麺屋 藤しろ
2019年12月13日オープン
高知市一宮のJR土佐一宮駅前にラーメン屋さん「麺屋 藤しろ」が新店オープンしました。
東京目黒に本店がある
人気ラーメン店
高知初出店。
高知のかたで、"どこかで聞いたことがある店名だなぁ"と思われたかたは、相当なラーメン通とお見受けします。
じつは、2019年3月7日〜8日にかけて高知市中央公園でおこなわれたイベント「拉麺戦国時代 ラーメンフェスティバル2019inおきゃく」に出店されていたお店なんですよね。
高知ではまだ聞き慣れない「藤しろ」ではありますが……
本店は東京・目黒にあり、世田谷区の三軒茶屋、練馬と合計3店舗を展開する、世界最大のラーメン激戦区・東京都の中でも人気のラーメン屋さんです。(※店舗数は2019年12月時点)
(※「藤しろ」でTwitter検索をかけると評判の高さが伺えます)
藤しろ4店舗目にして
東京都外・初出店が高知店。
麺屋 藤しろ高知店の場所
麺屋 藤しろ高知店の場所
〒781-8133 高知県高知市一宮徳谷1-11(地図)
JR土佐一宮駅、真ん前。
藤しろ高知店の場所は、2019年9月までラーメン屋さん「八丁目どり」が営業されていた跡地で、JR土佐一宮駅から徒歩1分の立地です。
4人がけの座敷2卓あり。
藤しろ高知店の店内には座敷もあり、子連れ・家族連れでもOKです。
あとはカウンター席といった構成ですが、「八丁目どり」の頃よりも3席ほど増えています。
麺屋 藤しろ高知店のメニュー
鶏白湯ラーメンの藤しろ。
ラーメンorつけ麺、どっちにする?
藤しろは食券制。
鶏・牛・魚介。
藤しろのラーメンは鶏だけでなく、牛スジ肉や牛バラからとったのスープ、カエシに削り節や煮干しなどを使用した、魚介出汁も入っているそうです。
しかも"無化調"とのことで、化学調味料が気になるかたも安心して食べられるラーメンになっています。
鶏白湯特製ラーメン(税込990円)
鶏白湯特製ラーメン
鶏白湯ラーメン・ノーマルとの違いは、ノーマルにない味玉が追加され、チャーシューと海苔の枚数が増量されているものと存じます。
(※以上の比較は、竜一がネット上で拝見する東京の藤しろ店舗で提供される"鶏白湯・ノーマル"を見た目だけで判断したものです。実際にはほかの違いもあるかもしれません)
藤しろ白湯、降臨。
クリーム色のスープに具材が華やぐ。
湯加減はいかがですか?
スープには、低温ローストされたチャーシューが気持ちよさそうに浸かる。
ぬっ……!
高知名物すまきだ。
東京の藤しろの店舗では、渦巻きナルトが入っていて、高知店のプレオープンに行かれたかたの画像を拝見してもナルトが入っていましたが、本オープン初日のこの日は高知名物のかまぼこ「すまき」に切り替えられていました。
このままずっと"すまき入り"で提供されるのかはわかりませんが、すまきのメッカ・高知で営業される既存のラーメン屋さんやうどん屋さんでも、すまき入りのメニューを提供されるお店は意外と少ないです。
(※すまきイメージが強いのは「中華そば駒鳥」)
そんな中で、東京発のラーメン屋さんが"すまき"を投入されているのを目にしたとき、私の中でアルファベットの"O"が3つ並びました。
つまり……
「おおお!」です。
いくぞ、鶏白湯。
まっすぐ伸びる、ストレート麺。
そこに絡む、鶏白湯スープ。
濃厚。
強いぞ、このラーメン。
鶏と牛、魚介出汁のパンチが強烈。
塩気も強めで、味の密度が高くて隙がない。
ガツン、ガツン……。
舌に叩き込まれる
ストレートスープパンチ。
圧倒的ハードパンチャー。
どう猛に攻めてくる
鶏、牛、魚介……!
そこに「俺もいるぞ」と、豚。
豚のチャーシューが加勢してくる。
最後にリングに
立っているのは、客?
それともラーメン?
まったくわからない、刹那の藤しろ高知店で、自然界と人間の激闘が繰り広げられる。
強い、強靭な一杯。
隙のなさに感じるのは
東京の風。
思えば、あの日食べた「せたが屋」のラーメンも屈強なラーメンだった……。
鶏白湯特製つけ麺(税込1,000円)
鶏白湯特製つけ麺
ノーマルの"鶏白湯つけ麺"との違いは、味玉とチャーシューが追加され、海苔の枚数が増量されているものと存じます。
(※鶏白湯特製ラーメン同様、以上の比較は竜一がネット上で拝見する東京の藤しろ店舗で提供される、ノーマルの"鶏白湯つけ麺"を見た目だけで判断したものです。実際にはほかにも違いがあるかもしれません)
役者はそろった。
・
・
・
みんな、準備はできたかい?
……と、チャーシューが言う。
「僕は大丈夫だよ」
麺が喋った。
スープに浸かった鶏白湯ラーメンと比べても、つけ麺は圧倒的に太い、太麺だ。
その太麺、平打ち気味。
ワイドな横幅にのってくる、つけダレ。
特製つけ麺にも
高知の風、すまき。
そして角切りのチャーシュー。
つけダレの中にも、ゴロゴロと具材が沈んでいる。
鶏と魚介をまとった豚。
豚チャーシューと太麺。
チャーシューと麺を同時に放り込んだ一口目……。
「私は何をしているんだ……!」
慌てる竜一をよそに、低温ローストされたチャーシューが舌の上で、つけダレと共に旨味を爆発させる。
叩き込まれる、チャーシューと麺のコンビネーション。
「こんなコンボ、一口目から喰らっちゃダメだ!リングに立っていられなくなる……!」
低温ローストされたチャーシュー。
適度な弾力で、噛むと塩気をまとった旨味があふれ出してくる。
太麺は舌触り、食感
ハッツハツ!
強い強い、味が強い。
鶏白湯ラーメンも鶏白湯つけ麺も……両者とも、ほんのりと出汁の旨味が……とかではなく、一口目から食べ終えるまでガツン!ガツン!と強い主張を伝えてくる。
学級委員長
なれるタイプです。
つけ麺のシメに、スープ割りも可能。
東京から、強力な鶏白湯ラーメンを連れてやってきた「藤しろ」は、高知に新たな風を吹き込む予感。
高知のラーメン好きの皆さま、新しいラーメン屋さんが、JR土佐一宮駅前にできましたよ。
編集後記
藤しろを訪れたのはオープン初日の12月13日(金)でしたが、まだ認知度が低いのかわかりませんが、それほど混んでいなくてスムーズに入店できました(食べに行かれるならいまがチャンスです)。
鶏、牛、魚介のスープに、低温ローストの豚チャーシュー。
海!山!動物!自然がふんだんに入っているラーメン!
高知では、鶏白湯を主体に営業されるラーメン屋さん自体が少ないですからね。ありがたいお店がまた増えました。
麺屋 藤しろ高知店の店舗情報
店名 | 麺屋 藤しろ 高知店 |
所在地 | 〒781-8133 高知県高知市一宮徳谷1-11(地図) |
営業時間 | 11:00~14:00 17:00~21:00 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 有(3台) |
店内 | ■カウンター席/有 ■テーブル席/無 ■座敷/有 |
公式サイト | http://hujishiro.jp/ |
高知のラーメン中華料理探せます