肉好きな料理人の居酒屋「ぶちや」高知・廿代町で土佐あかうしを堪能

2017.03.10

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肉好きな料理人の居酒屋「ぶちや」高知・廿代町で土佐あかうしを堪能

2017.03.10

『久すのせ』「津野山牛」を食べた直後だった。
(参考:高知!居酒屋「久すのせ」(くすのせ)個室で食べる津野山牛

今度は「土佐あかうし」が俺を襲ってきた。

高知市廿代町の居酒屋「ぶちや」

『久すのせ』た直後、すぐ近くにある2016年にオープンしたばかりの居酒屋『ぶちや』の前を通りがかった竜一。

「土佐あかうし・・・?」
目が点になった。入口に立てられたボードに「土佐あかうし」と書かれているのだ。

納豆と牛がマイブームの竜一。

「土佐あかうし」の誘惑はヤバい。
「牛ならさっき食べたばかりだけど、どうしよう・・・」

真剣に迷うレベル。

5秒迷った、結論。
「入ります!」

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「ぶちや」の由来

当店は、肉好きな料理人が肉を肴に旨い酒を飲みたくてつくりました。(中略)精肉店で働く職人さんの事を英語でBUTCHERと呼ぶそうです。心をこめて肉に挑む料理人、職人であり続けたいという思いを込めて、この呼び名「ブッチャー」から名付けられました。(「ぶちや」メニューの記載より引用)

「肉好きな料理人さんのお店でいただく、土佐あかうし!期待が高まる・・・」

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ぶちやの店内は座敷有り

入口と奥に座敷がある『ぶちや』。ほかは4人掛けと2人掛けのテーブル席があり、カウンター席はない。なお、4人掛けの席が2卓ある入口の座敷は完全個室となっている。

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ぶちやのメニュー

   

(▲ メニュー画像はクリックすると拡大して表示されます)

あった!土佐あかうし!

メンチカツスジ煮込みがある。スジ煮込みは『久すのせ』でも津野山牛のを食べた。ならばこの局面はメンチカツか・・・

がっ!

そのとき同行していた妻。
「津野山牛と、あかうしはまた違うろう。両方食べたらえいがやない?」

ハッとする竜一。
「そうか。そうだよ。俺は何を言っているんだ。牛すじ煮込みはさっき食べたからもう食べない?

「土佐あかうし」「津野山牛」は違うんだよ!

「褐毛(あかげ)と黒毛。同じ牛でも異なる系統。そして『久すのせ』と『ぶちや』。料理する人も違う。だったら両方食べないと、いまこの局面を最大限堪能しきれない!

食べます!両方食べます!

ぶちやには、日本酒「南」がある

日本酒界の生ける伝説「南」があるっ!

メニューに発見した「南」で・・・。

まずは一献!

升酒ですよ、皆さん!

知っている人は、知っている話・・・。

竜一に日本酒は危険。
日本酒を飲むと、竜一は毎回酔っておかしなことになる。

「美味しいから、ついつい飲みすぎちゃう、それが日本酒・・・」

危ない!この局面の「南」はかなり危険だが・・・。
「妻という保護者がいるから大丈夫だろう。たぶん・・・」

ぶちやの料理

お通し

魚のすり身を、おそらくは揚げて餡をかけた料理。
「非常にお上品。美味しい。ヤバいな、これ酒に合うわぁ!」

ぶちやの野菜サラダ

店名を冠すサラダ。

とんでもない高さ!
「このサラダの上に登って落ちたら、だいぶ痛いよ!」

安易な気持ちで、このサラダに登ってはいけない。これは危険だ。

エビがプリップリッ!

ずっと噛んでいたい歯応えが、ここにある。

名物!あかうしスジ煮込み

「味噌ダレ」「さっぱり醤油」「ピリ辛旨ダレ」から選べた味は、「味噌ダレ」を選択。

「さっきの『久すのせ』のスジ煮込みが醤油味やったしね」

器がいい!

ほら!囲炉裏が欲しくなる!

うわぁ!土佐あかうしのスジ!とんでもないヤツやこれ!

「やわらかい!しかし適度な弾力がある!噛むごとにスジ肉の中から美味しいがあふれてくる!」

窪川ポークのトロトロ角煮

牛の次は豚。高知の牛に続き、高知の豚。

窪川ポーク・・・!

箸を向けたとき、驚愕の出来事、起きる。

「この角煮、箸で切れる・・・!」

圧倒的軟体・・・!

「ビックリした。これほどやわらかい角煮は初めてだ…。まったく力を入れなくても、箸で切れちゃう!

あるのかよ、こんなこと!
「うまい!ヤバいな『ぶちや』!何食ってもうまいぞ!」

あかうし100%メンチカツ

そして肉シリーズ第3弾にして、土佐あかうし第2弾「メンチカツ」

居酒屋でメンチカツというと、どうしても冷凍のメンチカツを使用する場合が多いはずだ。オペレーションの問題を考えても、それは仕方のないこと。だがやはり冷凍していないほうが「メンチカツ」の場合は美味しいと思われる。

そんな中『ぶちや』のメンチカツは、おそらく冷凍ではない。

「ククク…。言われなくてもわかるのさ。俺ほどになると・・・」

インスタ映えしそうな板状になった皿。のせられしメンチカツ。ありがたい野菜がこんもり添えられている。

では切っていこう!
ぶちやの斬鉄剣で・・・!

バシュッ・・・!

開いた!メンチカツの観音開きやぁっ

乗。

初手はソースをかけずに食べる。
「さすがは土佐あかうし!さすがは『ぶちや』!ソースをかけなくても、肉の旨味だけで勝負できる!

次順、ソースをかける。
「う、うん・・・」

ソースかけたほうが美味しいな。

「ぶちや」の所在地、営業時間、定休日、駐車場

所在地/高知県高知市廿代町7-23 マツチヨビル 1F(地図
営業時間/17:00~翌0:00(L.O.23:00)
定休日/日曜日
駐車場/無
一人行きやすさ/○ カウンター席無いが、テーブル席のあいだの仕切りが高いため、居心地よいかも
子連れ行きやすさ/○ 多めの人数で行って4人掛け2卓の完全個室を占拠できれば、独立国になれる…(笑)