本格手打 うどん処 楓 エピソード2/素振りは基本

2011.11.17

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本格手打 うどん処 楓 エピソード2/素振りは基本

2011.11.17

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土曜日の14時を過ぎる頃だった。
常にピーク時を避ける、"竜一方式"

他店に行こうとしていた関係もあって、
さらに時間が遅くなった。

入口で5~6人組の家族連れとすれ違う。

いきなり出くわした大人数に、
酒の席以外では、とにかく静寂を好む私は、
一抹の不安を覚えた。

だがしかし、中に入ると、
カウンター席で中年ほどの男性が1人、
白い麺を勢い良くすすっている後姿が見えるのみ。

<よしっ・・・よしよしよしっ・・・!
テーブル席ガラ空き・・・座り放題っ・・・!
勝てると解っているイス取りゲーム・・・!>

うどん運に見放されていると思っていたが・・・!
これまでのアンラッキーで溜まりきったうどん運が・・・!

ついに開放されたっ・・・!
ここで・・・この局面でっ・・・!

本格手打うどん処楓 店内

近郊に流れる鏡川の穏やかな流れみたいに、
落ち着いた"和モダン"な雰囲気、漂う店内。

開くメニュー。

『山のとろとろ』なる、
山芋、納豆、オクラ、などで構成される、
季節限定メニューに心惹かれるも、

「楓は天ぷらが美味い!」という自らの固定観念を拭い去れずに、
気が付けば、一年半前に訪ねた際と同じ物を注文していた。

差し迫るうどんとの対戦に向けて、
箸で麺を持ち上げる動作を繰り返す、
いわゆる「素振り」をしたりしながら、暫し待つ。

<野球でもゴルフでも・・・!
素振りもせずに・・・いきなり打つヤツはいねぇっ・・・!>

10分と少しの時間が経っただろうか。
私は、相変わらず素振りを続けていた、その時。

「コトンッ・・・!」

盆の上にドンブリが乗せられる音がした。

<鳴った・・・!
今・・・鳴り響いた・・・!>

俺のうどん史に・・・!
新たなる歴史を刻むゴングがっ・・・!

(エピソード3へ続く・・・!)
『エピソード3を読む』 『エピソード1を読む』

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