日清から、『ミルクシーフードヌードル』
というカップヌードルが出ていたのは知っていた。
けれど、なんとなく、
「ミルクはええわ・・・」
そう思って、敬遠していた。
だが、ある日スーパーに行くと、
『濃いミルクシーフードヌードル』
が売られていた。
瞬間。
竜一に電流走る。
およよ・・・!コイツ・・・!
いつの間にか濃くなってやがるっ・・・!
この時、既に、
ムラムラ、止まらない。
どんだけ濃いのか・・・!
確かめてぇ・・・!
心が揺れる・・・!
ミルクシーフードでは動かなかった心・・・!
揺れる揺れる・・・!
濃くなったミルクシーフードを食べない・・・!
そんな選択肢・・・あるかっ・・・!
買ってきた。
上面に書かれた、『ぶっとリッチ』
窓から射し込む冬の柔らかな日差しの中で、竜一は呟いた。
「『リッチ』なんて言葉・・・久し振りに聞いたな・・・!」
注意しなければならないのが、
『熱湯、5分待ち』
誤って、いつものように3分で蓋を開けてしまうと、
たぶん固いし、なにせ自己嫌悪に陥ってしまう。
粉から作った麺を覆う、白い粉。
ワクワク。
5分後・・・出来た~!
箸で麺を持ち上げると、
なにがそうさせているのか、ネトネトとした感触があった。
『ぶっとリッチ』の太麺だそうだけれど、
「太い」という感じは、まったくしない。
通常のカップヌードルと比較しても、
太くなっていると言われなければ気が付かないレベルの太さである。
通常のミルクシーフードヌードルよりも、
ミルクの量が増えているらしいけど、ミルク感はあまり無く、
薄いポタージュスープのようなスープ。
悪くは無いのだけど、
日清の変化球ヌードルにありがちな、
最後の一押しの弱さを、これにも感じた。
けれど、常に攻めの姿勢を貫く日清は好き。
このノリで、次は、
ミルクソースでいただく、『MILK UFO』
やるしかないだろう・・・!
ミルクUFO、食べてみたくない・・・?♪~(´ε` )