うどん。それだけじゃない『鹿水庵』!
高知インターチェンジ南。車で数分の位置にあるうどん店『鹿水庵(かすいあん)』。座敷の席が数卓あり、子連れにありがたい店。
うどん店に行くと、"ごはんもの"として「ちらし寿司」や「いなり寿司」などがよくある。
「自称"通"の人は、『いなりを食べたらその店のレベルがわかるんだよ。ぽっぽー』なんて抜かすけれど、俺はうどん屋に行ったらうどんだけを目一杯食べたい。店のレベルなんてわからなくていい。レベルレベルって、ドラクエじゃあるまいし……!」
よって、うどんを食べる際、ごはんものを滅多に食べない竜一。
がっ、このときは違った。
「なんか…無性に丼ものが食べたい……」
いま猛烈に……丼ものを食べて、鹿水庵のレベルを計りたい気分だ……。
鹿水庵のメニュー。
「お子様うどん」など、きっちり子連れを意識してくれているメニュー群の中、特徴的なのは価格の下一桁が大抵「2円」や「5円」や「7円」になっている辺り。
何かと増えがちな1円玉。「財布の中に1円玉が、20キロ分くらい入っていて困っている」そんな人に最適な価格設定と言える。
鶏天ぶっかけうどん(温)・親子丼セット
うどん、ごはん、両方食べたい欲張りさんも大満足な一膳。
丼ものに合わせるうどんは、メニューの中からどれでも選択可能。当然、選んだうどんによって価格は変わる。
親子丼に、鶏。
うどんにも、鶏。
おそらくは鶏1羽の犠牲では終わっていない、人間様のチカラを知らしめる迫力の構成。
さらに……!
肉ぶっかけうどん(冷)・天とじ丼セット
竜一の注文はコチラ。
「天丼」もあるが、この局面「天丼」を卵でとじた「天とじ丼」を選択。
大きな海老が豪勢にのる!
裏を向けると、大葉丼。
突然、お爺ちゃんになる竜一。
「わしゃぁ天ぷらの中じゃ、大葉の天ぷらが一番好きじゃ。衣食ってる!って感じが最高じゃないかぁ……」
なおも「大葉の天ぷら」について語る、竜一爺ちゃん。
「でも衣がベチャッとしとったら、あかんのよね。サクッと揚がった大葉の天ぷらがいいのじゃ。ふぉっふぉ……」
「肉ぶっかけ」
うどんと肉、白と茶色、コントラストの美しさ。
「大体、茶色いものはうまいんだよ。そして白いものも大抵うまい……」
▲ ありがたいお野菜。
▲ 小皿に転がるサトイモ。
「1個だけサトイモが食べたい。そんな人に嬉しい一皿だ……」
▲ 添えられた「謎の卵」。
「これはおそらく温玉!しかし『生』という、まさかもありえる!気を付けて割らなければ……」
よもやの「ゆで卵」、そんな可能性も捨てきれないまま、割る!謎の卵……!
正解は……!
ド本命!温玉っ!
「『肉ぶっかけ』を頼んだところが、結果的に『温玉ぶっかけ』だったという状況。ちょっぴり得した気分だ……」
▲ 綺麗に整ったうどんの麺線は、高速道の車線をイメージして作られているに違いない。
てゆーか、鹿水庵のうどん!ほとんど高速道路だよ!
出汁の旨みが音速で駆け抜けた。
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『高知インター近くのうどん店「鹿水庵」観光がてらに最適!子連れ可能』
「鹿水庵」の所在地、営業時間、定休日、駐車場
所在地/高知県高知市高埇4−13(地図)
営業時間/11:30~0:30(L.O.0:00)*15:30~17:30は準備中
定休日/無
駐車場/有
一人行きやすさ/○ 雰囲気的にそこそこ行ける
子連れ行きやすさ/座敷数卓あり