喜寿・静岡伊豆放浪記! 第3話 「高知~岡山」

投稿日:2013.02.04 更新日:

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岡山まで乗る特急列車「南風」は大抵空いていて、
通常、指定席を取らなくても座れるので、自由席。
ちなみに昨年鹿児島へ行った際も自由席だった。

とは言っても、
自由席の混み具合は乗ってみないとわからないので、
若干ギャンブル的な要素をはらんでいる。

老人2人が立ったままで
岡山まで行けるわけはない。

そのため私は少しドキドキしていた。
満席だった場合、どう対応するか、である。

だが幸運にも、
心配は杞憂に終わった。

南風は、いつも我々の
期待通りの姿で迎えてくれる。

乗車。

━━━1月25日(金) 午前7時過ぎ、
特急列車・南風4号、岡山行き、列車内━━━

南風に乗り込んで着席すると、
我々は早速!バシャバシャとビニール袋をまさぐった。

朝食。

静岡・伊豆放浪記 1日目 朝ごはん

『おにぎりセットと、お茶』

<おっ・・・!旨いっ・・・!
一粒一粒に見られるエッジ!コシ・・・!
ライス・アルデンテの獰猛なる攻撃力っ・・・!>

自分でも、わけのわからないことを呟きながら、
乗る前に駅の売店で買った、おにぎりセットを平らげる。

列車は走る。
「ギューン!」とエンジン音を響かせながら走る。

真ん中の通路を挟んで、
両側に2席ずつ席が設置されている、
特急列車・南風の車内。

私は進行方向に対して右側の列に座っていた。
通路を挟んだ左側の列に、オビ=ワンとオバ=アが座る。

オバ=アが言う。

「竜一・・・!
サンドイッチもあるが!いるかえ?」

「うん・・・」

静岡・伊豆放浪記 1日目 朝ごはん!サンドイッチも食べる!

『サンドイッチ』

サンドイッチは前日の夕方に、
オバ=アが地元のパン屋さんで買ってきていた。

<一晩寝かせたサンドイッチ!
旨いっ・・・!熟成されている・・・!>

さらにオバ=アが訊いてくる。

「おにぎり!もう1個、よう食べんかえ?
オジイさん、もう要らんと!」

「あぁそう!
ほんなら食べちゃお!」

私は、おにぎりをもう1個いただいた。

<断らないよぉっ・・・!
食べれるときに食べれるだけ食べるよ!俺は!>

これでおにぎり4個も食べたんだ・・・!
誰が見ても俺は裸の大将!圧倒的!山下清・・・!

静岡・伊豆放浪記 1日目 次は大杉!

高知から岡山まで、
約2時間半の道のり。

静岡・伊豆放浪記 1日目 南風の車窓から

窓の外は絶景。

それにしても・・・。

静岡・伊豆放浪記 1日目 南風の車窓から 2

退屈。

通路を挟んだ反対側の席で、
オビ=ワンとオバ=アは延々ボソボソと、
2人で車窓から見える風景についての感想を述べている。

列車は進む。
ズンズン進む。

静岡・伊豆放浪記 1日目 南風の車窓から 箸蔵

箸蔵。

静岡・伊豆放浪記 1日目 善通寺

善通寺。

静岡・伊豆放浪記 1日目 瀬戸大橋

瀬戸大橋。

<んんー!
瀬戸内海だねぇ・・・!>

静岡・伊豆放浪記 1日目 岡山駅着

━━━1月25日(金)
午前9時38分━━━

岡山駅、着。

ここで、普段は
イースター島で暮らすオカンと合流。

オカンはニヤニヤと不適な笑みを浮かべて、
ホームで待っていてくれた。

静岡・伊豆放浪記 1日目 岡山駅内

ここから東京行きの新幹線「のぞみ」に乗り換えて、
名古屋まで行かなければならない。

乗り換えに許された時間は、11分。

我々は、あまり言葉を交わす余裕もなく、
新幹線のホームを目指した。

(第4話へ続く!)
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竜一

1982年生まれ。高知で生姜農家をしています。うどんをかぶって寝たいほどうどんが好き。ラーメンとカフェも好き。これまでに食べ歩いた飲食店は数千件。高知のグルメ情報はおまかせください。農業家/ブロガー/農業界のうどん野郎/農業は生姜一本で稼いでます。

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