高知県の西端、土佐清水市の精肉店「肉のなかおか」が経営する『焼肉ぷるこぎ高知店』。
本店は土佐清水市にあり、四万十市、高知県外は鳥取県米子市と、全4店舗が存在する。
ちょうど1年ぶりに、そこを訪れた竜一。
山形県のブランド牛「米沢牛」が食べられることが売りの『ぷるこぎ』だが……。
「前回食べたのは『チキン南蛮』と、店の名を冠した『ぷるこぎ定食』、どちらも米沢牛が使用されていないメニュー……」
今回は是が非でも……
売りである米沢牛を……!
山形の牛を食べなければ……!
食べなければ……!
食べなければ……!!
前回の記事:焼肉「ぷるこぎ」高知店で大盛ランチ!昼から米沢牛が食べられる!
焼肉ぷるこぎ高知店(高知市鴨部)
午後1時。ぷるこぎ駐車場、ほぼ満車。
道路をはさんだ店の向かいにも駐車場があったため、そこにとめる。
店内もたくさんの人で賑わう。
そんな中で座敷が1席だけ空いていたのは幸運。
焼肉ぷるこぎ高知店の店内
パーティーションで仕切られた半個室の座敷。
掘りごたつになっていて、足下には床暖房が効いている。
「暖かい……」
子連れにも、足下にも優しい仕様。
焼肉ぷるこぎ高知店のメニュー
1年前と変わらないメニュー。爆発的なボリュームに驚いた、あの「ぷるこぎ定食」の姿も見える。
あのパワーを、もう一度体感するのも悪くない。
しかし……。
今回は山形……。
米沢牛を食べにきた!
ぷるこぎのランチで米沢牛が食べられるのは「焼肉Aセット」、そして「焼肉Bセット」、この2種のみ。
当然その2択になる
……はずだった局面……。
私を捕らえた……!
南米のステーキ定食が……!!
「ステーキ定食1,980円」。
ランチに支出するには少し気の引ける価格。
だがステーキ!
「食べたい……ステーキ……」
なんだか食べたいっ……!!
ステーキ肉の出所は「メキシコ産」と書かれている。
しかし同時に、こうも記載されている。
「肉屋が認めたメキシコ産サーロイン」
肉屋が認めた!
この文言の威力はあまりに強い。
つまりは、プロ厳選!
「そういう意味だろう……!」
これは……どうしよう……。
悩んだ……。
「本来ならば米沢牛にいくしかない局面!だがステーキ!メキシコとはいえステーキ!」
しかもただのメキシコ産ではない……!
厳選されたメキシコ産なのだ!
「米沢牛の焼肉セットと値段は同一。普通だったらそりゃあいくさ……」
米沢旅行!
「けれども焼肉とステーキは違う!肉の厚さが違うだろうというもの……」
脚色抜きに、本気で悩んだこの状況!
決着……!
セットで付いているドリンク「黒ウーロン茶」を飲みながら待った!
来たのは………
ステーキ定食!1,980円!
とどのつまり……!
結局……!
肉厚の攻撃力には勝てず!
男は大好き!
ステーキ!
大ぶりに心が躍る……!
やったー!
やったー!
ヤッターマン召喚!
野菜不足も補える、安心のサラダ!
そして……
「ごはん大盛でも値段は変わりません」
……と店員さんが言うから!
当然!ごはん大盛!
ダイエット中でも平気!
山盛りで注文!
「こんなに食べたらまた太ってしまう。だがもう、いまの私は止められない……!」
日本の心!味噌汁!
農耕民族が生み出した、和のスープ。
そこに加わる……
狩猟民族の栄養源!
ステーキ!
バターがのった姿は絶景!
「これを食べて元気の出ない者など存在しない……」
つまり……
ステーキは……!
源……。
元気のミナモトなのだ!
顔面よりも大きなステーキ!
……それに噛みつき、山盛りのご飯を頬張る!
肉とご飯、どうしてこんなにも合うのだろう……。
愉悦、悦楽、至福のひとときに浸りながら……
お腹がふくれ……
ふくれたお腹が……
高知産の脂身となった……。
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「焼肉ぷるこぎ高知店」の所在地、営業時間、定休日、駐車場
所在地/高知県高知市鴨部2-6-52(地図)
営業時間/11:30~14:00(L.O.13:30)、17:00~22:30
定休日/水曜日
駐車場/有(店先と道路をはさんだ、斜め向かいにも有り)
■カウンター席/無 ■テーブル席/有 ■座敷/有(掘りごたつ)