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生姜農家の野望Online

麺 鄙屋(ひなや) 肉ぶっかけ

2011.02.03

「どれぐらい切る?」

「ん・・・まぁ・・・適当に・・・」

「じゃあ前回切ったのと、おんなじぐらいでえい?」

「うんうん」

私が髪を切る時のオーダーの仕方は、
いつもこんな調子。

それでも大体私のイメージ通りに切ってくれるから、
もしかすると、人の心を読む特殊な能力を持っているのかもしれない。

極度の人見知りである竜一。

高知市にあるこの散髪屋には、
もう10年も通っているのだけれど、
未だに、まともな会話を交わしたことが無い。

「竜一君、最近どう?忙しい?」

「ん~まぁ、そこそこ・・・!」

沈黙。

そんな、シンプルなやり取りを、
延々と繰り返す、付かず離れずの関係である。

早く入って来い・・・!
閉ざされた・・・俺の心の内側に・・・!

髪を切ったあと、
「折角、市内に来たのだから、
何処か近くのうどん屋さんに行ってみよう!」

そんな風に思って、私にしか使えない検索エンジン、
『Ryugle(リューグル)』で、脳内検索を掛けた。

すると上位に、『鄙屋(ひなや)』がHIT。

俺の脳が欲している・・・!
鄙屋・・・あの可燐なる細麺を・・・!

約10ヶ月ぶり。
来たぜ・・・農村から・・・!

麺 鄙屋

『麺 鄙屋』

【鄙屋リンク・・・!】 「温玉鶏そぼろぶっかけ」の回、「和風カレーうどん」の回>

前回、来た時と同じぐらいの時間。
13時半ぐらいに、戸を引いた。

小さな店内には、
相変わらず、たくさんのお客さんが入っている。

立地の関係だろう。

スーツに身を包んだ女性、作業着を着たおじさん。
主に、仕事の合間に昼食を取りに来た風な人が多い。

麺鄙屋 テーブル

店の真ん中辺りにある、
壁に向かって設けられたカウンター席に座った。

「すみません、温玉とご飯が売り切れてしまいまして・・・!」

前回来た時にもいた気がする、
店のお姉さんが、そう言う。

「前も牛肉が無いとか言っていたのに、
いつもギリギリの食材でやっているのね・・・!」

内心、少し残念に思ったけれど、
仕方がない部分もあるのは理解できる。

なにせ、高知市南はりまや町2丁目、
『高知市文化プラザかるぽーと』の西向かいという、一等地。

そんな好立地にあって、
最安値の『葱うどん』は、たったの280円。

他のメニューも、抑えられた価格だし、
これは相当の努力をしないと実現できない価格のはずである。

「じゃあ、肉玉ぶっかけ・・・!」

「肉玉ぶっかけ・・・!
温玉が売り切れてるんで・・・!」

しまった・・・!
肉玉ぶっかけの"玉"は・・・!
生卵じゃなかったか・・・!

肉玉ぶっかけがダメ・・・!
だとすると・・・!
何にすればいい・・・!

優柔不断な男。
代替案が浮かばない。

「肉ぶっかけなら出来ますけど・・・!」

お姉さん・・・!
それだ・・・!

「あんちゃん・・・!
ここに打てば・・・大手だわよ・・・!」

そう指し示されたかのようだった。

「じゃあ・・・肉ぶっかけ大盛で・・・!」

待っているあいだにも、
ピークの時間帯は越えているはずなのに、
次々にお客さんが来る。

だけど、上手い具合に、
来る人、帰る人。
バランス良く回転して、店内を潤す。

麺鄙屋 肉ぶっかけ(大盛)

『肉ぶっかけ(大盛)』

丁寧に盛り付けられた具。
この可愛らしさは、正義。

麺鄙屋 肉ぶっかけ 麺アップ

細めの麺。
弾力、向上。

元々、麺の細さの割りに強反発。
そう感じていたのだけれど、

更に、その度合い、
強めて、ゴリゴリ。

表面と芯との弾力差は、あまり無い。

ぶっかけ出汁は、
やはり自分の好みより、かなり甘い。

しかし、この甘さが、
鄙屋らしさ。

こういう各店独特の個性を体感できるのが、
手打ちうどんの醍醐味。

個性は、強ければ強いほど、面白い。

7割ほどの量を食べたところで、
普段は入れないレモンを、あえて搾り入れる。

すると、甘さ、
ギュッと引き締まって、
ガラリと変わる。

来たっ・・・!
これが鄙屋の真骨頂・・・!

変化するぶっかけ出汁・・・!

レモンや柚子など、
柑橘の汁を入れると味が変わるのは、
どこの店のぶっかけ出汁でも同じ。

けれど、鄙屋のぶっかけ出汁は、
独特の強い甘さとレモンの酸味が混じり合った時の変化の幅が、
他店よりも大きく、味が一変するのだ。

その急激な変化幅は、
言うなれば、全盛期の"大魔神・佐々木"のフォークボール。

その特性を利用して、
途中からレモンを入れることで、一杯で二種類の味を楽しめる。

鄙屋は、二度楽しめるっ・・・!

麺鄙屋 肉ぶっかけ(大盛) 肉アップ

ホロホロとした歯触りの牛肉。
麺のゴリゴリとした食感と良く合っている。

鄙屋の鄙屋らしさ。
それに私は心をギュッと捕らえられて、思うのだった。

手打ちうどんは、面白い・・・!

麺 鄙屋

◆ 麺 鄙屋(ひなや)
高知市南はりまや町2丁目
営業時間/11時30分~麺切れまで
定休日/月曜日
駐車場/無(近くのファミマの裏に有料駐車場が有ります)

(肉ぶっかけ550円、葱うどん280円、大盛100増など)
『鄙屋(ひなや)』の場所はココ!

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竜一

高知で生姜農家を経営しています / 飲食店が好き / 飲食にたずさわる人が好き / 高知のグルメ情報をまとめたサイト「生姜農家の野望Online」を運営中 / 大好きな飲食店を知ってほしくて書いています。

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