らーめん工房 りょう花 南国店 後編/肉のちイタリア

投稿日:2012.05.12 更新日:

前編はコチラっ・・・!
『らーめん工房 りょう花 南国店 前編/塩の覚悟』


飲食店に行くと、毎回私のストレスになるのが「注文」
自分の蚊の羽音ほどの声量で店員さんを呼ぶのが本当に大変で、
心の負担がとてつもなく大きいのだ、クフ王のピラミッド並みに・・・。

この時も注文する品を決めてから、
少し苦労するかもしれない、という懸念を拭い去れないままに、
テーブル席から厨房のほうを見やった。

厨房とホールを仕切るガラス越し、店員さんと目が合う。

何かを調理しているみたいで、
しきりに両手を動かしながら「コクリ」と頷き、
「いま注文とりにゆきます的な波動」を"さざなみ"のように送ってくる店員さん。

相変わらず「りょう花」は、気配りが上手いというか、
客の気持ちがわかっているというか、配慮が出来て、
こういうところで客に無用なストレスを与えない。

その後も、歩み寄って来た店員さんに、
私はかなりの小声で注文をしたが、よく聞こえるものだと思った。

逆に私が店員さんだったら、聞こえないし、聞き取れない。
かと言って、大声を出すのだけは絶対にイヤだ。

大きな声で注文をして、万が一にでも喉を痛めることだけはしたくない!

喉は歌手の「命」ですからっ・・・!

らーめん工房りょう花南国店 特塩チャーシューめん(大盛)

『特塩チャーシューめん(大盛)』

注文して暫くの後にやってきたそれは、肉!肉!肉!

「醤油」も「味噌」もあるけれど、
基本的に「塩ラーメン」が主体である「りょう花」には、
通常の「塩ラーメン」と「特塩ラーメン」の二種類の塩がある。

通常の「塩」よりも「特塩」のほうが、
実は値段が150円高いのだが、
ここは「塩」ではなく、あえての奮発、あえての「特塩」勝負。

あえて勝負の「特塩」だけれど、無論、私は「塩」と「特塩」で何がどう違うとか、
そんな細かいことは知らないし、興味も無いし、食べてもあんまりよくわからないのだけれど、
明確に「特塩」のほうが、味わいが複雑で深くて私は好きだし、なにせ「特」の字が付いているのだ。

うどんでも「特大」「特盛」などがあるように、
「特」の字が付くメニューに悪いメニューは存在しない!

らーめん工房りょう花南国店 特塩チャーシューめん(大盛) アップ

塩湖の中から、おもむろに麺を取り出して口に含む。

すると150円高い「特塩スープ」を纏った、
他には無い「りょう花」オリジナルの細めの麺が、
ガリガリガリッと全速で攻めてくる!

<コイツ・・・サイドから来ると見せかけて・・・!
中央・・・ド真ん中をコジ開けてきやがったっ・・・!>

狭いスペースをドーン!とコジ開けて捲り上げてきたそれは・・・!

うぅぅぅぅぅぅぅ・・・!

すこぶる芳醇っ・・・!

らーめん工房りょう花南国店 焼豚丼

『焼豚丼』
(チャーシューどん)

<チャーハンが無いとわかった局面・・・!
俺に与えられたのは3択だった・・・!>

「白ごはん」「焼おにぎり」・・・そしてこの「焼豚丼」・・・!

<家に帰れば白ごはん食べ放題である農民が・・・!
"白ごはん"や"焼おにぎり"には心情的になかなか行き辛い・・・!
もはやその時点で、俺にとって3拓は1拓でしか無くなっていた・・・!>

それにしても、肉である。

ボクは一体何枚のチャーシューを
食べれば気が済むのだろう・・・。

らーめん工房りょう花南国店 温かいトマト拉麺

『温かいトマト拉麺』

らーめん工房りょう花南国店 トマト拉麺 アップ

メニューの説明書きにも、
「まるでスープパスタを彷彿させるイタリアンな一品」とあったが、
バジルとオイルとトマトの酸味が効いたそれは、まさに「イタリアンラーメン」

ラーメンだけれどパスタみたいな、パスタみたいだけれどパスタでもなく、
だったらやはりラーメンなのかというと、ラーメンだけれども、
既存のラーメンの世界の大気圏は完全に突き抜けていて、まったくの新世界。

食べていても、ラーメンを食べているのか、
パスタを食べているのか、次第にわからなくなってくるような、未曾有の感覚。

そして段々とこう思い始めた。

「自分は実はイタリア人で、
今現在も実はイタリアに居住しているのではないか」
と。

すると、やはりなんでも気持ちの問題であったようで、食べている内に
「ボンジョールノ!」ぐらいのイタリア語は喋れるようになったから不思議である。

これまでイタリア語といえば、「ジローラモ」しか知らなかったのに・・・。

そういった勢いで「りょう花」をあとにする頃には、
さらにたくさんのイタリア語を、どういうわけか自然に覚え、
「フィレンツェ!フィレンツェ!」などと流暢に連呼しながら店を出た。

らーめん工房 りょう花 南国店

◆ らーめん工房 りょう花 南国店
(高知県南国市大桶乙1082-3)
営業時間/11時~15時・17時~22時
定休日/火曜日
駐車場/18台

(特塩チャーシューめん980円、温かいトマト拉麺840円、真麺490円、
特塩らーめん780円、塩630円、塩つけ麺750円など。大盛100円増)
『らーめん工房りょう花南国店』の場所はココ!

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竜一

1982年生まれ。高知で生姜農家をしています。うどんをかぶって寝たいほどうどんが好き。ラーメンとカフェも好き。これまでに食べ歩いた飲食店は数千件。高知のグルメ情報はおまかせください。農業家/ブロガー/農業界のうどん野郎/農業は生姜一本で稼いでます。

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