三里うどん本舗 あつあつ・ひやあつ 【麺屋100店行脚・11店目】

2014.12.25

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三里うどん本舗 あつあつ・ひやあつ 【麺屋100店行脚・11店目】

2014.12.25

「おぉー寒い寒い!」
駐車場に停めた車から降りると、上着を羽織った。

12月も下旬。
はや2014年も終わろうとしている。

そんな中。
降り立った高知市十津(とうづ)。

坂の下から見えた。

三里うどん本舗1

『三里うどん本舗』

「久しぶりだな……」
店の戸を開けると中には先客多数。空席はわずか。

カウンター越し、注文する。

「か……かけを………」

外は極寒。
『かけ』にするのは当然の選択だった。

空席に腰を下ろして待っていると、背後から話し声が聞こえてきた。

「生姜農家の……」

瞬間、私、感激。
<覚えていてくれたんだ……!>

じつは私は以前、三里うどん本舗の大将夫妻と他所でお会いしたことがあった。
しかし覚えてくれていないだろうなと思い、先程も、そ知らぬ顔で注文したのだった。

「そそそ…そうです!お久しぶりです…!」
と答えながらも嬉しい。

へっへっへ。

その後、携帯ゲームで遊びながら待っていると出来上がった。

三里うどん本舗2

あっつあつの、かけうどん…!!

出汁の香り。イリコの香り。小麦の香り。
食べる前から、丼を前にしているだけで湯気と共に舞ってくる。

木製の箸を割り、麺からいく。

直後から襲ってくる……!
しなやか舌触り……!!

一般的なビールをも凌駕する…!
驚きの喉越し……!!

このうどん……!

飲めるっ……!!!

身体の中に自然にフッと入ってくる、
噛まずとも飲みおおせる雰囲気。

言わずにはいられない………!

「三里うどんは、飲み物です。」

「いやぁ、温まった……!」

まるで風呂上がり。
『かけ』をいただいたおかげだ。

「しかしそれにしても……」
私は額の汗を拭った。「少し温まりすぎたな……」

今度は冷やさなければならない。
そう思った。

だが冷やしすぎてはいけない。
外は極寒なのだ。

それでもいくらかは冷やさないと、噴き出る汗が止まらない。

「じゃあ………」
と言いながら私はカウンターのほうを振り返り、再度注文した。

「ひやあつを…!」

この局面………!
倍プッシュっ……!!

おかわりだっ…!!

三里うどん本舗3

2杯目……!
今度はもちろん大盛…!!

<先程の『かけ』は『並』1玉……!
それでは俺の宇宙…胃袋は満たせないっ……!!>

三里うどん本舗4

丼の世界を席巻する白い麺…!

三里うどん本舗5

この麺……!
この量………!

三里うどん本舗6

このエッジ…!

麺のカドが……!
断面が………!

切り立っている……!!

エッジは出汁を……!
出汁は旨味を………!
連れおおすっ………!!

『かけ』で温まった身体を、
『ひやあつ』で少し冷まして……。

圧倒的透明感を魅せる、透き通った出汁は……。

むしろ俺が、かけられたい。

そんな力強さを放っていた。