おそらくは高知唯一の、どら焼き専門店・・・!
菓子舗 かね寅
店先に車をとめた竜一。娘を下ろそうとしているあいだにも、次から次へと矢継ぎ早にくる、お客さん。
かね寅、大人気・・・!
数種類ある、どら焼き。
午後2時ごろ。入店すると、すでに「カスタード」は売切れ。
かね寅のどら焼き、価格は1個160円(税込)
迷わず、その場で売られていた「カスタード」以外の全種を大人買いする嫁。
竜一、驚きを隠せない。
「えっ!そんなに食べれるがかえ・・・」
「これくらい食べるよ・・・!」
と言うが、1種類1個ではなく、ものに寄っては2個同時購入している・・・!
どら焼き・・・!
どんだけ好きなんだよ・・・!
そのとき竜一は思い出していた。
高知のうどん屋を地元にもかかわらず3軒ハシゴしたり、香川で7軒ハシゴして、終盤に嫁が苦笑していたことを・・・。
甘いものが苦手な竜一にはわからなかった。
どら焼きを大人買いする気持ちが・・・。
かね寅のどら焼き、そのときあった全種購入
持ち帰った、かね寅の「どら焼き」。
一見、全5個に見えるがそれ・・・
すでに帰りの車中で1個食べている・・・!
家まで生き残った、5個のどら焼き。
注目は「マヨタク」
原材料名を見た竜一、どら焼きを持つ手が震える。
「マヨネーズに、たくあん・・・!」
だから「マヨタク」・・・!
そんな・・・!
「そんな強烈などら焼きが、この世にあるのか・・・!」
マヨタク、真っ二つ
断ち切ったマヨタク。
「おい…!これ本当にマヨネーズとたくあんが入っているように見えるぞ・・・!」
見えるだけじゃない・・・!
本当に入っていた、マヨネーズとたくあん・・・!
「"たくあん"だけに、中身が塩辛い!だからこそ引き立つ、ドラの甘さ・・・!」
ドラに裏ドラがのり、ハネ満・・・!
「乗り切れる!この1局・・・!」
次局・・・!
バターが入ったどら焼き「バタドラ」
ただのつぶあん。そう見えるが割ってみると・・・
つぶあんの上にバターが塗られている。
この「バタドラ」、かなり美味しい・・・!
「つぶあんの上にバターがのり、3倍満!このどら焼き勝負、一気に決着・・・!」
リーヅモ1発・・・!
和了りきれるっ・・・!
もはや、どら焼きの話をしているのか、何の話をしているのかわからなくなるほどの衝撃が竜一を襲う・・・!
「元々甘いものが苦手で、食わず嫌いだった、どら焼き。しかし『かね寅』のどら焼きを食べて、どら焼きに対する見方が変わった・・・」
甘いけれど、甘くない・・・!
想像した、甘ったれたどら焼きではない・・・!
かね寅の、住所、営業時間、定休日、駐車場
所在地/高知県高知市相生町3-29(高知病院前の道を、東へ数メートル)
営業時間/10:00~売切れ次第終了(竜一が行った日は平日2時前でまだセーフでした)
定休日/火曜日、月1回連休
営業形態/テイクアウトのみ
駐車場/無(数分の停車ならば店先に)
*2017年、年始は3日からの営業とのことです。