「麺固いな~!アゴ痛いわ~!」
初めて食べた『さかえ』の麺。
当時から、さかえは高知東の有名店として人気を馳せていたのだけど、
食べた時の印象は、あまり良いものではなく、
もう一度食べに来たいとも、それほど思わなかった。
しかし、
その晩。
昼に食べたさかえの固い麺がようやく消化された頃。
不思議と湧いてくる、思い。
それは、乾いた大地の底から湧く水のように、
ドクドクドクドクと溢れ出てくる。
「また・・食べたい・・・!」
何と言うか、さかえの麺には、
食べた数時間後に襲ってくる余震みたいなものがある。
昼間に食べて満足しているハズなのに、
また食べたくなる。
そして、最初は固いだけにしか思わなかった麺が、
とてつもなく美味しく感じられ始め、
終いには、
さかえの上のアパートの一室に
居住することを夢見るまでに至る。
これが・・・!
さかえ中毒・・・!
こうなったら、もう目も当てられない。
脱することは不可能。
定期的にさかえに通わない限り、
中毒症状を抑えることが出来なくなるのである・・・!
『本手打ち讃岐うどん さかえ』
開店時刻に5分遅れて、到着。
この時、既に駐車場、残り1台。
イス取りゲームで最後のひとつのイスを奪い取るような心境で、
滑り込んでセーフ。
危なかった・・紙一重・・・!
あと数分遅れていたらアウト・・・。
発作が起きるところだった・・・!
毎回アツイ、さかえの駐車場争奪戦。
これだから、上のアパートに住みたくもなるのだ。
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