『EP4-1を読む』
一通り、注文したものを平らげ、メニューを開いた。
<まさか……!
そんな…まさかっ…!>
メニューにおける、まだ見ぬページを開いた瞬間。
瞳孔開く。
<なにっ……!なにこれっ……!>
ううう…うどんッッッ…!
<うどんがっ……!
うどんがあるっ……!>
この展開……!
思いがけないっ…!
英屋……!
メニューにうどん2種っ…!
しかも…その2種…!
2種コンボの定番……!
"かけ"や"ぶっかけ"ではない…!
冷・醤油と…!
釜玉っ……!!
冷・醤油と…!
釜玉ッッッ……!!!
通好みの…!
ラインナップ…!!
<頼むか…注文しちゃうか…うどん…!しかも釜玉…卵のうどんだし…!>
だが、まったく別の考えも脳裏をよぎる。
<ここで…この局面で俺がうどんを注文するということが…どういうことか……>
私はうどん中毒です!
と自ら認めているようなものじゃないかっ!
<待て…とにかく俺…落ち着けっ…!うどんに翻弄されすぎだ…!それよりも…塩タタキ…サラダときたんだ…!>
魚…野菜…ときたら次は…!
肉……………!
健康のためにも
肉だろうがっ…!
思い切った………!
土佐あかうしステーキ…!
前代未聞………!
未曾有の豪遊っ…!!
(EP4-3へ続く…!)
『EP4-3を読む』