紆余曲折を経て行った『楓』で、重量級のアルデンテを確認した私は、
高知市朝倉にあるショッピングモール、『フジグラン高知』に参上していた。
週末、土曜日とあって、駐車場は満員御礼。
屋上に僅かに空いたスペースに車を停め、エスカレーターで降りる。
「ドキッ・・・ドキッ・・・!」
下の階へ降りるに従って、高鳴る胸の鼓動。
<うわぁっ・・・なんか緊張する・・・!>
そして辿り着いた1階。
目指す・・・!
フードコート・・・!
<おおぅっ・・・めっちゃ人おる・・・!
てゆーか・・・どこやっ・・・どの店がそうやっ・・・!
・・・!って・・・あったっ・・・!>
竜一・・・発見・・・!
見つけた・・・!
「junjunさんのド本命っ・・・!」
(お店の画像は「junjunさんのブログ」から拝借しております!(*´σー`)エヘヘ)
『Petite glace(プチ・グラス)』
<ついに来たぜ・・・!
エスカレーターでっ・・・!>
だが、竜一。
ご存知のように圧倒的人見知り。
この時、言うまでもなくビビッていた。
とりあえず、junjunさんにご挨拶・・・。
なんていう、よくある展開には勿論ならない。
いや、正確に言うと、出来ない。
店前を足早に5往復。
junjunさんが居るかどうか、
チラ見して確認。
そしたら・・・居たっ・・・!
後ろを向いて、
何か作業をされているjunjunさん。
写真で見た・・・!
あのjunjunさんが・・・!
動いてるっ・・・!
顔は見えなかったが、
後ろ姿からも美人オーラが漂う。
<すげぇ・・・生jujunさん・・・!
インターネット回線の向こう側に居た筈の人が・・・!
今っ・・・!目の前にっ・・・!>
入り混じる、緊張と興奮。
お手手、壮絶にプルプル。
<言っておくが・・・!
人見知りでも・・・チキン野郎でも・・・!>
食べたら勝者っ・・・!
<ここまで来て・・・!
この局面まで漕ぎ着けて・・・!
食べねぇワケにもいきますまいっ・・・!>
さて、ここから先の展開は、
何がどうなっているのかjunjunさんも分からねぇと思うが、
俺も何がどうなっているのか分からねぇんだ・・・。
竜一は・・・頂いて行ったんですよ・・・。
アナタのアイスを・・・。
『ゆずアイス & イチゴアイス』
<うぉぉぉぉぉ・・・!
これがjunjunさんのこだわりてづくり・・・!
スーパープレミアムアイスクリームっ・・・!>
「パクッ・・・!」
瞬間・・・!
突き抜ける・・・ゆずアイス・・・!
甘さと酸味の華麗なる競演っ・・・!
二頭のイルカが宙を舞い・・・!
水面へダイブするみたいに・・・!
飛び込んできたっ・・・!
俺の心の中枢にっ・・・!!
<ククク・・・まだまだ終わらせない・・・!
カップの底が見えるまで・・・!>
イチゴアイス・・・!
倍プッシュだっ・・・!
<ふおぉ・・・!
こ・・・これホントにイチゴそのものを食べてるみたい・・・!
めっちゃツブツブ・・・!口の中で弾け飛ぶっ・・・!>
「ハッ・・・!」
<気付いた・・・!
俺は今・・・完全に気が付いた・・・!>
このカップの中に詰まってんのは・・・!
ただのアイスクリームじゃねぇっ・・・!
junjunさんの魂・・・!
想いの結晶なんだっ・・・!
ごちそうさまでした!(∈^▽゚)キラッ☆
職人の魂、乗り移った上質の手打ちうどんを食べた時みたいな感覚を、
junjunさんのアイスクリームからも感じながら、
昼下がりのフジグラン高知を後にした。