『旬菜よこやまのエピソードを読む』
「一軒家」出たあと、行こうとしていた店が定休日だったことで、
2軒目の選定にかなり迷ったけれど、
「旬菜よこやま」を出たあとは、もう迷いなんてなかった。
私は、がちゃさんを無理矢理連行する勢いで、
夜の帯屋町アーケード街を西へ歩いた。
がちゃさんと
一緒に行きたかった店がある。
掴むんだ・・・!
僕らのラストチャンスを・・・!
3軒目。
(このときの話を、がちゃさん視点で読む)
『運命を変えるBar!
LAST CHANCE』
(ラストチャンスの店舗画像は使い回しではなく、
がちゃさんと行ったこの夜の撮りおろしです!( ̄^ ̄)エッヘン、笑)
『プレーンオムレツ』
(オムレツの画像も、この夜の撮りおろしです!笑)
「一軒家」も「旬菜よこやま」も素敵なお店だったけれど、
やはり初めて訪れる店というのは、勝手がわからないので、
若干の緊張感をどうしても覚えてしまう。
けれども、行き慣れた「ラストチャンス」へ"帰ってきて"、
食べ慣れたオムレツを食べると、なんだか和む!
和みながら、がちゃさんにもオムレツを薦める!
「がちゃさん!
オムレツ!食べてー!」
と言いながらだ!
だが、このとき私の心にはドス黒いものが渦巻いていた!
<ククク・・・このオムレツには魔法がかけてある・・・!
これを食べたら最後、がちゃさんも"ラストチャンス依存症"さ!
俺のようにねぇっ・・・!グフッ・・・グフッ・・・!>
最近、焼酎のロックでは効かなくなってきたので、
よく飲み始めたウィスキーのロックを煽る!
旨い!
ただ、「もうウィスキーじゃないと、効かん!」
と言いながら飲んだところが、思いっきり効いて、
えらいこっちゃ!な状態になることについては、否定しない!
チビリチビリと飲みながら、
お酒の話で盛り上がる、マスターとがちゃさん!
<がちゃさん!お酒に詳しいなぁ・・・!
俺なんか飲むばかりで、お酒のこと全然知らないのに!>
がちゃさんとお酒の話ができて、
嬉しそうなマスター!
ゆったりと牛が歩くように、
穏やかな時が流れていく。
何の話をしていたのか・・・。
そうだ。たしか私がラストチャンスを
初めて訪れた夜のことを話していた気がする!
酔いが回り始めてグニャグニャしながら、
話の流れの中で、私は誰が聞いてもカッコイイ、
とても常人には言えないセリフを吐いた!
「俺・・・ここに来て・・・
ラストチャンス・・・掴んだかも・・・」
人生、あるいは運命を変えるチャンスを掴んだぜ!
みたいな意味で言った、すごい一言だったのだが、
声が小さかったのか、誰にも聞こえている感じがしなかった!(爆)
4軒目。
『日常からの開放!
cafe bar SHELTER』
ソルティードッグ!
マスターの堅田さんも交えて、
いろんな話をした!
だが、一体どういうわけだろう。
いろんな話をしたはずなのに、
何を話したのか思い出せない。
僕はきっと酔っていたのだと思う・・・。
〆の5軒目は、
もちろん!うどん!
『一両うどん』
(このときの話を、がちゃさん視点で読む)
前回、訪れたときから、
次はコレ!と決めていた品を注文!
『特上肉の牛すじ・冷』
みなぎる・・・!
肉のチカラ・・・!
キンキンに・・・!
締まってやがるッ・・・!
ちょうど他にお客さんもいなかったので、
一人でお店を切り盛りされている男性も交えて、
いろんな話をした!
だが、一体どういうわけだろう。
いろんな話をしたはずなのに、
何を話したのか思い出せない。
僕はきっと酔っていたのだと思う・・・。
がちゃさんの
『かけうどん』
こうして、キッチリ〆までフルコースでやり切って、
僕らのがちゃ場放浪記は幕を閉じた。
最後に、気持ち悪い一言を吐きたいと思う。
「また一緒に・・・
夜の街を歩こうね・・・!」
(がちゃ場放浪記・完)