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セルフうどん 麦笑(むぎわら) 後編/新星キラリ

投稿日:2012.04.03 更新日:

前編はコチラっ・・・!
『セルフうどん 麦笑(むぎわら) 前編/進め!うどん農民!』


セルフうどん 麦笑

噂の新店。
対峙。

<看板の字体・・・!
尖ってる・・・!>

ドアノブをギュッと握って引く。

店の奥へと向かった私を、
口髭を生やした男性が呼び止める。

「あぁっ・・・コチラで注文お願いします・・・!」

<しまった・・・行き過ぎた・・・!
セルフ店だということは事前に知っていたのに、思わず奥に行ってしまった・・・!
恥ずかしい・・・百戦錬磨のこの俺が・・・トーシロレベルの失策っ・・・!>

予めセルフだと知っていてのオーバーラン・・・!
何をやっているんだ・・・!俺は・・・!

<ミスっ・・・ミスっ・・・!
言い訳の"い"の字も通用しないほどの痛恨ミステイク・・・!>

俺は何回うどん屋に行ってんだ・・・!

めくるめく自己嫌悪。
だが、落ち込むばかりでは仕方が無い。

<取り戻さなきゃ、自分のペース・・・!>

うどんを食べるベテランであるこの俺が・・・!
一週間前に出来たばかりの新店に、手玉に取られてなるものかっ・・・!

俺は・・・俺は・・・!

誰よりもうどんを上手くお箸で挟むことが出来るんだっ・・・!

壁にかかる木札に書かれたメニュー、
セルフカウンター越しに、見やる。

<釜バターがある・・・!>

体が反応、即座に反応。
投げ込まれた初球ストライクを打ち返すみたいにして、
店主と思われる髭の男性に注文する。

「釜バター・・・!」

「少しお時間がかかりますが・・・!
出来たらお席までお持ちしますので・・・!」

時間はかかってもまったく問題なかった。
時間があるからうどん屋に来ているのだ。

けれど、店主が時間がかかる旨を私に伝え終わるまでのわずかな間に、
私はさらに別の"モノ"を見つけてしまって、オーダー変更。

「や・・・やっぱり醤油うどんで・・・!」

「ちょっと待っていただけたら釜バター出来ますけど・・・!」

なぜか私に釜バターを食べさせたい雰囲気の店主。
けれども、一旦、動き始めた醤油への運命の歯車は止められない。

「しょしょしょ・・・醤油で・・・!」

「1玉でよろしいですか?」

「い・・・うぃ・・いや・・・2玉で・・・!」

「2玉ですね?」

「うぃ・・・うぃ・・・!」

まるでフレンチな受け答え。

どうも、フランス人です。

ホントは3玉イキたかったけれど、
メニューには"1玉"と"2玉"の記載しか無かったから、
『メニューの枠組みの中で勝負する』という自分の鉄則を守った。

うどんが入った器を受け取って、
おそらく高知で一番短いと思われるセルフレーンを右へ進行。

眼前に広がるトッピングパラダイス。

<アジフリャーや・・・!アジフリャーがある・・・!
そうなんだよ・・・俺は3日前から無性にアジフリャーが食べたかったんだよ・・・!>

皿にアジフリャーこと、
アジフライを乗せて、さらに右へ。

レジだ。
お姉さんだ。
美人だ。

<店主の奥方かっ・・・!
髭の店主・・・羨ましいぞコノヤロウ・・・!>

などと他愛も無いことを思いながら、
お金を払って奥の席へ。

セルフうどん麦笑 しょうゆ(2玉) & アジフライ

『しょうゆ(2玉) & アジフライ』

セルフうどん麦笑 しょうゆ(2玉)

<綺麗だ・・・白い麺線が魅せる曲線美・・・!
眠りたいっ・・・このうどんに包まれて眠りたい・・・!>

卓上にあった生姜、
それから出汁醤油を回し掛けて掴み上げる。

セルフうどん麦笑 しょうゆ 麺アップ

麺線ビシッ・・・!

<揃ってやがるっ・・・!>

クニュッと入ってムチッと返す・・・!
クニュムチの食感・・・感覚・・・!

<場所柄や営業形態を考えると・・・!
この万人ウケしそうなセッティングは、吉と出そうな気がする・・・!>

セルフうどん麦笑 アジフライ

アジフライがまたイイッ・・・!

<すっかり冷めてはいるけれど・・・!
それが逆に、子供の頃一人で留守番している昼間に、
母親が作ってくれた前の晩の残り物のアジフライを食べて、
あぁ美味しいなってシンミリ思った、あの懐かしい感じが蘇ってきて、
なんだか・・・!涙が・・・!>

まぁ、ウチのオカン、
アジフライ作ってくれたこと無いけど。

セルフうどん麦笑 かけうどん(2玉) & ちく天

『かけうどん(2玉) & ちく天』

かけ出汁はイリコだろうか、
分からないけれど、魚の香りを強く感じた。

返却口に食器を返して、麦笑を後にする。

「ありがとうございました!」
と軽くお辞儀をしてくれながら、微笑む髭の店主。

うどんも素敵だったけれど、
店主のその笑顔が一番素敵で、なんだか心が温まった。

セルフうどん 麦笑

◆ セルフうどん 麦笑
(高知県高知市本町2丁目)
営業時間/11時~15時
定休日/今のところ無休とのこと(3月24日時点での話)
営業形態/セルフ
駐車場/無

(しょうゆ2玉400円、かけ2玉380円、[1玉の場合は100円安くなる] ちく天100円、アジフライ80円など)
『麦笑』の場所はココ・・・!

 

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竜一

1982年生まれ。高知で農業経営しています。食べ歩きが好きで飲食店が好き。飲食にたずさわる人が好き。農業と高知のグルメ情報をまとめたサイト「生姜農家の野望Online」を運営。農業や生姜などの野菜のこと、大好きな飲食店を知ってほしくて書いています。[お問い合わせコチラ]

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