・・・!
なり・・・!てぇ・・・!>
麺・・・ズシーンッ・・・!
表面クニュリ・・・!
噛み応えタップリ・・・!
中心に近付くと・・・!
モチモチッと変化して魅せる・・・抜群の反応性・・・!
「この子は・・・ホンマに・・・!
よう出来た子やぁっ・・・!」
だがっ・・・!
だがだがだがっ・・・!
油断しとったら・・・!
あかーんっ・・・!
重量級の強力(ゴウリキ)で・・・!
張り倒されるっ・・・!!
楓おろしとの久々の再会を堪能していると、
新たに入ってきた中年の男性客が「生醤油の中盛」を注文する声が、
背中側から聞こえて来る。
<メニューには大盛の記載しかねぇが・・・中盛もあるのか・・・!
つまりこれは・・・まるしんの特盛の如き隠し球・・・!
いや・・・うどんだけに・・・!"隠し玉"かっ・・・!>
『天ぷらうどん(大盛)』
楓は、麺だけではなかった。
かけ出汁、全開。
<この野郎っ・・・!飲み込んだ次の瞬間には・・・!
手の先から足の指の先まで・・・速攻で全身に駆け巡ってきやがるっ・・・!>
それは芳醇な香りを漂い知らせ、
甘いとも辛いとも濃いとも薄いとも言えぬような、
なんとも言いようのない味。
ただ言えるのは、一言・・・。
圧倒的・・・!
美味っ・・・!
◆ 本格手打 うどん処 楓(高知市朝倉南町)
営業時間/11時~20時30分
定休日/月曜日
営業形態/一般店
駐車場/有(庭)
(楓おろし800円、天ぷらうどん700円、生じょうゆ530円、大盛120円増、中盛?円増など)
『本格手打うどん処楓』の場所はココっ・・・!
『楓への土佐道路からの進入ルート』(クリックすると拡大して表示します)
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