ああ・・・!
それにしても魚になりたい・・・!
唐突に魚になりたくなったとき・・・!
そんなときに行きたい・・・!
2016年4月にオープンした、活魚レストラン「漁ま」
「御座の漁ま」と呼ばれがちだが、正確な所在地は「高知市南久保」。
(*実際に行ったのは2016年6月上旬です)
とき、すでに午後2時。
「この時間だ・・・余裕で入れるだろう・・・」
そう考えた竜一。だが・・・
考えが甘い・・・!
店内!待機客多数・・・!
「俺は待てない高知県民!本来ならば待つことなんて絶対にしない!しかしここで待たなければ昼食難民になってしまいかねない危険な時間帯・・・!」
ここは待とう・・・!
待つときだ・・・!
広い店内、座敷もあるが・・・
数十分待って通された店内。
広大・・・!
店内中央に大きな生け簀(いけす)があり、それを囲むようにカウンター席があり、奥には広い座敷が見える。
幼児連れの局面。座敷に案内してもらえるものと高をくくっていると、案内されたのはテーブル席。
「座敷はガラ空きなのに、なぜ!座敷は使っていないということか・・・」
それでもテーブル席の椅子は長椅子だったため、居心地が悪いことはなかった。
漁まのランチメニュー
お造り定食に、お造り御膳。
海鮮主体だが「鶏の唐揚げ」や「豚の生姜焼き定食」などもある。
「海鮮丼にあたると思われる「漁まどん」が1480円…!1680円の「刺身盛り合わせご膳」にすると、小鉢や茶碗蒸しや天ぷらが付いてくる…!200円しか変わらないのであれば「ご膳」にしたいところ・・・」
メニューを決定しようとした竜一に、戦慄走る・・・!
「ダメだ!早まってはダメだ!よく見ると「漁まどん」は"おまかせ海鮮十種盛り"だが「刺身ご膳」は"三種盛り"と書かれている!つまり生魚の数が違う・・・」
三種盛りで我慢して・・・!
いろんなおかずをゴチャゴチャ付けるか・・・!
男らしく・・・!
漁まどん十種盛りで決め打つかっ・・・!
こうなるともう決められないっ・・・!
判断不能っ・・・!
そのとき竜一思いつく。逆転の発想・・・!
「わかった・・・決めなきゃいいんだ・・・!」
頼んじゃえ・・・!
両方とも・・・!
刺身盛り合わせご膳
選べた「天ぷら盛り合わせ」と「天ぷらうどん」は、もちろん「天ぷらうどん」を選択・・・!
「刺身の盛り方が21世紀!現代風・・・!」
ドンブリの中に敷かれた氷!その上に盛られた刺身・・・!
ごはんは1人前ずつ、釜炊き
これが『漁ま』の売りの一つであると思われるが・・・
「釜で炊いた高知県産ひのひかりは、たしかに米の香りが芳醇・・・!」
竜一家で栽培している米も「ひのひかり」。
海鮮十種盛り「漁まどん」(海鮮丼)
大きな器に、煌びやかな十種の魚たち・・・!
刺身醤油・・・!
あるいは出汁醤油をかけ・・・!
周りに敷かれた海苔を巻いて・・・
手巻き風にして食べてもよいというそれ・・・!
まさに宝石箱っ・・・!
さらにフェチにはたまらない・・・!
歓喜のウニっ・・・!
「イクラちゃんと仲良く並んでらぁ!はっはっはっ・・・!」
刺身盛り合わせご膳の「うどん」に感じるやり手の気配
海鮮もさることながら、竜一やはり・・・
注目は、うどんっ・・・!
浮かぶのはナス天・・・!
そして天ぷら界のエース、エビ・・・!
その麺・・・!
さすがに…明らかに氷結系の食感だが・・・!
氷結系には珍しい・・・
かなりの細麺っ・・・!
「おそらくこの細麺は偶然じゃない。狙い澄ました細麺・・・」
「刺身盛り合わせご膳の主役は、誰が見ても"刺身"と"釜炊きごはん"。天ぷらうどんは脇役。本来主役を張れるうどんを脇役に回すにあたり、うどんの麺を細くすることで、あえてうどんの主張を少なくする手法・・・」
うどんは主食さんを・・・
あえて、うどんはおかずさんにする技・・・!
経営はセントラルグループ
人を楽しませることに長けた会社。
「さすがに抜け目ない。目を引く大きな生け簀、釜炊きのごはん。細麺のうどん。豪快な刺し盛り。この店で起きることのすべてが綿密に計算されている・・・」
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漁まの営業時間、住所、定休日
所在地/高知県高知市南久保1-2(地図)
営業時間/11:00~15:00、17:00~23:00
定休日/月曜日
駐車場/有(広い)
一人行きやすさ/○ カウンター席有り
子連れ行きやすさ/○ 広めの店内で行きやすめ。
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