さぬき釜揚げうどん 遊 釜玉山かけブルンブルン伝説

投稿日:2014.03.14 更新日:

気が付くと徳島県にいた。
国道32号線を車で走っていると、「徳島県」と書かれた道路標識が視界に飛び込んできたのだ。

「えっ!なに!どうして!えっ!徳島っ!?」

私は動揺した。
夕焼け小焼けの赤とんぼ、なんて歌いたくなるほど動揺した。

高知県大豊町のうどん屋に行こうとしているのに、大豊町を抜けて徳島県に入ってしまっていた。

一旦、車を路肩に停車させて、ハイテク機器を駆使し、現在自分がいる位置と目指すうどん屋の位置を確認する。

すると十数キロほど、圧倒的行き過ぎ状態になってしまっていることが判明。

<やってもうたー!>

わけがわからない。

世界が歪んで見えた。

「いったい何がいけなかったのだろう。でもきっといけないことなんて何もなかったんだ」

村上春樹が言いそうなことをゴチャゴチャ呟きながら、とりあえず引き返す。

<やれやれ、スパゲッティを茹ですぎたときみたいな気分だ…!>

『さぬき釜揚げうどん 遊』

営業時間は15時まで。着いたのは14時30分。つまりギリギリ。世紀のオーバーランが祟り、もう少しでうどんを食べそびれるところだった。

すまし汁みたいに、すました表情を作って店に入る。

カウンター上部の木札に書かれたメニューを見ながら何にしようかと迷ったけれど、結局ここに来るとよく食べる一品にした。

『釜玉山かけ(大)』

窓の外には山が広がっている。
うどんの上には山かけが広がっている。

取り放題のトッピング、3種。
ネギ、生姜、天カス。全部載せた。

俺、よくばりさん。

なんと美しい光景だろう。黄色い世界に白いのがデローンと山かかっている。これは…額に入れて飾りたい。

一通り眺めまわす。
そしてドンブリも回す。

回し芸だ。

ブルンッブルンッしてるよ!麺がブルンッブルンッしてるよ!

食べてみる。
踊る。麺が口の中で踊る。
ブルンッブルンッ踊る。

小麦香らせ、湯気放つ、麺。
神々しい。ゴッドフェス!って感じだ。

麺を食べ尽くしたあと、底に残っていたのは、玉子を纏ったトロロだった。

ドンブリに口を付け、それを掻き込む。

<月見トロロだ…これは月見トロロだ…いやむしろ月見トロロより美味しい…釜玉用の出汁が効いていて異次元…圧倒的旨さ…!>

釜玉うどんを食べて、さらに月見トロロまで食べれるなんて。

一粒で二度おいしいじゃないか。

<ありがたいっ…!>
時々テキトーにありがたい言うけれど、これはもう本当に、ひざまずく勢いだった。

屋号にも「釜揚げうどん」と付いているだけあり、釜揚げ麺の食感がとにかくブルンッブルンッしていて素敵な「遊」

個人的には、おっぱいと同じぐらい好きだ。

釜揚げうどん 遊

◆ 釜揚げうどん 遊
(高知県長岡郡大豊町穴内2433)
営業時間/11時~15時
定休日/水曜日、木曜日
営業形態/変化球セルフ(注文→着席して待機→呼ばれたら取りに行く→食べる→食器返却→会計→帰る)
駐車場/有

『釜揚げうどん遊』の場所はココっ・・・!

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竜一

1982年生まれ。高知で生姜農家をしています。うどんをかぶって寝たいほどうどんが好き。ラーメンとカフェも好き。農業家/ブロガー/農業界のうどん野郎/農業は生姜一本で稼いでます。

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