うどん専門 二十四万石

投稿日:2013.03.18 更新日:

イリコ・・・カツオ・・・昆布・・・。

私はうどんを食べて、かけ出汁を飲んでも、
出汁に何が入っているかなんて、強烈な場合はわかるけれど、
ほとんどの場合において、わかっていない。実は。

でも、そのかけ出汁の中に
「優しさ」という出汁が入っていることだけは、
私にもわかった。

うどん専門二十四万石

『うどん専門 二十四万石』

うどん専門二十四万石 生姜

初めて訪れる高知の老舗。
有名らしくて、名はよく聞いていた。

うどん専門二十四万石 店内

店の中にはオバチャンがいて、
そのオバチャンが一人で切り盛りされているようだった。

オバチャンは、終始ニコニコ微笑んでいた。
私は「五目」を注文した。

<普段は五目うどんをあまり食べないのに、
こういう老舗に来ると食べたくなるのは、どういうわけだろう>

と、注文したあと私は考えていた。

店の隅にあるテレビから聞こえてくる
いろんな人の声が、静かな店内に響く。

しかし、私はそれを聞いてはいなかった。

老舗に来ると「五目」を食べたくなる、
深層心理の謎に迫らなければならないのだ。
テレビを観ている余裕はいまはない。

うどん専門二十四万石 五目(大盛)

『五目うどん(大盛)』

「大盛」は200円増し。
高めだなと思ったけれど、
その料金設定はある意味妥当だった。

うどん専門二十四万石 かけうどん

『かけ』

「かけ」の並。
これとの比較。

注目は器の大きさ。

うどん専門二十四万石 かけ、と五目(大盛)の比較

圧倒的・・・!
体格差ッ・・・!

<大雑把に見ても・・・!
五目の大盛は・・・かけの並の2000倍はある・・・!>

厨房のほうを見ると、
オバチャンは相変わらずニコニコ微笑みながら、
なにか作業をされている。

<あんなに和やかな雰囲気のオバチャンが・・・!
こんな攻撃的な一撃を繰り出してきただなんて・・・!>

オバチャンのギャップ攻めが、堪らない。

うどん専門二十四万石 五目 麺アップ

太平洋の海原から麺を取り出すみたいな感覚で、
私は麺を黙々と口へ運ぶ。

<うぅーん!この見た目の強さ!
すっきり爽快な後味の切れ味ッ・・・!>

正確な数字はわからないけれど、
1リッターほどは確実に入っていると思われるかけ出汁を、ゴクゴク飲む。

かけ出汁は私のお腹を膨らます。

<苦しい・・・さすがにもう飲めない・・・!
苦しい・・・!苦しいよ・・・!
でも・・・苦しいのが・・・!イイッ・・・!

私はうどんを食べて、かけ出汁を飲んでも、
出汁に何が入っているかなんて、強烈な場合はわかるけれど、
ほとんどの場合において、わかっていない。実は。

でも、苦しみながら飲み干したそのかけ出汁の中に、
「優しさ」という出汁が大量に入っていることだけは、
私にもわかった。

うどん専門二十四万石

◆ うどん専門 二十四万石
(高知県高知市本町3-6-34)
営業時間/聞くの忘れた(自分が行ったときは14時過ぎても空いていた)
定休日/同上
営業形態/一般店
駐車場/有(店の東側)

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竜一

1982年生まれ。高知で生姜農家をしています。うどんをかぶって寝たいほどうどんが好き。ラーメンとカフェも好き。これまでに食べ歩いた飲食店は数千件。高知のグルメ情報はおまかせください。農業は生姜一本で稼いでます。

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