カップうどん界の怪物・どん兵衛と、
闇に舞い降りた農民・竜一の戦いは、
いよいよ第二局に入ろうとしていた。
ここで一気に、
どん兵衛、攻めの気配、強める。
『日清のレンジ専用どん兵衛 鴨だし』
＜グッ・・・ここでレンジ専用機・・・！
凌げぇ・・・凌ぎきれぇ・・・！＞
しかし、どん兵衛。
レンジ専用機になると、竜一の急所を外してしまう。
＜やはりレンジ専用どん兵衛・・・麺の食感が悪い・・・！
この麺の感じはあんまり好きじゃねぇなぁ・・・！！＞
瞬間、竜一。
ふと思い出す。
＜そういえば・・・戸棚の中にアイツが居る・・・！
そうだぁ・・・アイツも喰ってやろうかぁっ・・・！＞
マルちゃん正麺で・・・！
倍プッシュだっ・・・！
いま巷で話題の『マルちゃん正麺』
竜一、この時、初対戦。
＜デカイ袋を開けると・・・！
あーら不思議・・・！小さくなっちゃった・・・！＞
マルちゃんマジック・・・！
浸かれ・・・！
沸き上がる湯船にっ・・・！
麺、丸い。
マルちゃんだけに、麺、丸い。
やたらと、泡が出る。
火加減に気を付けないと、スグに吹きこぼれる。
スープ、
粉末は無く、
液体のみ。
それを丼入れ。
いわゆる、液体丼入れ方式。
完成。
早速、
食べる、
竜一。
＜ふぉぉ・・・たしかに生麺みたいに・・・モチモチ・・・！
レンジ専用だとか・・・！生麺うまいまま製法だとか・・・！
時代は進化しとるのぉ・・・！！＞
P.S. マルちゃん正麺は他の味も食ってみたい。
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