カツサンドを食べた私は、車を走らせた。
向かうは愛媛県。
愛媛県といっても、
ありがちな松山市ではない。
目指すは愛媛県南予…!
宇和島市っ………!!
今回は………!
宇和島市に………!
鯛めしを………!
食べに行こわいっ…!!
愛媛県の郷土料理といえば……!
鯛めし!
鯛めしといえば、
炊き込みご飯に鯛が混ざったもの。
一般的なイメージは、それだろう。
がっ!しかし!
宇和島市など、
南予の鯛めしは違うらしい。
なにが違うのか。
答えは…………。
なんと……!
鯛が生なんだって。
白いご飯の上に鯛の刺身を載せ、
タレをかけて食べるのが南予の鯛めしだという。
どう考えても、
美味しそうやーん!
これは一度
食べてみなければならない。
だが、いったい宇和島市の
どこに行けば鯛めしを食べられるのか。
宇和島市についての情報を
インターネットで調べた。
すると驚くべきことが発覚。
今日、祭りやってるよ…!
ベッドに寝転んで、
スマホでカチャカチャ調べていた、
まさにその日。
謎の祭りが、
宇和島市で開催されているというのだ。
その名も………。
『津島しらうお&産業まつり』
<津島っ………!?
しらうお………!?>
1年に1回しか開催されていない祭りが、
たまたま今日開催されているなんて……!
稀有な事態……!
いや……これは………
もしかすると……………
偶然なんかじゃないっ……!
しらうおと俺の………
運命をめぐる物語の序章…!!
高知県から一般道をひた走り、
たどり着いた宇和島市中心部。
さらに、そこから数十分。
なかなかの距離を走って到着。
とうとう四国の南西……!
隅っこまで来ちゃったぜ…!!
『津島しらうお&産業まつり』
主に地元の人々で賑わっていると
思われる会場に、高知県民、乗り込む。
時刻は、すでに13時を回っていた。
祭りは15時まで。
やってみたかった『しらうお漁体験』は、
終了していた。…残念。
会場となっている河川敷へ降りる。
そのとき、
ゆるくないキャラ、現る。
なんだありゃぁ…!
でかいっ……!
しかも………!
お尻から剣が出てるっ…!
私は泉ピン子並みに、ピンと来た。
<俺…昔これを見たことがある……!>
この方は……!
牛鬼様じゃっ……!!
(牛鬼の詳細はコチラッ!)
以前、宇和島市に来た際、
道の駅に展示されていた牛鬼様のコスチューム…。
……いや、牛鬼様本体を
私は見たことがあったのだ。
ここで再会できるとは……!
お元気でしたか!牛鬼様…!
遠い四国の西南部。
伊予弁を話す群集の中で、
心細かった高知農民。
知っている人……
もとい、妖怪がいてよかった…!!
時間が遅かったので、
多数の店が完売していた。
<当日に思い立って来たから…
ある程度仕方がないとはいえ……
もっと早く来るべきだったな……>
だが………!
俺の本命は残存していたっ…!!
しらうお………!
踊り食いっ………!!
<これが食べたくって……!
この祭りに来たんだ………!>
生きた魚をそのまま食べる…!
生まれて初めての体験………!!
見ると容器の中で無数の"しらうお"が、
ピッチピチ泳いでいる。
<すっげぇっ……!
これだよ、これッッッ……!
俺こんなの食べてみたかったんだ…!>
竜一、大興奮。
躊躇わず……!
踊り食う…………!
食べちゃいたいくらい可愛い…!
しらうおをっ…!!!
うおぉぉぉぉっ……!
しらうおが………!
口の中で跳ねる!跳ねる!
(今回、竜一先生、ノーメイクなので顔出しNGです。笑
ちなみに、しらうおの踊り食いは200円でした!)
もう言葉もない…。
とにかく、強烈っ!
※ ここで運営チームからお知らせです!
なんと!この『津島しらうお&産業まつり』が
2015年2月1日(日)。
つまり明日開催されます!
(じつはこの記事の話は、
昨年行われた際のもので、1年前のものです)
詳細はコチラッ!
(上記リンクをクリックすると、宇和島市のHPに飛びます)
今年も俺は…!
津島に行く……!
絶対に、しらうお漁を
体験してやるんだからなっ!